やあ、おいらミンキー(・ω・)ノ
これから小説を連載するよ
2 :
(-_-)さん:2008/01/06(日) 18:56:53 ID:???0
その日、俺はイカを釣った。迫力のあるイカ釣りだった。
朝から晩まで、俺はイカを釣っていた。
俺が釣り上げたイカは、大きいもので100cmを超えていた。
これから晩飯だ。辰兄と二人きりの晩飯。何年ぶりだろう。
釣りの間、辰兄は俺の隣でずっと奇声を上げていた。
「来たッ!来たぞッ!でかいのが来たッ!」
「おおッ!!行くぞ行くぞッ!おし来いッ、おし来いッ!」
その声は、まるで少年のようだった。
その姿は、まるで少年のようだった。
その瞳は、まるで少年のようだった。
辰兄、少年に戻ったんだね。俺、嬉しいよ。
■プロローグ
ここは宇宙都市ザルブーン。
緑と機械が融合した人口のスペースコロニーである
続く
4 :
(-_-)さん:2008/01/06(日) 19:06:33 ID:???0
朝起きると、ベッドの上に辰兄が座っていた。
「おう、起きたか」
辰兄は珍しくその顔に笑みをたたえながら、タバコを吸っていた。
マールボロメンソール。辰兄の吸うタバコはいつも決まっている。
いつも辰兄は、「メンソールタバコを吸うとインポになるぞ」と俺を脅していた。
それを自分で吸っているんだから、ちゃんちゃらおかしい。
「辰兄、インポになるよ」
俺は嫌味を込めて言ってやった。
「俺は絶倫。生涯絶倫よ」
辰兄はがははと豪快に笑いながら体を反らしていた。
いつもこうだ。辰兄はいつもこうおどけてみせる。
だから俺は辰兄が好きなんだ。一緒にいて飽きることがない。
昨日、二十年ぶりに釣りをして分かったことがあった。
辰兄は、ずっと変わらない少年の心を持ち続けている。
永遠の少年、と言うには恥ずかしい年齢なのだが、
辰兄にはその言葉がぴったり過ぎるほど似合っていた。
5 :
(-_-)さん:2008/01/06(日) 19:17:24 ID:???0
カラスになって飛び回りたいなって、ずっとそう思ってた。
わたしは生まれ変われるなら、カラスになりたい。
だって、カラスって自由気ままで、うらやましいもの。
朝は、ごみ置き場のごみ袋を漁って生ゴミを食べる。
人間のおかげで、わざわざ餌を探し回る必要もないからね。
本当に、カラスって幸せ者だと思う。
昼は、海辺を歩いてるバカップルたちを上から急襲。
いつもマックのハンバーガーを食べながら歩いてるからね。
空からびゅんと飛び降りて、バカップルの持つハンバーガーを奪い取るの。
バカップルって、本当にバカなんだもん。
夕方は、浜辺に打ち上げられた魚をつつく。
魚は頭が悪いからね。沖に戻ればいいのに、戻ろうとしない。
だから浜辺で無惨な姿を晒す羽目になるんだよ。
そのバカな魚たちを、内臓をえぐり出して食べるんだ。
おいしい。ああおいしい。魚はバカだけど、おいしい。
夜は、コンビニの裏に飛んでいってごみ漁り。
どうしてこんなにおいしい食べ物を捨てるんだろう。
人間ってアホだよね。賞味期限が過ぎただけで、すぐ捨てちゃうんだもん。
でもそのアホな人間様のおかげで、カラスは生きるのがずいぶんと楽になった。
東京都知事はそのカラスを排除しようと躍起になってる。
バカだね。ほんとバカだね。
カラスが増えたのは、人間のせいなんだよ。
