1 :
(-_-)さん :
2006/01/30(月) 10:49:53 ID:H10ATmQK0 強くなることはないです 弱い自分に苦しむことが大事なことなんです 人間は元々弱い生き物なんです それなのに、心の苦しみから逃れようとして強くなろうとする 強くなるということは鈍くなるということなんです 痛みに鈍感になるということなんです 自分の痛みに鈍感になると、人の痛みにも鈍感になる 自分が強いと錯覚した人間は他人を攻撃する 痛みに鈍感になり優しさを失う いいんですよ、弱いまんまで 自分の弱さと向き合い、それを大事になさい 人間は弱いままでいいんですよ、いつまでも… 弱い者が手を取り合い、生きていく社会こそが素晴らしい
2 :
(-_-)さん :2006/01/30(月) 10:51:51 ID:???O
先生!
3 :
(-_-)さん :2006/01/30(月) 11:04:19 ID:H10ATmQK0
俺はずっと考えてたんだ。 俺たちはなぜ生まれ、なぜ死ぬのか…。 けど、いくら考えても、ちっとも答えなんか出やしねえ。 けど俺たちはいつも何かを考える。 花や木や虫たちはそんな事を考えたりはしない。 花はただそこに咲いているだけだ。 ただ無心に精一杯咲いて、いつかは何も言わずに枯れてゆく。 俺はそんな花が大好きだ。 永遠じゃないから…愛しく思って、大事に水をやる。 俺たちも永遠じゃない。 やがては誰もが死んじまう。 ただ花とちがうのは考えることだ。 「もっとたくさんの栄養を吸収したい」 「もっと太陽の光を浴びたい」 「できればひとりで独占したい」 嵐が来て、他人が流されても、同情はするが助けることはない。 俺たちは同情が好きだ。俺たちは他人の不幸が好きだ。 俺たちは…いつもいつも自分と他人とを比べている… いつもいつも小さな不満がある… 孤独で…自分の無力をなげいている!!
4 :
(-_-)さん :2006/01/30(月) 11:05:18 ID:H10ATmQK0
…俺はそんな生き方はやめよう…。 初めからやり直すんだ。 ただ、自分のあしもとと空を見つめるだけでいい。 ただそこに咲いている花みたいに…。 俺自身も比べられてきた。 けど俺も友達のことを比べていたんだ。知らない間に…そいつに同情して… そいつを…友達なのに… デクを…。 あいつは許してくれた。 だから俺も初めからやり直すつもりだ。 あんな事件を起こした俺でもやり直せる…俺の愛する人が教えてくれた…。 精一杯そこに咲いていた彼女が…。 人間の価値をはかるメジャーは… どこにも…どこにもないってことだ!! 頭のデキや、体のデキで簡単にはかろうとする社会があるなら、 その社会を拒絶しろ!!!! 俺たちを比べる全ての奴等を黙らせろ!!!! お前ら…お前ら自分が無力だとシラけずに… 矛盾を感じて、怒りを感じて、言葉にだしてNO!って言いたい時! 俺は…俺のダチは…みんないっしょに付き合うぜ…。
5 :
(-_-)さん :2006/01/30(月) 11:06:43 ID:???0
はいはいきもすきもす
6 :
(-_-)さん :2006/01/30(月) 11:19:23 ID:H10ATmQK0
人間は生まれながらにして自由だが、一方で鉄の鎖に繋がれている ルソーの社会契約論にそうある 人間が家畜化してるらしいよ 自然界では例えば、狼の群れがナワバリ争いをしても、殺したりはしない 種の保存にかかわるから けど家畜の犬同士は、時に殺し合ってしまう 攻撃抑制が効かないらしい 人間も、人工的な世界に囲まれた家畜なんだって 人間同士のイジメのこと
7 :
蓮 :2006/01/30(月) 20:06:47 ID:wyOes42VO
お前らはクズだ 弱い者しか殴れない 最低の人間だ お前は誰からも愛されなかった 親からも、教師からも つまはじき者だった 昆虫を飼ってたはずだ クワガタを互いに闘わせ、傷つけて喜んでいた 蜘蛛の巣に蝶を張り付け、食べられる様子を見て笑っていた 自分が愛されないのは、この世の中のせいだ 何もかもが気に入らない 殴れよ、体の痛みはいずれ消える あんたの痛みは死ぬまで消えない ククク…同情するよ
8 :
(-_-)さん :2006/01/31(火) 21:58:18 ID:oZCI6iDOO
ガキの頃の運動会さ ゴールが見えりゃ駄馬でも走るぜ 後ろを向いて逆に走っちまうような、そんなグレ方はもうウンザリなんだ とりあえず次のページをめくるっきゃねえ 天国だろうが 地獄だろうが…
9 :
(-_-)さん :2006/02/01(水) 21:49:37 ID:f80I52O4O
age
10 :
人間・失格 :2006/02/02(木) 08:10:59 ID:9C6pstdA0
お父さん、僕行くわ 学校行く 店すぐに畳んだら、また借金残るやろ お父さん現役の時よく言ってたやん デットボールの後こそ内角を待つんやって 僕も逃げんと行くわ お父さんの息子やから 学校行くわ 僕はとても嬉しかったんだ もう一度キャッチボールができたから ほら…昔よりもずっと強いボールが投げられるって、誰よりも知って欲しかったから…
