【-_-】ヒキが詩を書くスレ・4スレ目【-_-】

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1(-_-)さん
寂しい夜にぽっかりと空いた心のひびに
生ぬるい涙がぽたぽたとこぼれ落ちる
窓の外から月が優しく微笑んでくれるけれど
私の目にはもう何の光も届かない

昨日もひとり 今日もひとり 明日もひとり
ずっとずっと 私はひとり
ずっとずっと


前スレ
【-_-】ヒキが詩を書くスレ・3スレ目【-_-】
http://mamono.2ch.net/test/read.cgi/hikky/1133340347/
2(-_-)さん:2007/12/17(月) 01:42:08 ID:???0
ソーランソーラン
3(-_-)さん:2007/12/17(月) 04:06:00 ID:g5Eb140yO
え?何で前スレ急になくなったんだ??
まさか落ちたのか
4(-_-)さん:2007/12/17(月) 04:14:56 ID:???0
>>3
新鯖移転でまだ復帰されてないが、このまま復帰しない可能性もある
前は700保持だったけど今度は何スレ保持か判らないから。
>>1
新スレ乙です 前スレの主より
5(-_-)さん:2007/12/17(月) 04:18:50 ID:g5Eb140yO
そうなのか…(´・ω・`)

>>1
改めて乙
6(-_-)さん:2007/12/18(火) 10:14:11 ID:???0
メールチェック くだらないスパムをゴミ箱に送り
今朝もくだらない一日が始まる 何も無い俺の一日が

電源ON 変化の無い腐った日常を眺め
意味不明な苛立ちばかりが増える 何に怯えていたのだろう?

今日こそは何かを変えるんだ 奥底で響き声を聞こえないふり
蛇に睨まれた蛙のようさ・・・
ここから逃げなきゃ 生きて行けないと知ってるのに

本当はもう知ってるさ この目の前の敵が 俺自身が生み出した
俺の中のありもしない何かだってこと
何時からだろう物語の最初から 勝手な結末を見てしまったのは
何時からだろう声に出してしまう前に 勝手に答えを想像してしまったのは・・・

今日もこの抜け出せない迷路の中で
7(-_-)さん:2007/12/19(水) 10:40:44 ID:???0
星より高く
昇れたらいい
すくい上げても
零れ落ちてく時間
名前のいらない時間
名前のいらない季節
知らない愛情
知らない優しさ 痛みにに埋もれていく
要らない憎しみ
要らない悲しみ
自分の立つ場所に 空白な時間が落ちていく

見上げれば空
星より高く
昇れたらいい
8(-_-)さん:2007/12/20(木) 04:03:36 ID:???O
いつしか
あなたは絵になった
そして綺麗な額縁で飾られた…

作者 あなた
題名 ??