バカで頭足らずの人間のせいで、カラスは増えたんだよ。
カラスを排除する前に、頭の悪い人間を排除しなきゃね。
6 :
(-_-)さん:2008/01/06(日) 19:32:32 ID:???0
朝、目が覚めると、外からわんわんという鳴き声がしました。
わんわんと鳴くのは犬と決まっているのですが、どうも犬ではないようでした。
犬の鳴き声ならば、もっと鋭い鳴き方をするものですが、
その朝聞こえた鳴き声は、犬にしては鈍臭い、変な鳴き声だったのです。
そして余りにも不自然すぎるほど、うるさい。
私はそのうるささに頭痛を感じ、様子を見てみようとカーテンを開けました。
すると、目の前には信じられない光景が広がっていたのです。
一人の中年の女が、全裸で窓に張り付いていました。
ぶくぶくと太った、肌が汚く髪の長い女性でした。
それがガラスを割らんばかりに、全体重を掛けてガラスに張り付いていたのです。
私はびっくりするよりも、その醜さに全身から血の気が引けました。
ここまで醜い光景を、果たして私はこれまでに見たことがあるでしょうか。
ありません。この醜さは、私が生まれて初めて目にするものでした。
彼女を前にした私はへなへなと床に腰を落としました。
よく聞くと、わんわんという鳴き声は彼女が発しているものでした。
ああ、どうしてこんなことになってしまったのだろう。怖い怖い。不気味です。
私は主人を呼びに部屋から駆け出ました。私だけでは、まるで対処できそうにありませんでした。
「あなた!助けて、助けて!」
私の助けを求める声の大きさに驚いた様子で、主人は寝室から出て来ました。
すぐに私はことの始終を説明すると、現場へと主人を連れて行きました。
しかし、あの醜い彼女はもういませんでした。わんわんという鳴き声も聞こえませんでした。
「何だ、何もないじゃないか」
「違う、違うの!信じて、私を信じて!」
ですが主人は呆れて私の言うことに耳も貸さず、寝床へと帰って行ったのです。
私は主人に馬鹿にされてしまったのです。ああ、あの女のせいで。あの醜い女のせいで。
私はあの女性を呪いました。日夜、彼女のことを考えていたのです。
10点!
8 :
(-_-)さん:2008/01/07(月) 01:01:51 ID:???0
■エンディング
ある日、圧政に立ち上がった反乱軍がコロニーの大半を占領してしまった。
「討て!大悪皇帝を討つのだ!」
宮殿を目指す反乱軍。その大軍の前に、正規軍は士気もなくあっけなく降参。
反乱軍はついに宮殿とは目と鼻の先の位置に到達する。
「ええい、ままよ!」
さんざん私欲を肥やしてきたザルブーン皇帝タヌキングは、突然の謀反にご乱心。
コロニーの中心部に位置する原子炉の制御施設を突如急襲し、
現場にいた作業員をレーザーガンで皆殺しにしてしまう。
「陛下!お気を確かに」
側近の言葉にすら耳を貸さず、こちらも自ら粛清する始末。
死体の山に囲まれ、ついに独りとなったタヌキング。
「万歳!ザルブーン万歳!」
そう叫ぶと、原子炉の制御装置をレーザーガンで片っ端から破壊した。
地響きがコロニー全土に鳴り響き、市民たちに動揺する暇も与えず、
原子炉の爆発によってコロニーは宇宙の塵となった。
かつて宇宙のオアシスと呼ばれ栄えた都市、ザルブーンは、
ここに終焉を迎えたのだった。
糸冬
ちょwwwww
ザルブーン物語終わっちゃったの?