スト路べり
12 :
(-_-)さん :2006/02/02(木) 08:17:53 ID:9C6pstdA0
僕たちは愛するために生まれました 僕たちは苦しむために生まれたわけじゃありません 無責任な大人が作った二十世紀は、矛盾や欺瞞に満ちていたが 僕たちは苦しむために生まれたわけじゃありません ときどき心ない人に出会うと、後ろから殴りたい衝動にかられますが 僕たちは傷つけるために生まれたわけじゃありません ときどき心ない人に出会うと、不安定になり、息苦しくなりますが 僕たちは傷つけられるために生まれたわけじゃありません
13 :
(-_-)さん :2006/02/02(木) 08:19:04 ID:9C6pstdA0
僕たちは時々もう一人の自分を作り上げます それは、苦しみや悲しみから逃げるためかもしれません 他人から見れば逃避かもしれません 家の中に引きこもり あるいは違う場所に逃げたくなるんです もう一人の自分という友達と話し合うために だからいかなる人も孤独になることはありません すべての人に必ず、もう一人の自分という友達がいます その友達を僕たちは、悪いやつだと思う時があります 臆病で残酷だったりするやつだと でも、真実は違う 臆病で残酷だったりするのは、友達ではなく本当の自分です なぜなら友達は、本当の自分を救うために存在するからです だからこそ、この素晴らしい友達と僕たちは別れなければいけません そうしないと僕たちは、いつまでももう一人の自分に甘えてばかりいるからです さて、それはいつなんでしょう? 愛する人と巡り合った時です 寂しさも悲しみも苦しみも もう一人の友達に代わって、愛する人が共有してくれるからです さぁ、愛する人を探しに行こう 僕たちは愛する人の前で一日のことを話し 笑い、泣いて、抱き締め合い、キスして、セックスする そして勇気をもらい、同時に与える 僕たちはただ愛するために生まれました ただ、僕たちは
14 :
(-_-)さん :2006/02/02(木) 10:40:28 ID:9C6pstdA0
ぼくたちはにんげんでしょう
15 :
(-_-)さん :2006/02/02(木) 10:47:05 ID:9C6pstdA0
公園でブランコに座っていた私は、不意に胸が苦しく感じました 激しく動いたわけでもない ただ、そこに座っていただけで 景色が…瞬間色褪せたんです モノトーンの世界 子供の頃の絵日記を思い出しました 楽しいこと悲しいこと、いろんなクレパスで描きました 楽しいこと悲しいことにも、選ぶ色はあると思うんです でも今の私にはないんです… たった一度の恋の終わりで、私は色を失ってしまったんです そんな人間が、母親になれるでしょうか 私は死ぬまで絵日記を描いていたいんです 赤や、黄色や、緑、そして時にはブルーを選んでも 好きな人のそばで…
16 :
(-_-)さん :2006/02/02(木) 10:50:23 ID:9C6pstdA0
ぼくはうそはつかないでしょう わすれちったら人間じゃねですか? おじいちゃんやおばあちゃんだってわすれるでしょう ぼくたちはばかだけど人間でしょう おんなのこぶつはわるいでしょう すきじゃないのにせっくすするはわるいでしょう しゃちょさんはわりいでしょう
17 :
(-_-)さん :2006/02/02(木) 10:51:48 ID:9C6pstdA0
TBS金曜ドラマ「未成年」 1995年作品 (野島伸司脚本・いしだ壱成主演) 夏、5人は出会った。 世の中のことなんてまだ遠く、他人事だった。 この友情が、5人をどこに向かわせているのかを、疑うことも、まだなかった。 社会との関わり。仲間の死。大人たちへの反抗、そして暴走…。 友情をテーマに描く、瑞々しくも衝撃的な、未成年たちの青春群像。 スタッフ -------------------------------------------------------------------------------- 脚本/野島伸司 プロデュース/伊藤一尋 演出/吉田健、加藤浩丈、金子与志一 主題歌/カーペンターズ 「TOP OF THE WORLD」 「青春の輝き」 音楽/千住明 制作・著作/TBS 関連商品 -------------------------------------------------------------------------------- [DVD] 「未成年 DVD-BOX」 ハピネット・TBS 全4枚BOX \22.800 [ビデオ] TBSビデオ 全4巻 各135分 \9800 (※レンタル中) [書籍] ノベライズ(ハードカバー)/幻冬舎 \1262 (※絶版) [書籍] ノベライズ(文庫)/幻冬舎文庫 \648 (※絶版?) [サントラ] 「未成年 オリジナルサウンドトラック」 ポリドール \2500 (※廃盤)
18 :
(-_-)さん :2006/02/02(木) 10:52:29 ID:9C6pstdA0