その絵は誰も見てはくれない
その絵は埃だけが足を止め
その絵のあなたは額縁から世界を見る

意味のない絵
掴めない空気と同じように有り続ける。

その絵は生きています
鼓動があり、呼吸もある

それでも動きません

それでも働きません
それでも気づきません

汚れるのが、攻撃されるのが、人が怖いから

作者 引きこもり
題 臆病者
9(-_-)さん:2007/12/20(木) 06:48:07 ID:7fnMl4j40
なぜ、この言葉が、頭から離れない

疑問から始まる苦痛の日々

もう何度繰り返しただろう
検索して、求めている答えに辿り着けない日常の毎日に
先が、見えない今を今も生きている

死はなぜこれほどに怖いのだろう
繰り返す疑問に押しつぶされ言葉は久しく声にならず

匿名の書き込みだけが、存在を映してくれる

そうした世界、今も変わらず、動いている

命の尊さがこんなにも苦しいなんて、生きる事がこれほど不幸だとは、知らなかった

こう感じるこの心、醜いね・・・・・・・・・・
10ふくろう:2007/12/23(日) 16:06:37 ID:???0


冬の風が小さく窓をたたく
ストーブのかすかな音
遠くの空で
鳥が鳴いている

嵐だ
静かな暴風雨が
僕の心を襲っている
僕は耐える

冬の風が小さく窓をたたく
ストーブのかすかな音
遠くの空の
鳥はもう飛び去った

僕は耐える
どこにも行き場がないこの場所で
永遠に僕は耐える
嵐が過ぎ去るその時まで
11ふくろう:2007/12/25(火) 04:44:44 ID:???0


前を見つめている
あの人はもう
遠くへ行ってしまった

背中を見失った
私は立ち尽くすばかり
暗闇の中で

追いつけるはずもない
遠い
この距離

陽は落ちてしまった
私は立ち尽くすばかり
暗闇の中で


たった一人の
世界が閉じる
12ふくろう:2007/12/26(水) 22:33:17 ID:???0


自分だけの地図を見て
まっすぐに歩いてきた
それが正しいと信じながら

陽は落ちた
辺りには誰もいない
星さえも姿を隠す

冬がこんなに寒かったなんて
思いもしなかった
吐く息は闇に消える

ため息をひとつ飲み込んで
またゆっくりと歩き出す
見えなくなった地図をまだ信じながら
13わぉ:2008/01/01(火) 11:49:48 ID:qEWuBNa8O
where do you go
where do you go
I lost all my mind
Still I be here

where am I
where am I
where do I go
who was along time ago

I can't go any place,oh no...
I can't go any place,oh no...
I can't go any place,oh no...and you?

14(-_-)さん:2008/01/01(火) 11:53:25 ID:qEWuBNa8O
あんどゆういらなかった
15(-_-)さん:2008/01/03(木) 19:30:13 ID:???0
新年のうんこ 綺麗だね
綺麗だよ 新年のうんこ
焦げ茶色 ディープブラウンのうんこ
いい匂い 今年もよろしくね

ほら 聞こえるでしょう? おならの音が
新年を祝う おならの音が
あちらこちらに漂う 臭いおなら
いい香り 今年もよろしくね

君から年賀状が届いた だけど だけど
ポストから取り出すとき 落としてしまったの
犬のうんこが付いた 君からの年賀状
今年もよろしくね
16(-_-)さん:2008/01/04(金) 06:42:24 ID:???O

改札口


浮ワをもって 泳ぎにいこうと思ったが 冬
なら映画でもみるかと 久しぶり外に流れたんです
一日の電車は 意外にすいていて
失われた月日を 眺めたんです
改札をぬけると そこはもう街で
クリスマスの名残が輝いていたんです
まばらな人波に混じって 老婆の乞食を見かけたんです
閉じた商店街をさまよって ニット帽を目深に被ったんです
目当ての映画はどこの映画館にも見当たらなくて
コンビニでパンを買って 寂れたゲーセンにしけこんだんです
夜が中盤になった頃 改札をぬけて帰りの電車に乗ったんです
隣席では酔った中年達が アナルSEXの是非について声高に語っていたんです
あんな大人にはなりたくねぇなと思ったけれど 僕も気づけばいい歳なんです
窓外に流れる光の粒子に 失った日々を想ったんです
結局なにしに行ったんだと
深夜の改札でちょこっと笑ったんです
結局何処へ行けばいいんだと
改札口でしばし立ち尽くしたんです
無性に家に帰りたくなって
ポッケに手を突っ込んで空を見上げたら
やけに澄んだ冬の星々が 夜の向こうに煌めいていたんです
17(-_-)さん:2008/01/04(金) 23:53:35 ID:???O
道を求めることは苦しいことである。道を求めざるはさらに苦しみ多いことである。 一如の道 教導編、求道の歩みより
18甚六:2008/01/05(土) 10:07:53 ID:???O
甚六です サザエさんに数十年も出演の素人童貞です。甚六です俺はぬこ好きひきこもり 甚六です、数年前に101匹のぬこを部屋で飼い、臭騒ぎを起こしました。甚六です 三河やでサブとバイトしろと言われました‥ヒキを止めないで
19(-_-)さん:2008/01/05(土) 18:21:33 ID:???0
扉の外に星
扉の外に月
扉の外に雪がふる
小さな好奇心
絶望が足かせとなって
足元を重くする
部屋までたどり着くことのない勇気
一歩踏み出すたび
背中の闇が広がりざわめく
それでもいつかまた
小さな光が僕をさそう

いつかまた
20(-_-)さん:2008/01/06(日) 01:55:21 ID:???0
夜の闇に紛れて タカシくんが見える
タカシくん タカシくん ねえ
返事もしてくれないタカシくん
ただ こちらをじっと見ている

