ひきこもり:「若者問題の理解を」 支援者交流会、来月12日から岐阜大で /岐阜
第6回社会的ひきこもり支援者全国実践交流会」(毎日新聞など後援)が2月12、
13の両日、岐阜市柳戸の岐阜大学で開かれる。若年失業者の増加やホームレス化など、
若者を巡る深刻な状況を共通の認識とし、社会総掛かりでの若者支援を訴える。現地
実行委員会の中川健史共同代表は「若者問題の理解を深めるため、ぜひたくさんの人に
来てほしい」と呼びかけている。交流会はこれまで和歌山、東京などで開かれ、今回が
6回目。岐阜では初めてとなる。プログラムは12日午前9時半開会で、自身もひきこ
もり体験を持つ作家の旭爪(ひのつめ)あかねさんが「若者の孤立と苦悩から豊かな支
え合いへ」のテーマで記念講演。同10時50分からは、昨年4月施行された「子ども
・若者育成支援推進法」の自治体による取り組みの差などを基に、今求められる若者た
ちへの支援のあり方を話し合う特別シンポジウムが開かれる。午後は、就労支援と仕事
おこしや、不登校・不登校後の支援のあり方など6テーマごとに実践交流会がある。
13日はワーカー養成セミナーの後、全国から参加した親の会、家族会の交流会がある。
参加費は全日程が大人3000円(当日3500円)、学生2000円(同2500円)
。初日午前の記念講演と特別シンポジウムだけは大人1000円、学生500円。
問い合わせは事務局のNPO法人「仕事工房ポポロ」(058・337・0701)か
中川さん(090・7432・9158)。【山盛均】
ttp://mainichi.jp/area/gifu/news/20110130ddlk21040023000c.html