ダイヤモンドオンライン「引きこもり」するオトナたち
【第123回】つり革に触れない、手や声が震える 社会参加したい人たちの抱える漠然たる不安の正体
得体のしれない不安が、世の中を覆っている。最近も、『「引っ込み思案の目立ちたがり屋」が陥りやすい
“社会不安障害”の苦しみ』という2010年3月に書いたコラムに、アクセスが数日間、急上昇したことがあった。
なぜだろうと思って調べてみると、ヤフートピックスで取り上げられた他媒体の社会不安障害についての記事
の関連として、このときのコラムが紹介されていたのだ。≪共通する特徴は、強気と弱気が混在。人前に出る
と緊張する。赤面恐怖、視線恐怖といった症状がある。大学を卒業できても、会社に入ってから、職場で不適応
を起こしてしまいやすい≫ 2年半以上も前に書いたこの記事が、こうしてたびたびクローズアップされるのも、
きっといまの世の中が、長引く不況や震災の影響で、先行きの見えない時代だからなのだろう。昭和初期の
金融恐慌の時代、作家の芥川龍之介は、≪何か僕の将来に対する唯ぼんやりした不安≫と記した。不安には、
何か根拠があるわけではないと、筆者の周りで生きづらさを感じている人たちも、よく口にする。(続きはリンク先)
ttp://diamond.jp/articles/-/26119