■■大河ドラマ「武蔵」主演決定■■

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37マジにドキュソのようだ
“顔よし、声よし、姿よし”と形容される歌舞伎界のプリンス・市川新之助(24)が、
来年のNHK大河ドラマ「武蔵 MUSASHI」の主役に起用された。
短髪が凛々しいお茶のCM姿から一転、宮本武蔵を思わせる長髪にヒゲという
ワイルドな男に変身して報道陣を驚かせている。
 この新之助、“海老さま”の愛称で親しまれた祖父・11代目市川團十郎に
ウリ二つと評判。艶福家で豪放磊落な性格も祖父から受け継いだようで、
宮沢りえや松たか子といった女性らと浮名を流した。1年ほど前には名古屋の
高級クラブで「役者仲間と取っ組み合いし、ドアを蹴破る」という大立ち回り
も演じている。
「本人はこの事実を隠すどころか、あっさり認めた。この潔さに、周囲は血気
盛んなのは彼の長所と、逆に“大物”扱いでした」(芸能記者)
 この野性味こそが最大の武器。ただし、新之助は元をたどれば、幼稚園から
青山学院というボンボン育ちだ。
「もっとも、彼は高校の途中で堀越学園に転入した。青学の場合、よほどのことが
ない限り大学までエスカレートで進める。よほどの成績不良があったとうわさされ
ました」(芸能リポーター)
 なにしろこの新之助、歌舞伎座「源氏物語」で光源氏役を演じた際も「先生、
源氏物語って何ですか?」と原作者の瀬戸内寂聴さん(79)に聞いてあきれさせ
ている。寂聴さんと一緒に訪れた京都御所の意味も分からず、「光源氏が昔住んで
いたところよ」と教えられてようやく納得したのだ。
「瀬戸内氏はそんな新之助を怒るどころか、“彼は遠足に行っている子供みたい。
私は孫が学芸会で失敗したらどうしようとハラハラしているおばあちゃんの心境”
とほほ笑ましく彼を語っている。勉強はできないが、長嶋監督のような直観力の
素晴らしさを評価しているのです」(芸能評論家・植草悠氏)
 新之助は今、宮本武蔵を勉強するため、武蔵を題材にした漫画「バガボンド」を
熱心に読んでいるという。やっぱり大物?