近世の賤民史を研究してます。
日本経済史とか、やっている人います?
いつも、文学部院生と間違われます。
友人は文学部の方が多いです。
2 :
日本@名無史さん:02/03/05 22:22
\ えっ…と、駄スレはここかな…、と /
 ̄ ̄ ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
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∩゚Д゚,≡,゚Д゚) |.|
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∧∧ ミ _ ドスッ
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∪ ∪ ││ _ε3
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>>2 まあ、そう言わずに!
世界史の大塚久雄先生も専門は欧州経済史ですよ。
4 :
日本@名無史さん:02/03/05 22:26
>>3 いやいや、日本近世史研究の第一人者、故石井良助先生は法制史が専門ですよ。
えた頭弾左衛門の研究に先鞭をつけたのは、石井良助です。
7 :
日本@名無史さん:02/03/05 23:15
鍋田一って言っても、誰も知らないよな・・・
>>9 文学部以外で日本史を勉強している人を探して、情報交換したいのです。
11 :
日本@名無史さん:02/03/05 23:36
12 :
日本@名無史さん:02/03/06 00:01
経済史です。語りましょう。
文学部や法学部(政治史),農学部(農業史)に出入りしてました。
おお!
専門は近代ですか?私は、近世です。でも、やっている事は史学部と同じです。
ただ、学部が法学部なだけです。
>>12 すみません。明日は早いので寝ます。また。
15 :
日本@名無史さん:02/03/06 00:32
法制史って就職厳しいんじゃないの?
近代の経済史です。経済学部です。やってる事は史学科同様で,史学科にも
よく出入りしてます。
17 :
日本@名無史さん:02/03/06 02:08
漏れは法学部の法制史専攻だよ。
こんなスレが立っているとは、ビクーリ。
18 :
日本@名無史さん:02/03/06 02:44
『総理大臣織田信長』を読めば全て分かる。
スレ違い失礼。
瀧川政次郎って法制史・経済史にまたがっていたよね。
>>16 その頃の、経済史といえば農耕機械・関連ですか?
22 :
日本@名無史さん:02/03/06 21:04
純粋な農業史ってわけではないですけど,農業にもまたがっています。
そうですか。
私は、歴史家ぶってる日本思想史研究者・丸山真男が大嫌いです。
法制史の石井良助先生を尊敬してます。
あと、経済史の立教の老川先生が好きです。
法制史、経済史をやっている人は少ないからねーー!
一橋も確か、日本法制史の先生はいないはず。
名古屋の神保先生が重鎮かな。
25 :
日本@名無史さん:02/03/06 23:24
石井良介氏は名著が多いですね。
老川さんは最近満州の自動車工業に手をのばしているけど
どんなもんですかね。
老川先生は人柄が好きです。
大塚久雄の講義にもぐって、経済史研究者を目指されたそうです。
そのうち、立教の総長になるでしょう。
石井良助さんの論文は、資料的には、もう古いですね。
塚田孝(大阪市大文学部)が指摘しています。
age
28 :
日本@名無史さん:02/03/07 00:31
>>24 法学部があるのに日本法制史の専任教員がいないのか?一橋。
29 :
日本@名無史さん:02/03/07 00:38
でも石井さんて、概説っていうか教科書っていうか
論文にしてもただ事実を並べただけみたいな感じがするんだけど。
中世不動産訴訟は名著だと思うけどね。手にはいんないんだよなあ。
>>28 そうでがす。
>>29 石井良助さんは、関東の被差別部落を歩く、など被差別関係の古文書の研究に力をいれてた。
非人と野非人の関係とか。
それに、異議申し立てをしたのが塚田孝先生。
31 :
日本@名無史さん:02/03/07 12:48
>>29 『中世武家不動産訴訟法の研究』が講談社学術文庫に入るらしい、
という噂を耳にしてはや数年。とんとご無沙汰だが、
解説を書くはずの某先生が遅らせているのかな?
