>>710 生半可に石井を振り回してヴァカをさらすのはよした方がいいよ。
植民地化の危機が客観的に存在しなかったのだから、
「不平等」条約を結んだ幕府は愚か、という理屈が仮に成立するならば、
維新政府成立時にその「不平等」条約の絶対遵守を欧米に誓った薩長は、
輪をかけて愚かで無責任だということになる。
幕府が結んだ条約を何ら批判せず丸飲みした時点で、
薩長には条約を批判する資格はない。
明治政府が後に不平等条項の改正に四苦八苦するのは、
薩長にまともな人材がいなかったことと、対英屈従路線の結果にすぎない。
なお、井伊が結んだ条約に関しては、居留地に外国人を封じ込めたことにより、
国内の産業・行政が欧米に蚕食されることを防いだという積極的な側面があることもお忘れなく。