653 :
(-_-)さん:
ニート問題:心ある方のみお読み下さい】
若年無職の人達と数年接してきました。それで分かったことは、
ニート・ひきこもりは、メディアを賑わすような「怠け」の類では断じてありません。
彼らはややもすると、一般人よりも真面目なのです。しかし彼らの多くに共通するのは
「生活面の才能が極端にない」と言う弱点があり、その上で
「羞恥心が非常に強い、人の評価を異常に気にする、人の態度や言葉に傷つき易い」
のです。その共通性は、類似を超えて、一種の疾患や障害にさえ感じます。
それらの性格がその弱点を、人に伺い克服する機会を阻み、深い交友関係も築かせず、
結果「基礎的な生活能力・知識」に極度に欠ける事態を生んでいます。
そう言った人達に、いきなり職業斡旋だ就職案内だは全く無意味です。
彼らが真に欲しているのは、実はそれ以前の「基本の自信」なのです。
悩みに耳を傾けず無茶な要求をいきなり突きつけて、従わないと
「えり好みしている」「働く気がない」と責め立て彼らのせいにする。
そう言う場面を幾度も目にしてきました。親ですらそうなのです。
・引っ越し⇒不動産の利用・契約の仕方、敷金など
・一人暮らし⇒炊事洗濯の仕方、服を自分で買ったことがない、電気通信各種契約の仕方
・出張、遠出⇒飛行機・新幹線の乗り方、ホテルの利用の仕方、浴衣の着方
・地理、移動⇒車の知識、近所しか地理を知らない、時間通りにつけるか
・付き合い⇒幹事とは何か、店の予約の仕方、携帯・クレカの契約・利用知識、飲み会・カラオケへの恐怖
・社会人マナー⇒挨拶の仕方、上座下座、スーツ・靴のメンテ、電話の受け答え、税関係
社会常識がないことを恥入り、それを知られ軽蔑されることを
脅迫障害的に極度に恐れ、適齢期に経験する機会を持てずにいたのです。
そのまま「きかぬは一生の恥」の年齢に達し、完全に歩を進められなくなったのです。
日本人は悩みにすら線引きをしたがり、許せるレベルから外れた質問には途端に狭量で残酷になり
ひたすら「甘え」と罵るだけで、批判の手を緩めず教えることを拒み続けます。
絶対に笑わない「生活訓練」で不安を取り除く、たったそれだけで人を救えるのに、です。
それを悟っている彼らが打ち明けられず成果が出ないと、それさえも彼らのせいにするのです。
>>653 同意だね。強迫観念の強さは見ていてよくわかる。
大事なのは、それが薄く意見提案する中堅クラスが
その問題点から改善のアプローチを提唱出来る雰囲気の醸成かな。
中堅ですら、自分で内心分かってるのに
その何気ない体験、経験の方向を言わずに
学歴だの、訳のわからん哲学書片手に屁理屈並べたり
鎧を益々厚くしようとしてるからね。
ただ、それらの懸念は内心既に認識してもってるんだよね。
わざと分からないフリしてるが、それは強がりだよね。
そこまではこちらも重々分かってるよ。
もう少し言うと、ニートとひきこもりを見たら
その違いがよくわかると思うよ。親戚ではあるが、種類が違うからね。
えり好みや働く気が無いと言うよりは、選択を迷い躊躇してしまってる状態だよね。
これもやはり、遠因には選択肢が多くなりすぎた、価値観が多様化しすぎたのもあると思うな。
彼らの真面目な言動を見ていると、テレビ、車的な単純な価値観の時代の方が合ったと思われ。
そういう意味で彼らをいやす、改善する大きな指針も極々当たり前だが
物凄く深いシンプルな方向を掲げるのが良いと思われ。
下手に見栄張って、心理学的に理屈や病名並べて説明するよりはね。
ここが足りないね、良いじゃん改善していけば、という気軽な流れになれば
モグラは自ら出てくるよ。
>>635 おしいな〜。
前半は合ってるけど、後半は違う。
後半は「その文の作者の意見」が入っちゃって、そこが違う。
そもそも「なぜひきこもりになったのか」その原因に目がいってない。
その生活訓練にいく「やる気」がそもそもないのがひきこもりなわけで。
「それはなぜか」その文の作者ではわからないのだろう。
例えばオレの意見のひとつで、親から何をやっても誉めらずに罵倒されて
育つと、いつも「自分はだめだ」「もっと頑張らないと」と思うようになり、
しかしそれは休憩もとらずに高速道路をぶっ続けで200キロで走るような
もんで、いづれガス欠かスクラップになる。それが「やる気がなくなる」
ことであり、ひきこもりに受験経験者が多いことや、親が教育熱心?な
場合が多いこともそれでうなずける。
