電池の切れたオモチャの様に パタリとボクは うごけなくなった
もっと君の笑顔が見たいのに
ここからの景色は変わらないけど 君の季節は 流れ続ける
ボクだけをここに残して
冷たい黒いやつが襲ってくる 逃げ続ける あての無い道なのに
君の声だけを追いかけて
遠く消えて行く 君の影だけリアルだ
ボクの止った空間に 君はもう居られないんだね・・・
同じ季節を 同じ歩幅で歩いてた それはたぶんボクだけの
幻想だったんだね 君の声が消えていく・・・
誰も傷つけず生きたいだけの ボクは何故か 君に対する
言葉すらも無くしてしまった
「助けてよ」と何度も言いかけ止めた 君と同じ 夢を見るには
ボクは弱すぎるから・・・
身動き出来ない程自分自身を 縛り付けてた そんな事も気が付かず
誰かのせいにして逃げ続けてた
遠く消えて行く 君の影だけリアルだ
ボクの止った空間に 君はもう居られないんだね・・・
同じ季節を 同じ歩幅で歩いてた それはたぶんボクだけの
幻想だったんだね 君の声が消えていく・・・
遠く消えて行く 君の影だけリアルで
ボクは怖がってばかりだ 君の側にもう居られないのかな?
恐怖に震えてる この弱々しい一歩目を ボクはゆっくり出してみた
きっと君に 君に 君の 側に居られる日の為に・・・