162 :
日本@名無史さん:
16世紀末に日本に滞在していた宣教師ルイス・フロイスは日本の犬を含めた肉食習慣について
「日本人は野犬や鶴,大猿,猫,生の海草などを食べる」と著し,肉食が日常化していたことを物語っている.
また特に犬肉食については「われわれは犬は食べないで,牛を食べる.彼らは牛を食べず,家庭薬として見事に犬を食べる」
と論及しており,当時の日本人は精力を付けるための薬食いとして犬を食べていたようだ.
犬食がどの程度行われ,またいかなる地域で行われていたかは詳らかではないが,ほぼ全国的に行われていたと思われる.
江戸時代最古の料理書『料理物語』によれば,「いぬ すい物.かひやき」として調理すべしとあり,
貝類と一緒に焼くような調理法があったようだ.
また『料理物語(魚菜文庫本)』では,跋文の後に食物の格付けが記されており,
獣類の中に「中食の分」として「狗肉」との記述が見られる.
江戸時代では,犬肉は主に薬食いとして冬に保温・滋養のために食されていた.
それも特殊な機会に食されるものではなく,ごく一般的日常的に,また身分の上下を問わず食されていことは
「我等若き頃迄は御當代の町方に於て犬と申ものはまれにも見當り不申候若たまさか見當り候へ武家町方共に下々のたべものに
犬に増りたる物は無之に付各冬向になり候へは見掛け次第に打ちころし賞翫仕るに付まゝの義に有之事也」
と記されている大道寺友山の『落穂集』にも明らかである.
すなわち「犬が居たとすれば,『これ以上のうまい物はない』と人々に考へられ,直ぐに食はれてしまふ」ような状況であったのである.
また,小塚原や鈴ヶ森などの刑場にいた人足は常食にもしていたという.
しかし,明治以降は太平洋戦争後の食糧難の一時期をのぞいて,記録はほとんど見あたらない.それ以降犬を食べる風習が残っている地域は,
独自の文化を保ち続けた沖縄しか見あたらず,それも常食にはしていない.
163 :
日本@名無史さん:01/11/25 16:06
ツマーリ犬食いの野蛮人は沖縄人だけということだね
164 :
日本@名無史さん:01/11/25 16:26
というか日本人すべてが犬食いの野蛮人の子孫だな