今は「引きこもり」をカミングアウトできる時代?吹っ切れた人々が赤裸々に話す“どん底の日々”
ttp://diamond.jp/articles/-/10040 >職場の上司や同僚の中にも、日頃の言動や行動が不安定だったり、
ひそかに心の闇を抱えていたりする人たちは、たくさんいる。しかし、
前回の連載では、バブルのまぶしい光の陰で、自らの存在が消えたように感じて
「引きこもり」がちになった人が、20年経ったいま、声を上げやすい時代になったという話を紹介した。
そんな時代の空気を象徴するように、生きづらさを抱えながらも、「引きこもり」や
「心の病」などをカミングアウトした人たちが所属するプロダクション「K−BOX」のライブが11月3日、
新潟市総合福祉会館で行われた。主宰者は、新潟県に住むイラストレーターのKacco(カッコ)さん(43歳)。
自ら5年間、部屋からまったく出られなくなった「引きこもり」経験をもつ。
公演では、出演者がそれぞれの芸名で、ジャズピアノ、朗読、弾き語り、ロック演奏を行いながら、
心の疾患などの「引きこもり」経験自慢?を堂々と披露。どこか吹っ切れたような彼らのトークには、
魂を揺さぶられるものがある。今回は、その不思議なライブのやりとりの模様を紹介したい。