そしてこれはあくまで一例。他にもいろんなケースがある。
第2に、その理論でいくと「社会人経験のあるひきこもりはいない」ことになる。
なぜなら、おれもそうだが、就職したこともあるし、研修もうけたし、ひとり暮らしもした。
当然スーツの着方も、名詞のわたしかたも、炊事も全部できる。
(ちなみに「靴の手入れ」なんぞ普通しね〜し、新幹線の乗り方なんぞは
一回のればサルでもすぐわかるもの。おおげさすぎ。)
前半の調べたことは合ってるけど、後半の作者の考えの部分が「浅い」
「うすっぺらい」。
ひきこもりの問題はそんな薄っぺらいもんじゃないと思う。
人間の人格形成の奥深くに根ざすモノ。「生まれ育った環境」「家庭」
「親」による影響がやはり一番深いと思う。
>>653も
>>655も極めて神秘的な方向へ結び付けたがるな。
俺も真性ヒキをした事があり、まーここで書きなぐってる以外に
ひきこもりの奴を観察して分かった事は、様々な個々のケースがあるが
実は根は単純な気がするよ。
単純にしちゃうと、自身が損失した動機として受け入れがたいから
どうしても複雑に結び付けちゃおうとしてしまう心理も分かる。
まー抽象的に言うと
個人的に凄く価値を持ってた事柄で敗れたり、あるいは価値が低かったりの
ショックでノックアウトされて、さらに、何故か外部からの情報を得れなかったのか
強迫観念モードに入っていたのか、凄く引きずり立ちあがるのを諦めて投げやりにやる気を無くすようなね。
そもそも
>>653の後者の項目も、単純に前者で述べてる極端な羞恥心=強迫観念でしょ?
ひきこもりに限らず、オタクっぽい奴は強迫観念を持ってる傾向は言動から多分に見受けられるよ。
変な拘り持ってたりね、ただ一般人の自分として拘ったスタイルを貫く的なもので無い
無い物ねだりの拘りな。で、その心理の裏側にはそれを満たせば他人を見下せる的な
邪さも含んでるから100%擁護も出来ん、自己努力を伴う改善と言えばいいかな。
658 :
(-_-)さん:2010/05/05(水) 21:12:00 ID:s4aUAYMN0
>>654>>655さん
653です、貴重なご意見有り難うございます。
お二方とも正しい意見です。文章に足りなかったものを、
補足していただき、大変感謝しております。
お二方の意見を踏まえ、それらの境遇の方達への
エールを送り、一考して頂ければと思う次第です。
ただひきこもりの原因に強迫観念はかなり高確率で含まれるでしょう。
俺自身は自分や他人の客観的評価については平均より上だと思ってた。
恐らくその通り上だろう、だから、どっちかっつーと、人の心理、思惑
を計算に含めた、自分の勝利の方程式を描くのが上手い方。
こういう奴は、世の中舐めてると言うか、応用力に自信があるのは
どうしてもそういう傾向があるとは言え、強迫的に悩む事は一切無かった。
そんな俺がひきこもりになった一時期は急激に視野狭窄な心理状況に陥り
やはり強迫観念は来たからね。鬱病からのケースだが。
逆境に対して相当免疫があり、プラス思考な俺がやられたんだから、
タイミングさえ合えば誰しもひきこもりには成りうるよ。
その証拠に、ひきこもった状態ではあるが、
鬱病と強迫観念が数年後に自然治癒的に和らいできた、
すると、即効ひきこもってやる事無いからという動機で購入したパソコンで
商売初めてバリバリ稼ぎ始めたからね、物凄く相手とのやり取りに気遣い
持ち前のサービス精神と懐に瞬間的に入りこむ技でどんどん増やしていった。
逆境に強いってのは、強い弱いの次元じゃないぞ笑
自身の波乱的経験が己を育ててくれる事を既に理屈も含めて理解していて
むしろ、突発的波乱、逆境を求める位の姿勢な。
今でもそうだけど、こっちは余り雪降らないのな。
だから、平野部で走ると無性に山間部の雪と予報に出てるから
目的地へのルートを少しいじり山間部の雪を見たい気持ちが沸いて来る笑
で、いざ行く、登る途中で確認できる、でももっと見たい、しかし、これ以上行くとヤバイなというのも感じる。
好奇心と危機レーダーの不安が入り混じる訳だが、そんなとき、まっ
ここで走行不能になり、遭難、あるいは、自力歩行で越える、数日分の食料となる
飴やカロリーメイトあるし行っちゃえ、このとき頭の優先順位が
面白そうな順 1位遭難 2位そのまま自力走行で越える 3位引き返す
この位 楽観さを通り越した冒険野郎なんだ。これは昔から。
そんなのが真性ヒキっちゃうのだから、現時点で未然の対策は無いでしょ?
