生活困窮者に電話相談=宿泊費支援、3日まで−「派遣村」湯浅氏(時事通信)
2008年末に東京・日比谷公園にできた「年越し派遣村」の村長で、内閣府参与の湯浅誠氏
は31日、失業で住まいを失うなどした生活困窮者を対象に「年越しSOS電話相談」を実施
すると発表した。期間は同日から1月3日まで。正午から午後6時まで携帯電話3回線で対応し
、宿泊費や食費を提供する。政府は年末緊急職業相談を12月29、30の両日、11都道府県
のハローワーク19カ所で実施。職業紹介のほか、自治体と連携して生活困窮者への住宅情報の
提供などを行い、2日間で計6200人余りが訪れた。ただ、国が助成して東京都が09年末に
設けた「公設派遣村」は設けない。電話相談はこれを補うのが狙いで、湯浅氏は政府の立場では
なく、民間ボランティアとして有志とともに支援に当たる。菅直人首相には30日に電話で報告
し、首相は「ありがとう。必要なことがあれば言ってほしい」と述べたという。支援対象は原則
として東京都居住者。それ以外の人から相談があれば、地元のNPOなどを紹介する。電話番号
は080(5917)0996〜0998。(2010/12/31-13:16)
ttp://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2010123100116