【テレビ】ヒキネタがあったらageるスレ16【新聞】

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743(-_-)さん
カレンダー:統合失調症持つ狭山の尾崎航太さん、自作の詩をまとめ /埼玉

 ◇自然の美しさ、人とのふれ合い、思い出…自分の気持ち表現
統合失調症を持つ尾崎航太さん(28)=狭山市北入曽=が、自分の書いた詩をまとめた
今年のカレンダーを作った。自然の美しさや、人々とのふれあい、子どものころの思い出
などをテーマにした作品が並び、「心が癒やされる」と評判を呼んでいる。
カレンダーは「航海」と名付けた。父の克己さん(64)らとデザインを考えた。月替わり
でA4判。前年につくった詩の中から季節に合うものを選んだ。1月は「ぬくもり」、2月
は「風邪」、3月は「桜咲いて」。一番気に入っている詩は、8月の「踏みしめてた頃に」。
「小学生のころ、母の実家である神社でいとこと遊んだことを思い出して作りました」
野球少年だった尾崎さんは、16歳で統合失調症と診断された。17歳、薬の副作用でつらい
夜に鉛筆で自分の思いを書きとめたのが、詩を作った最初だった。「だれかに自分の気持ちを
知ってほしかった」。さびしい時や、何かにのみ込まれそうになるとき、作詩するようになった。
06年末に当時通っていた作業所の所長から翌年のカレンダー作りを勧められた。以来、ほぼ毎年作
るようになり今回で4作目。カレンダーを買った人から「心があたたかくなった」などの手紙をもらう。
これまで作った詩は約150。病気の体験談などを語り合う場で詩を朗読すると、涙を流して聞いてく
れる人もいる。現在は所沢市の地域活動支援センター「〓埜扉(しのひ)」に週3回通い、今後は、
就労訓練を受ける予定だ。「いつか就職して、その体験も詩にしたい。詩集を出すのが夢です」【坂巻士朗】
ttp://mainichi.jp/area/saitama/news/20110120ddlk11040255000c.html