僕が立ち上がると タカシくんも立ち上がる
僕が歩き始めると タカシくんも歩き始める
ついてこないで ついてこないでよ ねえ
聞く耳持たずのタカシくん
僕の後ろを ぴったりとくっついて歩く

ねえ タカシくん どうして僕についてくるの
振り返って聞いてみる だけど返事はない
彼の白い顔が電灯に照らされて 僕は気付く
タカシくん まるで死んだ人の顔みたい
どうしてそんなに真っ白な顔をしているの
タカシくん タカシくん ねえ
するとタカシくんは口を歪ませて白い歯を見せる
にたにた笑う タカシくん
彼の目には僕が映っている
怯える僕の顔が映っている

タカシくん やめて やめてったら ねえ やめて
21(-_-)さん:2008/01/09(水) 23:18:37 ID:???0
 
22(-_-)さん:2008/01/10(木) 04:00:08 ID:???0
星のない夜
月のない空
夢のない眠りの中
常しえの闇に
呑み込まれる

枯れない絶望
やまない雪
常しえの冬を越えて
毒の降り積もる世界を抜け出す
夢を見る

空が蒼く佩ける日を
23(-_-)さん:2008/01/14(月) 23:01:25 ID:???O
一粒の米にこもる万人の力を思うて箸をとらん。一滴の水にこもる天地の恵みを謝してこの食を受く。
24(-_-)さん:2008/01/16(水) 00:23:38 ID:???O
人を喜ばせていくということは、自分が損をするように見えるかもしれないけど それはちがう。他に喜びを与えていくことによって、自分も幸せになれる、そう思いたい。
25(-_-)さん:2008/01/18(金) 05:04:09 ID:hgyeMnRPO
いなくなる
26(-_-)さん:2008/01/21(月) 04:59:58 ID:???O
否定しないで 自分の事を
馬鹿にしないで その存在価値を


あなたから漏れたのは、温もりの抜け殻
流れて落ちて
また一つ理由ができた

また一つ確かに感じた


明日
あなたがある所は
ビルの屋上がプラットホームか
どちらにせよ
私は笑顔で見送るよ

「お幸せに…」


沈んだ心
すくい出して
冷え心
その手で温めて

あなたが明日
朝日より先に見るのは
鋭利なナイフか吊された縄か
どちらにせよ
私は笑顔で見送るよ

「楽になってね…」
27ふくろう ◆fVRpluoo/o :2008/01/21(月) 09:48:13 ID:???0


あなたに会っても
きっとあなたは気づかないでしょう
雪に反射する
冬の光

あなたに会っても
きっとあなたは気づかないでしょう
ストーブの熱の匂い
ケトルの蒸気

思い出してほしいのは
僕じゃなくて
その
静かな記憶

笑顔が確かに笑顔であった頃の
あの美しい追憶
28(-_-)さん:2008/01/22(火) 20:10:18 ID:???O
遠い昔

ジョン万次郎が亜米利加の街角で犬のデラ糞を踏んでる頃
この国は激動の時代を迎え
多くの志士が、いや(敢えて)獅子が命を落としたと云う・・・

切腹 介錯 切腹 介錯 切腹介錯介錯ゥ
辻斬り斬り斬り斬り斬りまくれっへっ
俺はサムライ 平成ラストゲイシャ〜   シャ〜
うまーぷりんうまー

憎い男はいますか?
殺りますよ?
値段は張りますがお安くしときますよ?
殺りますか?殺りませんか?サンドイッチ
ズゴックすら奈升義理 俺の愛刀にんにく丸。
今宵のコテツはなんか愛想悪いってみんな言ってるし
言ってやりたい
海、彷徨ってる、万次郎に、言ってやりたいよ俺サムライ
お前、将来、通訳者になって、そこそこ芸者遊びもできるって、
できるって帯クルクル解いてキャーお代官様とかとか

くぇぉんの馬鹿が!
そんなこと昔の人に言えるわけないじゃんか!
俺サムライだけど時空超克無理シャ〜
にんにく丸もなんか最近あれで

腐り墜ちろそこのお前ニート腐り墜ちろや
なにがひきこもりや おまえほんまはスローニンちゃうん?
主もない刀もない武士は喰わねどヒーポッポッとか言うとる場合ちゃうで