-------------------------------------------------------------------------------- 1995/10/13〜12/22 全11話 TBS系列 金曜22:00〜22:54 放送日 全11話 タイトル 演出 挿入歌 視聴率 10/13 第1話 赤い傘と兄貴の恋人 吉田健 21.1% 10/20 第2話 彼女のハートにダイビング 吉田健 For All We Know 19.3% 10/27 第3話 俺達のクソッタレ人生 金子与志一 16.9% 11/03 第4話 汚ねェ大人になるように 金子与志一 17.1% 11/10 第5話 サヨナラ僕の友だち 加藤浩丈 There's A Kind Of Hush 17.7% 11/17 第6話 俺はあなたを愛してる 吉田健 22.6% 11/24 第7話 友達の死 吉田健 21.3% 12/01 第8話 真夜中の逃亡者 加藤浩丈 Desperado 23.2% 12/08 第9話 傷ついた戦士たち 金子与志一 19.3% 12/15 第10話 愛と哀しみのクリスマス 吉田健 Superstar 20.7% 12/22 最終話 イエスタデイ・ワンス・モア 吉田健 Yesterday Once More 21.4%
19 :
(-_-)さん :2006/02/02(木) 10:54:21 ID:9C6pstdA0
・戸川 博人 (18歳) - いしだ壱成 私立東京開叡高校3年。幼い時に母を亡くし、厳格な父のもとで優秀な兄と比べられながら育てられる。何事に対しても虚無的。考古学が好き。兄の恋人、萌香に恋心を抱てしまう。 ・室岡 仁 (18歳) - 香取慎吾 幼い頃に受けた頭部の傷害により精神薄弱に。心優しい青年だが、小学生のイジメの対象にもなってしまう。実家の小さな工務店は経営難に瀕している。 ・坂詰 五郎 (18歳) - 反町隆史 暴力団の末端構成員。友情や義理を重んじる古風な面を持つが、ケンカっ早い。博人の中学時代の同級生でもある。五郎のアパートや組の廃ビルが仲間たちの溜まり場になる。 ・神谷 勤 (18歳) - 河相我聞 私立松倫高校3年。東大理Tを目指す偏差値87の秀才。母親から溺愛されて育つが、いつまでも母離れできないのが不満。バレエ教室に通う瞳に恋をし、つきあい始めるが、瞳が元家庭教師の子を身ごもっていると知り当惑する。 ・田辺 順平 (18歳) - 北原雅樹 博人の幼なじみでクラスも一緒。都下有数の強豪野球部に所属。加世子に好意を抱いているが…。 ・新村 萌香 (21歳) - 桜井幸子 心臓に重大な疾患があり、結婚及び出産を禁じられている。そのコンプレックスから恋愛には臆病だったが、博人の兄・辰巳との交際では命をかける覚悟をする。傷害を持つという共通点からか、仁には温かく接する。ピュアで母性愛あふれる大学2年生。
20 :
(-_-)さん :2006/02/02(木) 10:56:01 ID:9C6pstdA0
・安西 加代子 (18歳) - 遠野凪子 博人と順平の幼なじみでクラスメート。一見明るいが、性的にだらしがない母親との二人暮らしで、孤独な側面を持つ。博人に対し恋愛感情を抱く。 ・田畑 瞳 (18歳) - 浜崎あゆみ クラシックバレエを学び、名門女子校に通う令嬢。家庭教師だった大学生の子を宿し、苦悩する。 ・戸川 辰巳 (22歳) - 谷原章介 博人の兄で同光大学ラグビー部のスター選手。萌香との結婚を望むが…。 ・アリサ (21歳) - 朝岡実嶺 五郎と同棲するソープ嬢。年上だけあって優しく五郎を見守る。 ・戸川 芳史 (55歳) - 西岡徳馬 博人と辰巳の父親。昔はラグビーの日本代表選手だった。 辰巳と違い、できの悪い博人に失望している。 ・新村 武郎 - 宇梶剛士 萌香の兄で刑事。父親が暴力団の流れ弾に当たり死去したことで、刑事になる決意を。心臓疾患の妹を常に心配している。 ・見城 雅宏 - 小木茂光 萌香の主治医。幼い娘を残して妻は事故死。萌香と愛のない疑似夫婦となるが…。 ・梅原 幹雄 (48歳) - 寺田農 テレビ局の敏腕プロデューサー。博人たちの立てこもり事件に興味を示す。大学時代は学生運動にも参加した。
21 :
(-_-)さん :2006/02/02(木) 11:01:40 ID:9C6pstdA0
