そんなことより1よ、ちょいと聞いてくれ@日本史

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10海亀のスープ
水夫は以前に、漁に出ていたとき難破して。漂流したことがあった。
漂流しているうちに船の食料が尽きてきた。

そんな時コックが、「海亀のスープ」を作って出してきた。
そのスープは大変美味なスープだった。
船員たちはそのスープのおかげで生き延び
数日後無事助け出された。

この日、レストランで「海亀のスープ」というメニューを見つけた
水夫は漂流した時のことを懐かしく思い出し
「海亀のスープ」を嬉々として注文した。

出てきたスープを口にした水夫は愕然とした。
「このスープはあの時と同じ味じゃない!」
そこで水夫ははたと気付いた。
「あのとき飲んだスープは海亀のスープなんかではない!
漂流した時、スープが出てくる前夜、衰弱して死んだ仲間がいた。
衰弱して死んだ仲間を調理してコックは「海亀のスープ」として出してきたのだ!」
それに気付いた水夫は自分の行為を許せなくなり(知らなかったとは言え仲間を食べたという行為)
自殺したのです。