そういや蒸し風呂に十五年前に入れてた母親の状態が氣になって氣になって腦が蠢きだす囁きだす轟きだす
29(-_-)さん:2008/01/22(火) 22:49:17 ID:???O
今日という日の吉凶を論ずより 今日の行い 見返るぞよし
30(-_-)さん:2008/01/22(火) 23:53:12 ID:???O
揺らぎない時の中で
目を細めてみる空は
空虚で空漠な現実を投影する

拙い手を見る
錆びた腕を舐めてみる
苦い鉄の味。「ごめんね」と空気を揺らした


私が悪いのよ
鍵のない牢屋の中で
叫びにもあげられないまま
朽ちてゆく、枯れてゆく
罪名は怠惰。私が認めた唯一の罪


日の当たらない部屋で、枯らすために買った花は
色こそ違えど
それは花だと解るのに
…私は何なんだろ?
枯れた花に負けてしまうなんて
生きてもいない、死んでもいない

不安定で歪。空気より重く雲より軽い私
31:2008/01/25(金) 13:39:38 ID:???0


つもった雪 

        
上の雪
さむかろな。
つめたい月がさしていて。

下の雪
重かろな。
    何百人ものせていて。

    中の雪
    さみしかろな。
    空も地面(じべた)もみえないで。

 
                     金子 みすゞ
32ふくろう ◆fVRpluoo/o :2008/01/25(金) 13:42:48 ID:???0
ずれた・・・ハンネも・・・orz
33(-_-)さん:2008/01/25(金) 14:05:55 ID:???0
>>8
人形ならきっとあなたの遊び相手になってくれるわ・・・
いつもの曇り空、ベットに座り妄想しながら独り言を呟く

手にしっかり馴染む人形、小さな顔小さな手小さな足
目を丸くしながら喋りだすの。

そんなあなたを見ながら今日も2時間経ちました。
それでもあなたが好き、誰にも会わない日はあなたが私の相手役だから
どんなに裏切られても人形との絆は永遠です。
34(-_-)さん:2008/01/27(日) 03:13:33 ID:???O
狂うのね。
あなたの歯車ボロボロじゃないの

どこかに落とした大事な部品
人としての欠損を妬む毎日
それは空回り


軋むのね
あなたの節々錆び付いてるじゃない
喜びのオイル壁の向こうに望んで
濁った涙が代用品さらに錆び付くとも知らずに
今日も廃墟の一部



その目は何も見てないのに
勝手な悲観で目隠しされて
その手は何も罪はないのに
あなたの独裁で何時しか拘束された

人生の道はお構いなしに伸びるのよ
あなたはあなたをちゃんと支配して
そうして歩んでいける。理想の夢物語を
そう歩んで行けると信じてる。私も歩けたから
35ふくろう ◆fVRpluoo/o :2008/01/28(月) 03:01:33 ID:???0
誰も
気づいては
くれない
かなしみ
流れない
涙を
待つ
その
石の
心が
砕け散るまで
36(-_-)さん:2008/01/28(月) 03:17:57 ID:???0
ああお腹が空いたよ ママ
ご飯を作ってちょうだい おいしいご飯
ねえママ 早く 早く作ってよ
どうして何も答えてくれないの ママ ママ

ねえママがおかしいよ パパ
ご飯を作ってくれないの ママが変なの
ねえパパ ママはどうしちゃったの
ほら ママがあっちで寝てるんだよ パパ パパ


坊や ママもパパもおねんねだよ
どうして坊やはおねんねしないんだい
悪い坊やだね とても悪い坊やだ
さあ 今度は坊やの番
お眠り ママとパパと仲良く一緒にお眠り


おばさん 何するの やめてちょうだい
ぼく まだおねんねしないよ ご飯が食べたいの
まだ おねんねはやいもん
おねんねしない おねんねしないよ
おばさんこそ おねんねの時間だよ


坊や おねんね
37ふくろう ◆fVRpluoo/o :2008/01/28(月) 03:18:04 ID:???0
割れた鏡
水のないプール
弾き手のないチェロ
季節は
失われた
永遠に
38(-_-)さん:2008/01/28(月) 03:38:12 ID:???0
フヒヒ サディストエゴイズム
僕はもう汚い奴隷なんかじゃない
僕は気高い勇者になった
世界を救う勇者になった

覚悟をし!資本主義の家畜ども!
リバースリバース大革命!
笛が鳴る!剣を取るのだニートども!
サヨナラサヨナラ拝金主義!