聖者の行進(1998 TBS金曜ドラマ) 彼らは、子供のように無邪気な人たちでした。 その中に、くもりのない心をもつ、ひとりの青年がいました。 やがて彼は、はじめての恋をしました。 地方都市の工場で働く知的障害者たち。 いつしか彼らを、心ない者たちが残酷に支配しはじめて…。 野島伸司シリーズ第4弾。 スタッフ -------------------------------------------------------------------------------- 脚本/野島伸司 プロデュース/伊藤一尋 演出/吉田健、松原浩、那須田淳 主題歌/中島みゆき 「糸」「命の別名」 音楽/千住明 制作・著作/TBS 関連商品 -------------------------------------------------------------------------------- [DVD] TBS・BEAMエンターテイメント 全4枚BOX \22.800 [ビデオ] TBSビデオ 全4巻 各135分 \9800 (※レンタル中) [書籍] ノベライズ(ハードカバー)/幻冬舎 \1400 (※絶版) [書籍] ノベライズ(文庫)/幻冬舎文庫 \686 [サントラ] オリジナルサウンドトラック/東芝EMI \2427
22 :
(-_-)さん :2006/02/02(木) 11:02:19 ID:9C6pstdA0
放送データ -------------------------------------------------------------------------------- 1998/1/9〜3/27 全11話 TBS系列 金曜22:00〜22:54 放送日 全11話 タイトル 演出 視聴率 01/09 第1話 青い空はぼくの友達 吉田健 20.3% 01/16 第2話 不思議の国のありす 吉田健 20.3% 01/23 第3話 星に願いを 松原浩 22.1% 01/30 第4話 泣くな ともだち 那須田淳 19.7% 02/06 第5話 おにいちゃんの秘密 那須田淳 19.7% 02/13 第6話 永遠の結婚式 吉田健 21.3% 02/27 第7話 星になったありす 松原浩 21.9% 03/06 第8話 ひとかけらの希望 松原浩 20.4% 03/13 第9話 命の重さに泣いた日 那須田淳 21.1% 03/20 第10話 聖なる戦い 吉田健 21.3% 03/27 最終話 ぼくたちの未来はひかりにみちているか 吉田健 21.8% 平均視聴率…20.7% / 最高視聴率…22.1%(第3話)
23 :
(-_-)さん :2006/02/02(木) 11:03:05 ID:9C6pstdA0
キャスト -------------------------------------------------------------------------------- ・町田 永遠 (21歳) - いしだ壱成 生まれながらに知的障害を持っている、純粋で優しい心を持った青年。どんな酷い仕打ちですらも笑顔で受け入れてしまう。楽団ではアコーディオンを担当。『3匹のこぶた』のウーが好き。 ・葉川 もも (26歳) - 酒井法子 音楽教師。進学校で受験に関係ない科目を受け持っているため、生徒がついて来てくれない。そんな不満から、ボランティアで竹上製作所の知的障害者に楽団の指導をし、彼らの純粋さに触れる。やがて、工場での惨状を目の当たりにし…。 ・土屋 ありす (16歳) - 広末涼子 有名進学校の1年生で市長の娘。10歳の時に母を亡くし、再婚した父親のことが許せず反抗的な態度を取り始める。学校にも行かず、廃バスを隠れ家にする。偶然落としたPHSを拾い、永遠と話すことで孤独感から解放されるが…。 ・高原 廉 (21歳) - 安藤政信 6歳の時母親に捨てられ、妹の鈴と施設の前に置きざりにされた。妹が知的障害を持っていると知ってから、自分も障害者のフリをして工場で一緒に働き始める。ももに好意を抱く。 ・水間 妙子 (20歳) - 雛形あきこ 比較的軽度の知的障害を持つ女の子。廉に好意を寄せる。無防備さや外見のかわいらしさが悲劇を招くことに…。 ・高原 鈴 (15歳) - 松本恵 重度の知的障害をもつ、廉の妹。赤ん坊の時に兄と共に母に捨てられ、施設で育つ。人なつこい性格で永遠のことが好き。 ・加賀 美歩 (20歳) - 渡辺慶 仲間の中でもいちばん子供っぽく、感情が高まるとすぐにベソをかく。ノラ猫をかわいがり、自分の食事を分けて食べさせる心優しい男の子。 ・猪瀬 辰雄 (24歳) - 小林正寛 重度の知的障害を持っている。体は大きいが気は優しい。大声を出して人を驚かせたりする。
24 :
(-_-)さん :2006/02/02(木) 11:04:25 ID:9C6pstdA0
・竹上 光輔 (48歳) - 段田安則 竹上製作所の社長。知的障害者を雇ったことで地元の名士に。だがその目的は助成金だけで、永遠たちには不当な労働を強いている。 ・竹上 三郎 (28歳) - デビット伊藤 大学を中退してブラブラしているうちに借金を抱え、仕方なく伯父の工場を手伝うことに。ギャンブル好きで、負けると憂さ晴らしで永遠たちをイジメる。ズル賢く、乱暴。 ・間中 順治 (46歳) - 斉藤洋介 工場の現場監督。永遠たちに優しく指導する、製作所の中では唯一の理解者。だが人の良さが災いして、光輔たちにいいように使われてしまう。 ・向 哲雄 (29歳) - 石橋保 教師たちの中ではももの唯一の理解者。彼女のひたむきな姿にいつしか恋心を抱き始める。 ・竹上 俊輔 (16歳) - 篠原俊晴 ガリ勉で、真面目なタイプ。同級生のありすに好意を寄せるが、相手にされない。ありすが受話器越しに恋している相手が永遠だと知り、鼻で笑ってしまう。 ・宇野 淳一 - いかりや長介 心優しい老弁護士。後半、永遠やももを助けることに。
