常に"発達"の視点を持って患者さんを診ることが, 広汎性発達障害の正しい診断につながる
広沢正孝氏(順天堂大学スポーツ健康科学部健康学科教授・精神保健学)に聞く
http://www.igaku-shoin.co.jp/paperDetail.do?id=PA02918_02 >「成人の発達障害」や「アスペルガー症候群」といった概念は,社会で何らかの"生きにくさ"を
感じていた人々に,その理由を明快に示し得ることから,今や広く一般にも認知されつつある。
しかし障害の本質が見えないまま,呼称のみが独り歩きしている感も否めない。本紙では『成人の
高機能広汎性発達障害とアスペルガー症候群――社会に生きる彼らの精神行動特性』(医学書院)
を著した広沢氏にインタビュー。この障害を正しく理解し,"生きにくさ"を解決するためのヒント
を聞いた。