楽しみにしてたのに
>>10 ちょっと待って
今構成中。
俺が外出てればいいアイディアが浮かぶんだが
今ヒッキーだからなぁ。何かと遅い。
■第一話 旅立ち
主人公アテネが目覚める。
21歳の青年だ。
彼は中央都市ジュピターで
本屋の店員をやっている。
彼女もいる。名はスピカという。
続く
■エピローグ
ある日、アテネはスピカに呼び出された。街外れにある喫茶店へ来いという。
馴染みの喫茶店。そこでいつも二人はデートを重ねていた。
思えばアテネがスピカに初めて自分の想いを打ち明けたのも、そこだった。
今日は会う約束をしていた日ではなかった。何の用かと、アテネは急いで喫茶店へ向かった。
喫茶店へ着くと、いつもの席にスピカが座っていた。彼女はレモンティーを飲んでいる。
今日はやけにシックで落ち着いた服だな。アテネはいつもと違った違和感を覚えた。
「やあ、突然どうしたんだい?」
アテネがスピカの対面に座ると、スピカは俯き加減の暗い表情で言った。
「…私たち、別れましょう」
スピカの突然の宣告に、アテネは戸惑いを隠せなかった。
手にしていたコーヒーカップすら落としてしまうほど、動揺していた。
しかしアテネにはこぼれたコーヒーなど、今は関係なかった。
「どうして、どうして!」
アテネは立ち上がると、顔を真っ赤にして怒鳴った。
一体どうして。どうして、スピカは俺と別れたいなんて言うんだ。
俺は、いつでもスピカのことを想っていた。忘れた時なんて、一時もない。
それなのに、どうして…どうして!
「俺は認めないぞ!そんなの…勝手すぎるよ!勝手だ!ふざけるな!」
アテネは鞄からナイフを取り出した。最近、ジュピターは治安が悪くなっていたことから、
アテネは万が一のために護身用に持っていたのである。
このナイフは、アテネ自身とスピカを護るためのナイフだった。
それが今、凶器となってスピカの身に襲い掛かったのである。
「きゃあ!やめてアテネ!きゃあ!」
辺りに響くスピカの悲鳴。しかし、その叫びは願い空しく、彼女の身を救うことはできなかった。
「……」
スピカは血だまりの中で、息絶えている。アテネはただそれを、見降ろしていた。
いつまでもいつまでも、見降ろしていた。
糸冬
ちょwwwwwwwwアテネどうしちゃったんだよwwww
てかスゴイ創作力だなw
とりあえず、今考えてる設定資料
【帝王シャカ】
ノスゴス全土を支配する独裁者。
民衆に神の如く崇拝されている。
絶対的な権力を持っている。磁場を操る能力があり、
史上最強のテレキネシス能力者の一人。
悪人を全て抹殺する事がノスゴスの発展につながると考えている。
【ゴースヤレイ特別隔離区画】
巨大工業団地。
帝国の活動エネルギーを約99%ここで生成、供給している
「デスレイン」と言われる有害の(廃棄物)灰が降っていて
僅か5分の滞在でも3日寿命が縮むとも言われている。汚染された粗悪な場所
ノスゴスの心臓部と言ってよい。
【デスマスク(闇警察)】
国家警察。
ゴースヤレイへ送り込む労働者を選別し、強制拉致する警察部隊
ゴースヤレイへの強制配属はそのままそこでの死を意味する
藍色の制服と専用のガスマスクを着用している。その特異な風貌から通常死神とも言われている。
普段は民衆の監視、及び武力による圧政を兼任している
戦闘能力 E バランス型
【グール】
元はゴースヤレイの住民。
工業廃棄で突然変異を起こしたもの。
あるいは身体が奇妙に変形したもの。奇形
戦闘能力 E− バランス型
ノスゴスはどこにあるんだ?
ザルブーンの中にあるのか?