おい貴様、ダンスクラブはもうないよ
キャバクラもイメクラももうなくなった
新宿の交差点で何を思う?
虚ろな目をして何を見る?
アデランス?それともリーブ21?
そうか貴様はあやつらの作ったヅラが好きだった
残念だけどヅラは何処かに飛んでいったよ

父ちゃんのためなら金稼げ!
母ちゃんのためなら金稼げ!
ホイサッサ!ホイサッサ!
39(-_-)さん:2008/01/28(月) 14:15:55 ID:???0
大樹に流れる水の音を小さな虫と共に聞き
大きく広がる森の中で鳥と共に朝陽を歌う
蜂と共に蜜を集めリスと共に木の実を食べる
トナカイと共に水辺を歩き
蝶と共に虹へ昇る
ウサギと共に木の根を掘って
キツネと共に暖かい土の中に眠る

夢の中でだけ 呼吸する時間
奏でる時間 光差す時間 
僕は生きている証を 夢の中で手にして そして 夢の中で失っていく

この心臓はいつ 時を止めるだろう
早く 止まればいい
40(-_-)さん:2008/01/31(木) 10:53:58 ID:???O
のうまく さんまんだ ばあさらだあせんだん まぁかろしゃあだや そわたや うんたら たぁ かんまん
41ふくろう ◆fVRpluoo/o :2008/01/31(木) 11:25:35 ID:???0
 ふしぎ 
        
     わたしはふしぎでたまらない、
     黒い雲からふる雨が、
     銀にひかっていることが。

     わたしはふしぎでたまらない、
     青いくわのはたべている、
     かいこが白くなることが。

     わたしはふしぎでたまらない、
     だれもいじらぬ夕顔が、
     ひとりでぱらりと開くのが。

     わたしはふしぎでたまらない、
     たれにきいてもわらってて、
     あたりまえだ、ということが。

               金子 みすゞ
42ふくろう ◆fVRpluoo/o :2008/02/01(金) 00:36:24 ID:???0
波がひけると
落書きは消えていった
風が強く吹いて
砂塵がいきもののように妖しく舞った

かなわなかった夢の残骸が
ばらばらと砂浜に散らばっていく
あらゆる音や光を発していたはずの夢たちは
この海辺では黙って最期の時を待っている

さあ
何百何千の波たちよ
この腐ったガラクタどもを連れて行っておくれ
冷たい海の何千何万キロメートルの底の底まで

波がひけると落書きは消えていった
よりいっそう強い風が吹いて
ウミネコが一羽遠くで鳴いた
僕は涙を見た
43ふくろう ◆fVRpluoo/o :2008/02/02(土) 14:44:43 ID:???0
星の数ほどの夢が
破れた時
あなたはその夢を
踏みつけるでしょう

海よりも深い想いが
絶たれた時
あなたはその想いを
火にくべるでしょう

狭い部屋の中に
巡り巡った多くの時
ああ
なんと無意味な永久

そして
自らの手と足で
全てを過去の中に
全てをゼロの世界に

でも忘れないで
その夢の
その想いの
その無数の時間の断末魔を

それはあなたに対する
最期の愛情
あなたの分身であったことの
唯一の証明
44ふくろう ◆fVRpluoo/o :2008/02/02(土) 15:00:02 ID:???0
人は人とわかりあえることはできない

谷川はそれを
二億四千万年の孤独と言った

くしゃみ一つで
永遠に残る詩を作ったのだ

なのに僕ときたらどうだ
一日二十四時間費やしても
美しい言葉の一片も出てきやしない

色あせた古典や
擦り切れたレコードが
何の役に立つのか

夜空に向かって叫んでも
もはや誰も返してくれないのだ

ぼくは未来をちょっとだけ想像して
恋愛小説の一節を思い出した
45(-_-)さん:2008/02/05(火) 23:38:30 ID:???0
おれたち
はじまてもなかたんだよ
はじまるまえから
おわてたんだよ
46(-_-)さん:2008/02/06(水) 15:30:32 ID:+ThPKGRE0
わんこ
わんこ
また貰ってもいいよねわんこ
47(-_-)さん:2008/02/06(水) 17:54:45 ID:WIvPQBo60
ぼくの宇宙は四畳半
なんか臭い部屋
ともだちひゃくにんできるかな
48(-_-)さん:2008/02/08(金) 20:57:32 ID:???0
歩みを止めたその日から 生きる言葉を探さなくなった
閉じこもったその日から 生きる理由を見失った

