>>464 日大が力入れてるのは法律系統だから、どうかな?
468 :
日本@名無史さん:02/02/26 08:38
469 :
日本@名無史さん:02/03/15 02:38
age
470 :
日本@名無史さん:02/03/15 03:32
なんでそこまで秦に肩入れできるのかね?
秦もあの年齢だから、おれも直接にその論文を受け継いだ経験はないが、
しかし、ちょっと『昭和史の論点』を見ただけで、
幾つもおかしな点が出てくる。
例えば、陸軍が日米開戦後すぐ、対ソ戦をやろうとしていたとか。
(対ソ戦を強く志向してたのはごく一部)
36人のビルマ独立志士とか。
(正しくは30人。「ビルマ独立軍」も「ビルマ独立義勇軍」の間違い)
開戦に反対したら天皇が幽閉されていた可能性が十分にあるとか。
(極論だよ、そんな具体的な史料も状況もないし)
ハル・ノートで血が逆流とか。
(軍部はとっくにやる気で、交渉を迷惑がる向きも強かった)
佐藤がアメリカの陸軍力を過小評価していたとか。
(佐藤は引き分けに持ち込むのがやっとだとしか考えていない)
少し前の論文だと、影佐工作を高く評価してたし。
(今ではそう考える人は一部だけ。秦も敢えて語らなくなった)
陸軍の統制は太平洋戦争に向かってかなり進展したとか。
(とてもそうは思えない)
>>470 あんたみたいなやりかたで「文章」読んだら、とてもじゃないが、
みんながみんな、文句つけたくなるんじゃないの?
たかが「座談会」にいちいちくだらんケチつけるのはいかがなものか(藁
>470
っていうか、君の論点と見解が変だよ。
>ハル・ノートで血が逆流とか
(というと、別にハル・ノートがきたところで平常を保っていたってことかい?)
>佐藤がアメリカの陸軍力を過小評価していたとか
(というと、佐藤はアメリカの陸軍力を正当にあるいは、過大評価してたってことかい?)
473 :
日本@名無史さん:02/03/15 04:32
影佐というと汪兆銘の話か?
秦が高く評価したって? 少し前の論文って何よ?
>>470 >陸軍の統制は太平洋戦争に向かってかなり進展したとか
そうすると悪化したの?
そういやあ、ひでえHPがあったなあ。
戦史についての比較的まじめなものだと思ってたら、自説なんかはほとんど書かないで、
知られている作家とか、学者の書いたものに対しての「揚げ足取り」と
「間違い探し」に励んでる。当人がまともな人間ではないから、汚い言葉も平気で使う。
自分では論文を書かないで、後になって人の「批判」ばっかりするのはある意味「強力」だな。
結構、アクセスされてるみたいだから、この中でも見たやついるかもね。
いるいる。某院にもそういう変人がいる。自分では何にも書けないくせに、
人の悪口になったら急に評論家ぶって語りだすのが。まあ、どこにでも
そういう人いるのでしょうけど。
「お前何様?」「人のことより自分のこと心配しろよ」と言ってやり
たいが・・・なかなかそうもいかない。オレも因縁つけられるくらいの
量を書きたいよ。
評論家と研究者は違うことが分からない
分をわきまえてることを評価できるな
研究しても相手にされないことは分かってるんだから
>470
一部とかごく一部とか適当なこと書き散らしてるね
資料検証ができない人間が批判の時によくやる手だね
具体名をあげることができない(藁
論文だったら全く相手にされないな
つーか470じゃないけどさ
ネットで、それも2chでその人がどんな論文書いてるかもわからんに
「こんな揚げ足取りばかり書いてる奴は・・・」も何もないでしょう。
そういうことこそ、意味無いレスでは?
座談会でも何でも、その人の考え方とか傾向などが見えるのだから、
そこに何か言ったってかまわんと思うがね。
なんでそんなに秦がすごいと思うのか、持ち上げられるのか、
私もわからないわ。
479 :
日本@名無史さん:02/03/15 14:19
異常だね。
ずっと底に沈んでいたスレに、ちょっと470で書いたら、
サゲの連発で夜中にここまでレス(それも全部同一趣旨)がつくとは。
よっぽど崇めてるんだな(藁
影佐の件は元ネタは『人物往来』の論文だよ。
酷使大辞典にも同一趣旨のことを書いてる。
座談会で見せる大まかな流れの把握にこそ力量が現れるもんだろ。
座談会形式でも、網野や石井なんぞは、ここまで誤解を生むことは言わないぜ(藁
480 :
日本@名無史さん:02/03/15 14:22
影佐の王兆銘工作か…。
塚本誠の「ある情報将校の記録」読んだのを思い出すな。
481 :
日本@名無史さん:02/03/15 14:23
秦は「昭和史の軍人たち」で影佐のこと書いてるけど、そんな感じはしなかったなあ。
483 :
日本@名無史さん:02/03/15 20:17
追加1
『人物往来』→『経済往来』
追加2
佐藤の捉え方は決して小さな問題ではない。
田中、武藤ではなく、佐藤こそが佐藤の腹心。
彼の戦略構想は、東条時代の戦略を見るためには重要。
秦は「東条英機」(『経済往来』1979・7)でも、
上記のような佐藤観を記しているが、
どうにも東条を真っ当に評価できてないようだ。
例えば、消去法的に陸相になったとか、「事務屋」としての性格を強調しているが、このへんは眉唾。
いわゆる「強硬派」(影佐も入れるべき)の利益を代表する切り札として認識すべき。
秦は1938〜1941年あたりの政治史が苦手に見える。
484 :
日本@名無史さん:02/03/15 20:24
追加3
秦は上記の「東条英機」でも、東条が「陸軍部内の統制を回復させ」たとし、
『太平洋戦争への道』でも、北部仏印進駐後の人事で、
「下剋上の風潮が衰え、軍首脳部とくに陸軍大臣の統制力が強化されたのも、
事実であった」とする。
しかし、こんなもん、別に専門的な話を知らなくても、
辻政信の行動を見ればおかしいってことはわかる。
専門的に見ればなおさら。
追加4
影佐の話を深めたければ、既に名前があがってる劉傑の本でも読めば?