その他
【プラトーン(航空無人戦闘機)】
自律稼動で動く巡洋駆逐機。(ロボット兵器)
ヘビーマシンガン二門(1000発)と小型ミサイルを装備している。
主に歩兵部隊の支援と、要所の警備などを担当
戦闘能力D− 量産性B 歩兵支援機
【ヘルズキャット(歩兵護送車両)】
装甲車両。一個小隊を安全に輸送できる。
歩兵支援用オートタレットを装備。
搭乗員2人+6人+貨物スペース
戦闘能力E+ 量産性C
▲日記その1
最近何もやる気起きない…
どうしたらいいんだろ。
俺対人恐怖で外出れないんだよね。
マジ絶望だ…orz
■外伝1 ジェノビア戦記
ここは富と栄光で栄える街ネオヴィーナスシティ
ここに一人の少年がいた少年の名はシャカ・リバース
彼は孤独な少年だった。
父親がおらず、母親は売春で生計を立てていた。
彼は学校では常に自分を偽り、おちゃらけて周囲を笑わせていた。
これは実は彼が孤立しないための手段だった。
ああ、何と言う馬鹿馬鹿しさか。実は彼は実質的には孤独なのだ。
偽りの友は出来ても真に落ち着ける友はいなかった。
続く
■エンディング
ある日、シャカの母が男を連れて帰ってきた。見慣れない男だった。シャカは不安になり、立ち上がって彼らの前に立ちはだかった。
「母さん、そいつは誰だい」
男は見るからに柄の悪い、卑しい人間だった。息子がいる目の前で、その母の胸に手を入れてゲヒゲヒと笑っていた。
シャカの母は甘い声を出して、男に口づけを求めている。
「シャカ、今日からこの人があんたのお父さんよぉ」
何が父さんだ。こんな奴が父さんでたまるか。母さんも母さんだ。こんな薄気味悪い男に何の魅力があるものか。うんざりだ。こんな母さんも、僕も、もううんざりだ。
シャカは苛立ちを抑えきれず、机を叩いて母と男を睨んだ。
「ひひひ、何だい坊や、その目は?」
「どいてくれ!」
こんな家はもうたくさんだ。僕は家を出てやる。もう二度と帰ってなんか来るものか。
シャカは二人を手でのけると、走って家を後にした。後ろからゲヒゲヒと汚く笑うをシャカは聞いた。
勢いよく家を飛び出したものの、行く当てもない。
どうしようかと思いながらとぼとぼと町の大通りを歩いていると、学校の友達が数人で連れ立って歩いているのを見かけた。
シャカはとっさに、彼らに見つからないように顔を背けた。
あいつら、幸せそうだ。それに比べて、僕は、僕は……。
シャカは突然、駆け出した。人も車も関係ない。ただ気持ちの動かすまま、駆けていった。もう全てがどうにでもなればいい。そんな気持ちだった。
何も考えずに感情だけで走り、辿り着いた先は海辺の崖だった。
周りには誰もいない。シャカの耳には、海鳥の鳴き声だけが聞こえる。
あいつらは、自由だ。孤独も金も関係なく、ただ自由に空を舞う。僕は、鳥になりたい。
下を見下げると、大きな波が水しぶきを上げて岩へとぶつかっている。
上を見上げると、どこまでも続くかのように青い空が広がっている。
そうだ、僕は鳥になるんだ。鳥になって、僕はこの空を舞い飛ぶんだ。
そしてシャカは、鳥になった。
>>22 ちょwwwwwww
シャカは革命家にしようと思ったんだがwwwww
終わっちゃったの?
>>24 構想はあるんだが
それを表現する文才がない…orz
文才なんて関係ないぜ
書くのが面白いと思えればそれでいいじゃないか
書いているうちに上手くなるさ
文才とかじゃなく文章構成力がない
構想がハッキリとあるならもっと厚みがあるはずだ
構想とかじゃなくネタって段階なんだろう
キ
ン
モ
イ
真
人
35 :
池沼伯爵マンデビラ:2008/03/24(月) 06:26:04 ID:h70Mc3sf0
最下層age
自分と他人の主観が必ずしも同じということいえない。
人の意見とは千種万態であり、感じ方は多様であり
立場、環境、運勢は無限大だ。
最も大事なのは他人の意見に簡単に流されることなく
自分の信じた信念を貫き通すことだ。
自分に自信を持ってぶつかっていくこと。
糞コテミンキー