32 :
日本@名無史さん:02/03/07 14:41
法制史って、教授も文学部から来るし、院生も文学部出身が幅を効かせているし
学部では、古文書の読み方を練習する間もなく民法の勉強させられり、
法学部出身にとってはやりにくい
お、少し書込みが増えてる。
>>32 私は学部時代は法律学をしっかりやったおかげで
史料読むのはこれから訓練しないといけなくて大変。
けど、法律学の基礎もなくて法制史やるのは危険だと思うよ。
>>31 学術文庫から出るんだ。
創文社かと思っていたけど。
この前古本屋で6万とかで出てたよ(w
で、誰が解説書くことになってるの?
ところで、最近出た山川の『放射開始』ってどうよ?
34 :
日本@名無史さん:02/03/07 16:25
先日『中世の罪と罰』(東京大学出版会、1993)を読んだのですが、
なかなか興味深い論集&対談でした
網野善彦・石井進・笠松宏至・勝俣鎮夫の通称「四人組」の各氏が
書いておられまして、「おまえのかあちゃん、で〜べそ」という悪口を
題材とした小論など、10編ほどの論考と四氏による対談とが収めら
れています
この四氏による積極的な討論がなされていれば言うこと無し、なの
でしょうが、それを差し引いてもお勧めの一冊だと思います
(仲が良過ぎるような印象を受けるのが、少し残念です)
35 :
日本@名無史さん:02/03/07 16:47
中田薫なんかどうなのさ?
>>35 西洋から日本までなんでもこなした超人。
弟子は石井良助、高柳真三(以上日本法制史)、
仁井田のぼる(中国法制史)、久保正幡(西洋法制史)、
原田慶吉(ローマ法)で最強。
日本の前近代法を西洋法の概念で分析するところが
強みであり、限界でもある。
論文集買いたいけど、高くてまだ手が出ない。
>>32 東大かな。
東大の新田先生は文学部出身だね。
専門は中世だよね。
謙虚で優秀な人ですね。
38 :
日本@名無史さん:02/03/07 19:17
>>37 新田先生は法制史と相撲の分野にまたがっておられます(w
39 :
日本@名無史さん:02/03/08 02:32
40 :
日本@名無史さん:02/03/08 02:38
新田一郎って同姓同名で西洋史にも研究者がいたような。
41 :
日本@名無史さん:02/03/08 10:04
>>37 新田先生いいですね。
親子で中世史ってのも渋いし。
山川の「放射開始」中世だけ読んだけど、それなりに面白かった。
なんつうか、新田先生(ここは「先生」付けなの?)って社会全体を大局的に捉えるのがすごく上手だと思う。
いや、俺、法制史ってよく知らないんで、もともとそういうものなんかもしれないけど。
43 :
日本@名無史さん:02/03/08 15:12
>>42 32,37,38,39,41あたりは東大関係者と思われ。
それゆえ、「先生」付けなのでしょう。
かなり限定された世界なので、この5人の方の何人かは漏れと知り合いなんだろな。
というか、となりでカキコしてる人かも。
44 :
日本@名無史さん:02/03/08 15:17
なんか新田先生大人気。
45 :
日本@名無史さん:02/03/08 15:34
現在の東大の日本法制史関係者って4月入学の陰性も含めて5人だが・・
↑ あ、法学部限定ね。
47 :
fusiana:02/03/08 16:32
>>45 その5人に含まれないけど、関係者のつもり。
こっちだっけ。
49 :
日本@名無史さん:02/03/08 17:22
IP晒したければfusianasanをメール欄に入れて。
>>47 どういう関係者だろ?(w
50 :
日本@名無史さん:02/03/08 18:54
俺は東大じゃないよ。
新田先生は、謙虚な方ですよ。
あまり面識は無いですが。
でも文学部出身という事で、虐められてないのかな?
51 :
日本@名無史さん:02/03/08 19:18
名古屋の神保さんって、学会での評判的にはどうなんですか?
一般教養とったことがあるだけなんですけど。
52 :
日本@名無史さん:02/03/08 19:18
>50
>でも文学部出身という事で、虐められてないのかな?
東大法学部法制史のドン石井紫郎氏の庇護の下にあるので大丈夫です。
あのバリトンボイス素敵(はぁと)
53 :
日本@名無史さん:02/03/08 20:29
>>52 そうなんですか。
外から見てて、法学部が己の学部から教授を出せなかった(出さなかった?)ので
異色に見えます。
本当に優秀な人なんでしょうね。
>>51 神保先生は近世では「重鎮中の重鎮」ではないでしょうか?