秦が影佐評を、『昭和史の軍人たち』に入れる時に改稿したのかはおれは知らない。
しかし最初に発表されたものや『国史大辞典』のものは、
明らかに好意的に評価しすぎている。
485 :
日本@名無史さん:02/03/15 20:25
ごめん
佐藤の腹心→登場の腹心
20年以上も前の話かよ。ご苦労なこった。
487 :
日本@名無史さん:02/03/15 20:31
その東条観が変わっていないのが問題なんだがね。
悪態だけは見事だな>486
488 :
日本@名無史さん:02/03/15 20:36
『昭和史の軍人たち』として出版されたのは1987年だってよ。
489 :
日本@名無史さん:02/03/15 20:42
それは文庫版だよ。昭和57年に出版。
490 :
日本@名無史さん:02/03/15 20:47
私はそれ読んでないが、汪兆銘工作を秦が高く評価するなんてことはまず、
考えられないと思うよ。人違いじゃないのかな。
俺、文庫版なら手元にあるよ。
492 :
日本@名無史さん:02/03/15 20:50
>>490 汪兆銘工作全体という意味ではない。
影佐は日中友好に尽くす和平主義だったという捉え方がおかしい。
493 :
日本@名無史さん:02/03/15 20:56
要は、影佐が『日華協議記録』の段階から、
陸軍主流の意志に反して善意を見せていたという捉え方。
このような理解を受け継いでいるのが、最近では戸部良一。
だけどこれも、一時代前の研究でさえ、影佐の本音が「謀略」だっていう
田尻某の回想記を紹介していて、半ば破綻していた。
494 :
日本@名無史さん:02/03/15 21:02
読んでないから分からんが、秦さんは「謀略」じゃないっていってるわけ?
「その第二次近衛内閣に陸相として入閣したのが、前航空総監の東条英機
であった。阿南陸軍次官と沢田参謀次長の選定ともいわれるが、全軍の
輿望を担ってというよりも、前後に適当な軍政家がいないという消極的、
事務的理由からだったようだ。阿南は間もなくこの人選を後悔するが〜〜」
って書いてある。
496 :
日本@名無史さん:02/03/15 21:08
>>494 細かな表現は忘れたが、寛大な条件だったことを高く評価していた筈。
おれもそれを読んで、ずっとそうなのかと思ってたもん。
>>495 その前段階の陸軍次官就任のあたりから、「強硬派」あるいは反石原系の
期待を担って登用されたのが実際のところ。
497 :
日本@名無史さん:02/03/15 21:10
1938〜1939年あたりの1つの見方としては、
堀場一雄『支那事変戦争指導史』でも読んでみたら?
これは学術書ではないが、参謀本部側が東条をどう見ていたかがよくわかる。
498 :
日本@名無史さん:02/03/15 21:15
40年以上も前の本で恐縮だが、『日中戦争史』読む限りでは、特におかしな点はないけどなあ。
499 :
日本@名無史さん:02/03/15 21:19
>>498 1937年のことをしっかり分析しているのは認めているよ。
ただ、第5章「日中戦争期における拡大派と不拡大派」などというのは、
やはり時代を感じさせる。
500 :
日本@名無史さん:02/03/15 21:37
畑元帥なんかは東條陸相が既定事実だったみたいに書いているが、実際に
「全軍の輿望」を東條が負っていたのかは私にはわからん。現に、
秦さんが書いている阿南陸軍次官と沢田参謀次長のことも知らないし。
秦も宮地もたいしたもんだよ。なんだかんだいったって、有名な歴史学者として
の地位を確立した。
502 :
日本@名無史さん:02/03/15 22:14
そんな世俗の評価なんかどうでもいいよ・・・
どうでもいいとはいかがなものか
そういやあ、前田朗っていう東京造形大ってところの教授が、ひどく口汚く罵って
たな。こういうやつが「人権」だのなんなのって言えた口かよ、と思ったもんだ。
それもたいした内容じゃないのにもかかわらずさ。
505 :
日本@名無史さん:02/03/21 10:45
日大法学部の教授会でも秦は嫌われ者らしい。
>>505 それ嘘だろ。法学部の教授会で投票やって過半数以上取ってるから招聘されるんだろ。
日法みたいに保守系が多いところで、特段嫌われているとは考えられない。
>>470 終戦時みたいに意見が半々に分かれている事態ならともかく、
ハルノートが来て、おおよそ開戦に一致したものを天皇が反対して
ひっくり返そうとしたら、江戸時代の主君押し込めじゃないが、
天皇の身になんらかの事態が生じた可能性は否定できないよ。
508 :
率直なギモン :02/03/27 13:50
日本史の研究者ってモテなさそう…。
楽しいですか?
モデルと結婚して、合間に女子大生と不倫をしています。楽しいですが、何か?
510 :
日本@名無史さん:02/03/29 02:51
>>509 おまえ、マジで捕まるぞ。いいかげんやめとけ。
513 :
日本@名無史さん:02/03/31 23:55
秦ゼミってどんな史料・テキスト使ってる?
院生・学部生を問わず詳細きぼーん。
それでだいたいの指導風景も伝わってくるってもんだ。
終了
age
糞スレあげんなよ ボケ