ヒッキーのFX生活 part5

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412人生の蝋燭の炎も消える
8月にFXを始めた。
今思えば一番最初にスワップがつくポンドに目をつけたのが運のツキだった。
214円から下がってきて200円になっていたポンド。間違いなく買い時と思った。
ポンドは上下幅が激しいものと理解した上で、1枚30万円あれば大丈夫だろうと考え
1500万入金し、ポンド円を50枚購入した。
その時は「スワップが1枚280円として年間で500万儲けられるな・・」なんて独り言を言いながら
電卓を叩いていたっけ・・・今では懐かしい思い出。
翌日会社から帰るとレートが202円になっていて評価益が100万になっていた。
「すごい!これがFXか!」と狂ったように喜んでいた。
お盆は福島の実家に帰った。そして家に戻った日に口座を除いてみると
「評価損550万」という驚くべき数字が表示された。
最初は何の事かわからずボケッとしていたがチャートを見て現実に引き戻された。
生まれて初めて「背筋に寒気が走る」っていう経験をした。その後すぐに恐怖感も襲ってきた。
ものの数日で3分の1の資金が減ったんだから無理は無いが、恐怖はそこからだった。
そこからFXの事で眠れない日が続き、だんだん鬱っぽくなってきてしまったのだ。