25 :
(-_-)さん :2006/02/02(木) 16:50:14 ID:6mVmsB4oO
あげ
26 :
(-_-)さん :2006/02/03(金) 00:50:15 ID:ZESaGHM3O
例えば背中に翼を持っていても僕たちはきっと、空を飛ぶことはできない 長い間試してみなかったせいで僕らは皆、臆病になっているんだ その翼を試したら、死んでしまうのかもしれない そして僕もまた、決して飛ぶことはなかっただろう 翼折れてなお飛ぼうとする、君に出会うまでは…
27 :
(-_-)さん :2006/02/03(金) 01:17:24 ID:ZESaGHM3O
本当に、本当にさみしいときには 誰かに特別扱いされたい 本当に、本当に悲しいときは 誰かに話を聞いて欲しい そして、大切にその人を想いたい 偽者じゃないって、祈りながら
28 :
リップスティック :2006/02/03(金) 02:47:56 ID:ZESaGHM3O
俺は…昔は、地元じゃ評判のワルだったんだ… キレたら止まらない…札付きの…不良… …全部ウソなんだ 君はしゃべらなくてもいい 本来それは教官が記入するものなんだけど、○×でいいから、書いてくれないかな 今日じゃなくてもいい…明日でも、あさってでも… …そうだ、今日は僕の話聞いてもらおうかな ほら、きみは口が固そうだから 僕も…登校拒否をしていた 学校や勉強がそれほど嫌いだったわけじゃない それなのに…ある日、とても熱い日に蝉が鳴いていた 僕は少し遅刻しそうで急いでたんだけど、その蝉が止まっている電信柱を、立ち止まって見上げたんだ とてもとても熱い日で…僕の苦手なプールの授業がある日だった 1分…2分…どのくらいそこにいたのかわからない 突然、蝉がジジッと小さく声を上げて飛んでいった その時…その蝉のやつ…僕の顔におしっこひっかけたんだ…僕はなんだかとっても悲しくなって、そのまま学校には行かず、家に戻ってしまった そして、そのままずーっと…僕はだんだん行かないことに慣れていった 心の中は息苦しかったけど、体はなんだかすっかり慣れてしまったんだ 僕は本当に一日を家の中だけで過ごした TVゲームのように、家では王様になってた 臆病で、ずる賢い王様に… 他人とはほとんど口を聞かない そして大人になった僕は、相変わらず、臆病で卑怯なままなんだ …けど、それは今になってなぜか良く分かる 僕はもう…もうきっと遅いんだろうけど、蝉を… 僕におしっこをかけた蝉に腹が立たなかったからだ…!追いかけてやっつけてやろうと思わなかったからだ! いや、少なくとも、思うだけはすべきだったのに… 僕は、戦おうとはせず、逃げ出したんだ… 僕が教官になったのもまた卑怯な理由だ… ここには、僕を侮蔑したうるさい蝉たちがたくさん入ってくる そのうるさい蝉たちを、安全な中で制圧できるからだ しかし、誰も僕に屈服はしない…僕は… 僕はこんな奴になりたくなかった…
30 :
(-_-)さん :2006/02/03(金) 22:34:34 ID:ZESaGHM3O
誰にでも優しくなんかしないんだ 八方美人になりたくない 誰にでも優しい人は信用しない 浮気とかって、しそうだから… 何考えてるのかわからないって 人は言ったりするけれど ほんとは、すっごくわかりやすい
31 :
(-_-)さん :2006/02/03(金) 22:36:10 ID:ZESaGHM3O
そんな遠い先のことなんか 関係ない 大事なことなら 今すぐ知りたい 大事な人なら今すぐ会いたい 君はいつか そう言ったね
32 :
(-_-)さん :2006/02/03(金) 23:51:26 ID:ZESaGHM3O
本当に、本当にさみしいときには 誰かに特別扱いされたい 本当に、本当に悲しいときは 誰かに話を聞いて欲しい そして、大切にその人を想いたい 偽者じゃないって、祈りながら
33 :
朝人 :2006/02/04(土) 07:03:30 ID:UR2FGqDAO
おはよう(^o^)/ 今朝は冷えるね(>_<)
34 :
葛西 孝生 :2006/02/04(土) 07:16:52 ID:hO05FMGF0
俺は… 昔は、地元じゃ評判のワルだったんだ… キレたら止まらない…札付きの…不良… …全部ウソなんだ 君はしゃべらなくてもいい 本来それは教官が記入するものなんだけど、○×でいいから、書いてくれないかな 今日じゃなくてもいい… 明日でも、あさってでも… …そうだ、今日は僕の話聞いてもらおうかな ほら、きみは口が固そうだから
35 :
葛西 孝生 :2006/02/04(土) 07:18:26 ID:hO05FMGF0
