シリーズ うつ治療を問う(2)社員のストレス 早期緩和 (読売新聞)
http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=37250 >職場のうつが深刻化している。厚生労働省の調査では、うつ病と自殺による社会的損失は年2・7兆円。
同省は10項目前後の簡単なストレスチェック票を作り、2012年から企業に実施を義務づける方向で
検討している。大阪ガス(本社・大阪市)では、02年から独自にストレスチェックを行っている。パソ
コンの導入で仕事量が増え、不眠や体調不良に陥る社員が増えたためだ。社員は健康診断の時期に専用サ
イトを開き、「自分のペースで仕事ができる」「何をするのも面倒」など、職業性ストレス簡易調査票
(旧労働省作成)を使った46項目の質問に答える。結果は本人と産業医しか見られず、上司への報告は
本人の了承が必要だ。要注意の数値が出た社員は、産業医の岡田邦夫さんが面接する。すると、家族の病
気などの悩みと、多忙な仕事との板挟みで苦しむ姿が浮かび上がってくる。