ただ、講義はみなさん、通史をやって専門分野にはふれませんからね。
54 :
日本@名無史さん:02/03/08 20:49
>>53 新田氏は文学部の博士課程のときに『法制史研究』に出した
「日本中世法制史研究の動向から」という論文が石井氏の目に留まり、
法学部の助手になるという異色中の異色の大抜擢を受けた。
法学部出身で後継者として適任な人がいなかったのが
大きな原因とも思う。
『日本中世の社会と法』は石井氏の視点を導入していてよくまとまっていると思う。
ちなみに新田氏の講義は古代後期から室町までの、彼の論文に沿った
専門的なものですよ。
55 :
日本@名無史さん:02/03/08 21:05
>>53 これこれ、昭和20年代生まれの人に対して、「重鎮」は気の毒です。
確かに、R命館のO平先生あたりと並んで、脂の乗った実力者ではありますが。
>>42 新田さんだったら、講談社『日本の歴史』シリーズの方(太平記の時代)を勧めたい。
新田さんの著作は法制史という前提を置いてしまうと少々堅苦しい感じがするが、そ
の拘束をはずしたテーマ設定だと、非常に面白いと思う。
>>57 いや、もちろんそっちも読んでます(w
でも、確かに新田さん(んじゃ、さん付けにしよ)の著作・論考なら、
『相撲〜』だの「虚言〜」だのの方が面白いっていう人も多いみたいですね。いや、よく知りませんが。
『日本中世の社会と法』は石井紫郎氏らの「国制史」という枠組みで
書かれていて、一般史(法制史学の側からは文学部の国史をこう呼ぶことが多い)
の人にはその前提がないから難しく感じるのじゃないかなと思います。
私は法制史の人間なので法制史として書かれたもののほうが面白く読めますね。
ちなみに『放射開始』の中世部分は東大の日本法制史の講義のダイジェスト版ってかんじ。
60 :
日本@名無史さん:02/03/10 19:52
age
ほとんど「新田先生を語る」スレですの。
62 :
日本@名無史さん:02/03/10 23:13
>>62 「一般史」との比較ではないんですけれど、「国制史」とは何か、ということについては、
『比較国制史研究序説』(柏書房、1992)の冒頭で、比較的わかりやすく説明されてい
ると記憶しています。もし既読でなければ、ご参照を。
64 :
日本@名無史さん:02/03/11 20:06
teikiage
65 :
日本@名無史さん:02/03/11 20:40
4月から教養課程の新二年で
三年から法学部で法制史をやろうと思っているんですけど、
今のうちに読んでおいたほうがいい古典があれば教えてください。
66 :
日本@名無史さん:02/03/12 00:59
岩波文庫ででてる穂積陳遠の「法窓夜話」。
現在は品切れだったと思うから、図書館で借りるか古本屋を探すべし。
穂積陳重の間違い。
息子の重遠とごっちゃにしちゃった。
68 :
国文学科卒業:02/03/13 16:36
水林彪さんって、どうなんですか?
記紀神話の世界観について書いてるのは読んだことあるんですけど、
法制史のは読んだことないんですよね
<<68
法制史の単著はなかったのでは?
『記紀神話と王権の祭り』は、ちょっと評価が難しいようですが、近世のやつについては、
概ねそう悪いことも言われていないようです。
やはり国家学会雑誌連載の「法と国制研究序説」が一番良いのでしょう。あれは歴史の人
たちにも、一定のインパクトがありましたし・・・
ゴメン。「近世の法と国制研究序説」でしたよね。
ウェーバーをうまく使ったのが、歴史の人たちに評価されたポイントだったようですが・・・
71 :
日本@名無史さん:02/04/27 22:10
age
72 :
日本@名無史さん:02/04/28 19:03
gae
73 :
日本@名無史さん:02/05/05 00:48
このスレも伸び悩んでいますね。もともと法制史関係の人が少ないからなのかな。話題も少ないし。
すみません、諸事情を勘案して書き込みやめました。
あげ