なった後、いかに早く立ち直るかに重点置いた方が建設的だろう。
ある意味こっちの方がまともだろ。
そもそも精神科医もどきや40の様な思想もどきよりも
もっと抜いた感じでワイワイしようぜ。的な奴の方がいい。
これのがまーだ若者らしさで抜いた感じで上手くいく。
抜けた事を出来るってのは大事。
抜けた事をしていると、世間体が気になりできず
表面だけ世間受けするのをしてますーよりも
抜けたことジャンジャンして楽しければいいじゃん。てな形を
外部の圧力に負けずに平然と出来るようになればいいんだよ。
それが自由で若いって事じゃないか。
ブログ見てると、俺が10代の頃、遊び人の悪ガキ同士集まって
ワイワイしてた絵にソックリ。それでいいんだよ。
そういう中でいろいろ学ぶでしょう。
ここに精神科医や思想もどきが入り込んで
可笑しな方向へしているから、圧迫感やいっぱいいっぱい感で
「何もしない。何もできない。」という人達を作り出す。
人生一度きりと考えれば楽しめ。
まず、弱者が群れる事は戦略として大事。
群れて何かを制作する事を覚えたり、体験した奴は
その大事さがよく分かると思うよ。
ひきこもりや大人しい目のニートは
こういう連中の和気あいあいさや髪型、服装が気に入らず
作家、精神科医、思想もどきの方を好む傾向があるよな。
僕は元ひきこもりだが、ヒキや大人しい目のニートは
それらの趣向を捨てて、こういう和気あいあいとした連中と合流した方が良いと思う。
ヒキや大人しいニート見ていると、自分がレールから出てる癖に
刑務官の様な非常に厳しい規範意識で人を見て、少しの差別心で
俺はこいつらと違う!という考えが時々見え隠れするんだ。
それをもう少し緩〜くして、自由になんでもありで行った方が良いと思うよ。
因みに俺の場合は他のヒキのケースと違い親は強権的では無い。
まーこれも周りの人間観察するとすぐに出てくるが
親が強いとこは子供が気が弱く、親が優しいとこは子供が気が強い。
俺の家も爺さんがお年寄りの集まりのレクレーションで
些細な事で怒って喧嘩し、出入り禁止になるような我道タイプで
親父はその影響なのか、凄く優しく、男から見たら逞しさが足りず
女から見たらスマートなイタリア紳士風(石田純一風)で、その影響なのか
兄貴と弟の俺は、親父の柔さに反発したのか、任侠道的なTHE男道に
価値観を強く持ち気性が荒く、気が強い。
たぶん、こういうのを交互に繰り返すと思われ。
金持ちもそうだよ、初代の金持ちはマズいって言うじゃん。
ケチで物事の本質を知り尽くしシビアだから、周りに寄ってもおこぼれが少ないと言う事。
その2代目は全てがボンボンだから、周りとしてはオコボレが十分。
で、3代めが分かれ道で2代めの修正をする初代気質か
2代めを継承するドラでそこで取り潰すかって。
意外とヤクザの息子って気が弱かったり、穏和なのが多かったよね。
逆に教育熱心に締め付けられて、どこかでグレちゃった様な奴程
キレキレのナイフ的にキレやすさ100倍見たい感じでさ。
まーこの辺は単純な人間学じゃないのかな。
で、上の例を元に言えば
強権的な親の子は気が弱い、気が優しいケースだろうな。
しかし、一方の気が強い立場から
そういう子を見た場合、相応の魅力を持ってたよ。
上手く言えないけど、俺らの様な気が強い奴より
確実に耐性の数値が高い。
直向きにボール拾いし続けた補欠の意地見たいなな。
6歳上の兄貴の同級生に居たんだよ、あいつ何が悲しくてボール拾い
小中高とトータル9年してるんだと。職人じゃねーかと。
でも、意外にも本人はそれを誇ってたらしい、それも謙虚に。
こういう人は、耐性抜群、人生無難に切り抜けて行くよ。
で、気が強いのにも何種類か居るがおおまかに二種類とすると
そういう底辺の補欠の美学を軽視して、あぐらかいてるのは
競争で脱落する、逆に補欠の美学を評価し、時に脅威に感じ
いち早くその姿勢を学ぼうとした気が強いのは所謂、全ての要素を
兼ね備え、+人を指導、面倒見れるリーダーになる。
どうしてもリーダー、引っ張るのは気が強いのから出るがね。
悲観的な場面で強く鼓舞して周りを明るくするには楽観さが必要。
この楽観さも、戒めを含めた楽観さと、ただ舐め切った楽観さと紙一重ではあるが。
でも、やはり慎重な悲観派は名参謀止まり、リーダーやキングにはなれない。