僕も…登校拒否をしていた 学校や勉強がそれほど嫌いだったわけじゃない それなのに…ある日、とても熱い日に蝉が鳴いていた 僕は少し遅刻しそうで急いでたんだけど、その蝉が止まっている電信柱を、立ち止まって見上げたんだ とてもとても熱い日で…僕の苦手なプールの授業がある日だった 1分…2分…どのくらいそこにいたのかわからない 突然、蝉がジジッと小さく声を上げて飛んでいった その時…その蝉のやつ…僕の顔におしっこひっかけたんだ… 僕はなんだかとっても悲しくなって、そのまま学校には行かず、家に戻ってしまった そして、そのままずーっと… 僕はだんだん行かないことに慣れていった 心の中は息苦しかったけど、体はなんだかすっかり慣れてしまったんだ 僕は本当に一日を家の中だけで過ごした TVゲームのように、家では王様になってた 臆病で、ずる賢い王様に… 他人とはほとんど口を聞かない そして大人になった僕は、相変わらず、臆病で卑怯なままなんだ …けど、それは今になってなぜか良く分かる 僕はもう…もうきっと遅いんだろうけど、蝉を… 僕におしっこをかけた蝉に腹が立たなかったからだ…! 追いかけてやっつけてやろうと思わなかったからだ! いや、少なくとも、思うだけはすべきだったのに… 僕は、戦おうとはせず、逃げ出したんだ… 僕が教官になったのもまた卑怯な理由だ… ここには、僕を侮蔑したうるさい蝉たちがたくさん入ってくる そのうるさい蝉たちを、安全な中で制圧できるからだ しかし、誰も僕に屈服はしない…僕は… 僕はこんな奴になりたくなかった… こんな奴になりたくなかった…
36 :
朝人 :2006/02/04(土) 07:19:23 ID:UR2FGqDAO
おはよう(^o^)/ 未成年好きだったなo(^-^)o
37 :
葛西 孝生 :2006/02/04(土) 07:19:39 ID:hO05FMGF0
「この間の話の続きをしよう」 「蝉の?」 「ああ、蝉だ 君の回りをうるさく飛び回っていた」 「いっぱいおしっこをかけられた」 「ああ、酷いやつらだね」 「購買のパンを買うお金を貸してあげたの」 「それが始まりだった」 「次の日から、毎日…」 「エスカレートして、金額も大きくなって」 「パパの背広のポケットだけじゃ足りなくなって、ママの財布からも」 「だけど、蝉たちに際限はないから…」 「あいつら嫌い 大っ嫌い」 「僕も大嫌いだった 気付いてくれない親も」 「あいつらは、学校の帰りに待ち伏せしてた」 「それで?」 「あたしは、絶対に嫌だったのに… 犬のウンチを、手でさわれって… 給食に汚いものをたくさんいれたの… フケとか、ハナクソとか…」
38 :
葛西 孝生 :2006/02/04(土) 07:20:36 ID:hO05FMGF0
「そして登校拒否を始めた… 部屋に閉じこもり、怒りと悲しみの中で、きみが家の中だけで王様になった 勇気がなかったと、前に僕は僕自身の体験をもとに話をしたね それは、僕がそのときのことを少し忘れてしまっているからなのかもしれない 現実はそんなことよりももっと酷い 蝉たちは…歯向かえば歯向かうほどにうるさく鳴き続けるからね ミーン…ミーン… ツクツクボウシ…ツクツクボウシ… ひとつ聞いていいかな きみはどうして僕にだけそんな話をしてくれるの?」 「先生が…かわいそうだったから…」 「僕が?どうして、僕がかわいそうだと思うの?」 「先生には友達がいなかったから」 「君には、友達ができたの?」 「うん。4人も。」 「その友達は、うるさい蝉たちをやっつけてくれるんだ」 「あたしも聞いていい?」 「うん」 「先生は、あんなのことが好き?」 「まいったな…」
39 :
朝人 :2006/02/04(土) 07:52:22 ID:UR2FGqDAO
石田いっせいどうしてるかな?(^_^;)
41 :
(-_-)さん :2006/02/04(土) 13:54:14 ID:hO05FMGF0
>>1 はドラマでの長さんのセリフだけど、
このセリフが同時に野島伸司があのドラマで言いたかったテーマだよね。
↓のインタビューにそのことが書いてあるし、
俺はこっちのインタビューの言葉もドラマでのセリフ以上に好きだ。
http://www.alived.com/blue/data/voice06.html 人間は強くなりたいと願うものですけど、
人間は基本的に強くなる必要がないというのが僕の考えです。
精神を強くするのではなくて、感じなくする…人の痛みとか悲しみというのは、
絶対的に自分自身がベースになるわけですから、
鈍感になってしまうと、相手に対する痛みとか悲しみというものも感じなくなってしまう。
自分の弱さが嫌で、何か強いものにすがることで強くなろうとする、あるいは強くなったと錯覚する瞬間に、
人間は相手の痛みを喪失する。その部分で、何かとんでもない事件が起こったりすると思うんです。
僕は、強さという鈍感な盾を造るよりは、
弱い心を情緒で薄く何枚も包むような生き方の方がいいんじゃないのか、と思います。
それをどこかで見せたいですね。
43 :
(-_-)さん :2006/02/05(日) 18:30:43 ID:ihaBDLIP0
おれはこのインタビューが一番好きだな
