【30代】30歳を過ぎたひきこもり【Part237】

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113(-_-)さん
彷徨う“未婚40代非正規”の鬱々たる現実

 非正規労働者の相対的貧困率は、若年男性(25〜34歳)では23.3%と5人に1人であるのに対し、壮年男性(35歳〜44歳)では3人に1人(31.5%)、
配偶者のいない女性ではさらに増え、2人に1人(51.7%)に上ることがわかった――。

 「今はまだ、母の面倒を見なきゃならないんで、なんとかなってますけど。自分1人になったら……ヤバいなぁって思うんです」

 厳しい就活を乗り越え、正社員として雇用された彼は、2度のリストラにあったのち、非正規社員として働いていた。最初の会社では
事業縮小で、所属部署が消滅。会社の紹介で転職した会社では、1年後に買収され、再びリストラされた。そして、製造業関連会社の
非正規社員になったのである。

 35〜44歳までの非正規労働者は(既婚女性を除く)、2002年の51万人から2012年の104万人と、10年間で倍増(総務省「労働力調査(詳細集計)」参照)。
最近は、非正規の正社員化を進める企業も増えてきたが、40前後の非正規の人たちは、少々置き去りにされている感も否めない。

「40過ぎて正社員採用してくれる会社ってないんです。
募集要項には、そんなことは書いていない。
でも、明らかに無理。何度、面接に行っても落とされる。
連敗が続くと、『生きてる価値ないぞ』って言われているみたいで。
そんな中で、『非正規でよければ、来ませんか?』って言ってくれたのが今の会社です。
生活もかなり厳しくなっていたんで、お世話になることにしました」・・・「やっぱり正社員になりたいですよ。
でも、『あきらめるしかない』かなって。うん、あきらめるしかないなって。まるで底なし沼にいるようで。
あがけばあがくほど、沈んでいく。そういう自分しかイメージできないんです。世の中、なんやかんやいっても仕事。
40過ぎて、母親と2人暮らしで非正規だと、世間はまともな職につけない、
どうしようもない『パラサイト中年』だっていう目で見ます。『しっかりしなさいよ』とか、『お母さんも心配してるぞ』とか周りから言われると、相当キツイ」