県内のNPO、元気! 37団体参加し活動を紹介 和歌山
県内のNPOやボランティア団体などの活動についてPRする「わかやま元気NPOまつり」
が26日、和歌山市手平2丁目の和歌山ビッグ愛で開かれ、37団体が参加した。会場では
各団体がブースで日ごろの活動内容をパネルで紹介したり、物品販売をしたりした。
同市内にある耕作放棄地を利用して、非行少年やひきこもりの若者に農業体験をしてもらう
活動などをする「顔晴(がんば)るヤングサークル」は自分たちで作った無農薬の野菜や米
などを販売。また来場者に活動への参加を呼びかけていた。「わかやま環境ネットワーク」
のブースではペダルをこいで発電機を動かし、電球をともす体験ができるよう自転車を設置
した。一生懸命にペダルをこいだ市立小倉小3年の松井友花さん(8)は「しんどかった。
電気を作るのは大変」と話していた。会場では、同市内のNPOやボランティア団体、行政
など複数の団体が連携して行う事業のうち特に優れたものを初めて表彰する「わかやま市民
協働大賞」の審査もあった。応募した9事業のうち1次選考を通過した3事業についてそれ
ぞれの団体が発表。来場者や審査委員の審査の結果、和歌山市での子育てに役立つ情報をま
とめた冊子を作った「市つれもて子育て応援ブック作成事業」(転勤☆ズ、市こども家庭課)
が大賞に選ばれた。(楢崎貴司)
ttp://mytown.asahi.com/areanews/wakayama/OSK201102260146.html