http://alived.com/blue/data/voice04.html 今の時代って、大学に行くのがあたりまえですよね。
そのなかで、いい大学に行くことを目標にするわけでしょ。
ただ、それが意味するのは、機会が均等に与えられていて昔のようにお金がないと大学に行けないわけじゃないんだから、もし受からなかったら自分が駄目だと思うしかないということなんですよ。
言い訳ができないんですから。これは平均ということの、マイナスの部分ですよ。
44 :
(-_-)さん :2006/02/06(月) 07:32:44 ID:gBcYGSJ4O
age
45 :
(-_-)さん :2006/02/06(月) 08:48:13 ID:g4b7tKuq0
ひまわりの花言葉を知ってるかい いつもそばにいる そしてもうひとつある あなたは素晴らしい そばにいる人に言ってあげられるかい そしたら君も言ってもらえるよ あなたは、素晴らしいと
46 :
(-_-)さん :2006/02/07(火) 11:18:41 ID:1GH4TMQq0
僕は何も悪いことはしてないのに… 悪いのは、僕を愛さない女たちじゃないか 愛されることばかり求める女たちじゃないか! 僕はただ、誰かに愛されたかっただけなんだ… …二人で、小さな家を買うんだ 小犬をもらって 子供は多い方がいい ひとりっ子はかわいそうだから 彼女はいつも優しく僕に微笑みかける 瞬きをするのを怖がるくらい いつも瞳の中に、小さな僕をつかまえようとしている そして彼女は子供たちにこう言うんだ ママはパパを世界一好きなのよって、永遠に
47 :
(-_-)さん :2006/02/07(火) 12:16:31 ID:1GH4TMQq0
I also … It truanted. School..study..too much..hate..yet..one day..very..hot..day..cicada..bark..a little..late.. hurry up..the..cicada..stop..utility pole..halt..look up..very..hot..day..good at..pool..class.. day..how..therein..provide..understand..suddenly..cicada..small..voice..raise..fly..at that time..the..cicada..guy..face..piddle..hang..somehow..very..sad..become..as it is..school..go.. house..return..as it is..gradually..go..become accustomed. The body becomes accustomed completely somehow though it was stifling in the mind and Boc to a cowardly, sly king who became a king at home like the TV game that really spends a day only in the house … The mouth is hardly heard others. I who will become soon and understands well why already : it though … such as we who grew up cowardly and unfair and as usual … The cicada though it might surely be already slow … It is because of no desire that it is because of not angry with the cicada that put piddle on me attack running after. No, you should only think at least … Even if I fought, it did not do, and I ran away … It was an unfair reason also that I had become a teacher … It is because the annoying cicadas to whom a lot of annoying cicadas who despised me belonged were able to be suppressed during safety, and no one surrendered to me here … I : … I did not want to become such a fellow … I did not want to become such a fellow.
