斎藤「最近、疲弊し切っちゃって、すっからかんになっちゃう人が多い。引きこもっている人たちの気持ちを
聞いてみると、空っぽになっちゃった感じというか、枯渇しちゃったみたいな感じになるらしいんです」
ひろゆき「それは、メシ食ったり、寝たりしても治らないんですか?」
斎藤「人間関係って、空気みたいなもの。引きこもっていると、そこだけ絶たれちゃう。食糧や睡眠を補給し
ても、人間関係が補給されていないと、なんか枯渇しちゃうんですよね」
ひろゆき「引きこもる前、枯渇してなかったやつは、友人に会うと増えて、友人に会わなくなると減る状態だ
ったんですかね?」
斎藤「親密な人間関係じゃなくても、毎日、ワサワサ人がいるところにいるだけでも、プラスらしいんですよ。
実際、入院させただけで、元気になっちゃう人って、いるんですよね。多くの場合、人に触れていると、何と
かなる」
ひろゆき「そしたら山手線に乗っていたら、1日中(人に触れていられる)」
斎藤「あると思いますよ。ただ、事前に予測すると、同時にストレスでもある。やはり、出ないでいようという
判断が、なかなかやめられないのではないか」
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