だが、そんなZEEBRAを尻目に男は日本風土を目に末たリリックを既にライムしていた。 そうさボクらはSuper Boy!、左記は明らかなマッチョイズムの表れである。 We are COOLやな事あってもどっかでカッコつける、左記は反骨心旺盛な若者を嘲笑うかの如く見せるニヒリズム 夢だけ持ったっていいでしょ?、左記は日本的風土、即ち万人に受け入れられる哀愁間漂うセンチメンタリズム 上記を巧みにコラージュし、MC桜井は降谷の提言した「革命」を具現化したのである。 そして今現在、MC桜井はジャニーズと言うある種の人間が猛烈な嫌悪感を抱く禁地で 孤高に、だが悠然と、戦っているのだ。「時代」で痛烈に社会をDisし、 「a Day in Our Life」では、G-FUNK特有のシンセサイザーのレイドバック感をサンプリング し、全米進出への布石と共に、過去の蓄積をリスペクトしている。ドン・キ・ホーテの呼び名はもう必要 無いのかも知れない。進化し続けるMC桜井を人生を賭して見つづけたい。【b】磯屁 涼