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日本@名無史さん:
座古愛子
履歴⇒明治11年神戸の被差別部落に生まれる。
生まれる前に、父と離別した為に、母と
暮らす。
家が、貧しく小学校へ通えず、
マッチ工場の女工となり、夜学に励む
愛子が、十一歳の時、母が再婚し座古家へ嫁ぐが、
その翌年、母急死
それから愛子は、女中・女工・芸者見習の職
を転々とするが、どれも長く続かず
十七歳の時重度のリュウマチを発病し
下半身付随となって、実家に戻るが、
養父は再婚し、そのあと妻との間には、
二人の子供があった。養父は、愛子に、
優しかったが、養母と愛子の折り合い
が、悪かった。
養父の進めで、愛子は、クリスチャンとなる。
奥江という技師の援助から、ベットに寝たままで、
神戸女学院の購買部を持ち、商いをし生計を立てる。
しかし、その年養父が、精神異常者に殺された。
三十一年間、寝たままの生活をし、生涯独身で、
の愛子は、神戸大空襲の6日前の、
昭和20年3月11日、68歳で、この世を去った。