暗闇でない場所に行きたいけどたどり着けない光
湧き上がる苦しみに蝕まれて実ることのできない希望

何度も何度も消滅と再生を繰り返して 実り方を忘れた世界
今をこの手で殺して 生まれては死んで行く世界

歩き出せば始まる世界
だけど今日が闇に落ちていく
どうしたら湧き上がる黒い気持ちを止められるだろう
49(-_-)さん:2008/02/15(金) 07:33:48 ID:???0
大丈夫 
きっと大丈夫

光を呑んで 
いつかきっと

微笑みたい日が
やってくる
50(-_-)さん:2008/02/15(金) 11:59:25 ID:???0
人と話させたいという者に

自分達で相手をしようとは間違っても思わない
宛がわれたこの命に俺はどうしてやれば良い

この命は皮肉なことに連中と同じサイドの在り方で
だのにこいつが消えかけようと 連中は平然と変わりを探す

自らを慕うこの暖かさを
今この場所からどう受け入れよう

こいつは向こうのサイドで、しかしあいつらはこの命を軽んじる

どうしても守りたい 迎えたい その俺は
なぜこのサイドに立たされている
51(-_-)さん:2008/02/15(金) 22:56:57 ID:???0
ガキの頃憧れてたヒーローも引退して 
口ずさむ歌も何時の間にか 古びた歌ばかりになり
あぁそうか そりゃそうだ 俺もおっさんになったんだなと
今さら気が付く 寒い冬の夜

女の柔らかな肌や 温もりなどとうに忘れた
語れる夢など 遥か昔に置いてきた
何も無い日々を ただ淡々とすごし
自分が傷付く事だけを 避けて生きて来た

笑ってくれ
こんな怖がりな俺を
笑ってくれ
ぶざまな生き方をしてるなと
なぁ それでも 生きていていいなら
今度は少しだけ前を見ながら 歩ける勇気が欲しい
泣きながら ピエロは呟きました どうか どうか 俺を笑ってくれよ
52(-_-)さん:2008/02/16(土) 00:34:57 ID:???O
「…ねぇ、どうしょうか…」

春の息吹だろうか、急かすように窓を震わせる風
そこからどれほどの距離があると言うのだろう…青空に投げかけた些細な質問
青空は優雅に雲を動かして、答えようともしない

ただ、窓枠だけが急かすように鳴っていた


53(-_-)さん:2008/02/17(日) 01:50:42 ID:37yNjEYl0
どこからやり直そう
何からやり直そう

今からあの頃の
あいつらの前に立ったとして

どんな顔で会えばいい?

どう接していけばいい?

それより まだ会ってないあの人に

そろそろ 動かないと

一生会えなくなる


二度と会えなくなる
54(-_-)さん:2008/02/28(木) 00:25:02 ID:+HRKoXbmO
前スレがなくなったから、書かないのか?
55(-_-)さん:2008/02/28(木) 01:05:50 ID:???0
"前スレがなくなったからか?"
"前スレがなくなったから みんな書かないのか?"
いや 単にネタがないだけ
ネタがないから 私は黙ってこのスレを覗くだけ
あなたとおんなじ おんなじ顔でこのスレを見てる
56(-_-)さん:2008/02/28(木) 12:45:42 ID:???0
詩ってなんでもいいのか?
なんか難しいんだけど
57(-_-)さん:2008/02/28(木) 17:36:43 ID:???O
いいんじゃね?蕎麦にマヨネーズかけてもいいんじゃね?
58(-_-)さん:2008/02/29(金) 12:48:44 ID:???0
死んだら星になる
星になって夜道を行くあの子を照らしてあげる
たとえ隣に
恋人がいたとしても

でも本当は
星になんてなれやしない
そんなことは
わかっているのだけれど
59(-_-)さん:2008/03/01(土) 23:07:29 ID:???0
眠ろうよ
朝陽が来ても
月が昇って 闇が訪れても
明日が来ても眠ろうよ

夜になって
雪が降り積もって
音もなく静かに世界が変わって行っても
もう気にしない場所へ

眠ろうよ
夢の中でだけは
暖かい心のままでいられる

だから 共に眠ろうよ 永遠に
冷めない世界に
行こう

永遠の眠りにつこう
共に 眠ろう
暖かな夢の中に眠ろう
そしたらきっともう 苦しまずにすむ
60(-_-)さん:2008/03/03(月) 01:34:16 ID:???0
落とした心が

見当たらない

見つからない

消えていく

過ぎていく

だれもがみんな 

ひとりで

泣いている

きっと今も
61(-_-)さん:2008/03/04(火) 00:52:12 ID:???0
つまらない
何の役にも立たない
この命

男なら強く
女なら優しく

時代錯誤かもしれないけど
普通に使われうる力

色々なものを見て
色んな流れがあると知った

僕はその傾向に敬意を払うだろう
その流れに抗いつつも
自分の想いを
伝えたいがために
62スレオ ◆weSF0RGDhU :2008/03/04(火) 03:21:06 ID:???O
午後9時 頭に流れる風のとおり道 DJ Nujabes深夜はまだ先です
暗がりのなか起きあがり 軋む階段降りて開けた冷蔵庫から100パーセント、アップルのジュース取り出し
飲み干し パソコン覗き書き込み 糞スレ 名無しの衆 思い出したいつかの憂鬱
だがまた懲りずに2ちゃんねる 落ちていく少年 でも平然 今平成20年
63(-_-)さん:2008/03/05(水) 04:08:40 ID:???0
心の中の毒を掻き出しても掻き出しても
沸いてくる苦しみ
眠れない夜が有るだけで
染み渡る痛み

真綿のようにやわらかい夢の中で
永遠に時を止められたなら
どんなにいいだろう
64(-_-)さん:2008/03/05(水) 19:57:49 ID:???0
閉ざされた世界に立って
出口を探しても
出口は見付からない

氷の壁の向こうに
暖かい春が待っている
さあ歩き出そう

蒼くて美しい空が
窓の外で笑ってる
65(-_-)さん:2008/03/10(月) 04:44:33 ID:???0
66(-_-)さん:2008/03/10(月) 14:28:16 ID:???0
2ちゃんねる
やって
オナニー
して 
寝た。
67(-_-)さん:2008/03/12(水) 02:02:59 ID:???0
僕は錯覚に抱かれて生きている
目に余る言動や行動もあった
無礼をはたらいたこともあった

それでも僕は周りの寛容さに助けられて生きている

無邪気な笑顔が僕の胸を締め付ける
揺るがない自分の世界さえ築けたなら

僕は苦しまなくて済むのか
68(-_-)さん:2008/03/13(木) 00:25:45 ID:???0
嫌われ者のカラスが
一羽で飛んでいる

強い風に煽られながら
必死に前を見て

彼はエサを探しているのか
それとも仲間を求めているのか

嫌われ者のカラスが
一羽で飛んでいる

強い風に煽られながら
必死に前を見て
69(-_-)さん:2008/03/13(木) 01:59:00 ID:H6FvCr5Z0
 
70(-_-)さん:2008/03/23(日) 02:28:47 ID:???0
トンボの羽に映る美しい七色の陽
美しくて鮮やかで金色の陽に溶けて夏の夕日と重なる記憶
透きとおるように思い出が消滅していく
少しずつ何の痛みもなく音もなく
そんなことがあった事さえも忘れるほどに
少しずつ 消えていく
71(-_-)さん:2008/03/24(月) 01:58:28 ID:???0
わたしはageる このスレをageる
落ちないように 落ちてしまわないように
そっとageる このスレをageる
72(-_-)さん:2008/03/24(月) 02:05:11 ID:???O
ぼくはかぷかぷ笑ったよ
かぷかぷ笑ったら殴られたよ
ぼくはかぷかぷ笑ったよ
73(-_-)さん:2008/03/24(月) 02:10:47 ID:???O
この世は嘘のかたまりだ

このヒッキー板でさえ

この僕だけがヒッキーだから
74(-_-)さん:2008/03/25(火) 01:23:43 ID:???0
独我論だな
75(-_-)さん:2008/03/28(金) 02:52:30 ID:???0
一つの音が何かを和ませる
一つの音が何かを震わせる
一つの音が何かを終わらせる
一つの音が何かを始まらせる

そうして世界は無数の音に包まれていく

ただ、この家の中でだけ、音は鳴らない
76(-_-)さん
ageなきゃ ageなきゃ
スレが落ちちゃう