48 :
(-_-)さん :2006/02/07(火) 12:18:43 ID:1GH4TMQq0
私は長い間、考えました。 私たち、はなぜ生まれるか、考え、まさしくそのであ るか答えは、全くすることの出かけて、睡眠食物です。 私たちはいつも何かに ついて考えます。 どちらも花、木か昆虫、そのようなものについて考えてくだ さい。 花がそこに花だけにあります。 しかしながら、無邪気に、精一杯咲きま す、そして、何も言わずにいつか、萎みます。 私はそのような花が非常に好きです。 …それが永遠でないので、それが高価で あると思いながら、Itは重要にそれに水をまきます。 私たちは永遠ではありま せん。 皆は間もなく、死になるでしょう。 しかしながら、花と異なるのにおい て、考えがあります。 「多くの滋養をさらに吸収したいと思っ」てもさえ、「太陽の光をさらに浴びたい と思っ」て、「できれば、単独でそれを独占したいと思う」という嵐は来ます、そ して、他のものは投げられますが、共感は助けません。 私たちは共感が好きです。 私たちは他のものの不幸が好きです。 私たち…他のものは…によるいつも いつも小さい不満…孤独な…無力が嘆かれるということであるということで あるといういつもいつも比べて、ことです。
49 :
(-_-)さん :2006/02/07(火) 12:20:42 ID:1GH4TMQq0
私はそのような生き方を止めるつもりです。 それはもう一度、します。 そして、 しかしながら、私、空は良いです。見るだけです… しかしながら、そこの花の花 のように、…私は比較されました。 また、私は友人を比較していました。 …… 知りませんが、それは友人…デク…を。彼は可能 にしました。 したがって、また、私はもう一度、するつもりです。 事件を起こし たそのような私さえ再び上で教えることができました。…私が愛していた人は教え ました。 そこの花の彼女: 精一杯、…男性のものを測定するメジャーが…Itを評 価します: どこでも、…Reject、それであるなら、社会はどこでもヘッドのDekiで す、ボディーのDeki、それを運転しようとする社会が容易にあります。 すべてが 対等にさせる私たちを比較する造が. 黙っているあなたになる、…Without、あな たであるときに、冷えて、私たちは、Itが矛盾が感じられるので怒りを感じる単語 に出す無力な…とNO.です。 あなたが言いたがっているとき。 I…Myダチ: …皆は 一緒に交際します。
50 :
(-_-)さん :2006/02/07(火) 12:45:44 ID:1GH4TMQq0
愛すために、私たちは生まれました。 私たちが矛盾と不正行為することをいっぱいにしましたが、苦しむので生まれ たのが、私たちの理由でない、20世紀、それ、それが人工であることで苦しむ ので生まれたからである無責任な大人。 私たちが時々それを破損するのが生まれたからである心でない人に会うと不安 定になって、それが欲しい衝動によって後ろから打たれるように追い立てられ ますが、息が止まりそうになることのようになりますが、時々心でない人に会 うとき、それが破損されているので生まれたのが、私たちの理由ではありませ ん。
51 :
(-_-)さん :2006/02/08(水) 11:56:06 ID:EEhnNPil0
アゲ
野島ドラマ最高
Z厨をぶちのめせ!!俺の母ちゃんをいためつけるやつがいる中で 野島さんがいるのは救われるんだよ。
やつを使って対決したいんだよ。
55 :
(-_-)さん :2006/02/10(金) 13:14:54 ID:Kt/Lukf50
は?
人間失格って見てみたいんだけど怖い?
>>55 今の世の中、そういうやつがいるんだよ。姉歯みたいな
58 :
(-_-)さん :2006/02/14(火) 14:29:01 ID:Eh0TU39U0
59 :
戸川博人 :2006/02/15(水) 00:05:17 ID:I6yolESkO
なあ、デク お前にはいつできたのか知らねえけど、頭にキズがある 彼女にも、萌香にも胸に手術の跡があるらしい きっと五郎にも、見えねえけど…心のキズってのがあんだろうな… 不思議だよな…俺にはそういう奴のが綺麗に見えることある…
>>56 痛々しい。辛い。中学の頃初めて見たが、怖かったのを覚えている。
でも素晴らしいドラマだと思う。何度もレンタルして観かえしてるよ
>>60 レスありがとう。
聖者の行進とどっちが怖い?
>>58 ドラマにでてくる悪役みたいなやつ。バカニュース板を見れば分かるよ
63 :
(-_-)さん :2006/02/16(木) 00:04:51 ID:WLc6RF75O
主な野島伸司脚本のドラマ ひとつ屋根の下 家なき子 高校教師 未成年 人間・失格〜たとえばぼくが死んだら〜 聖者の行進 世紀末の詩 リップスティック 未成年〜聖者の行進はヒキが共感する事が多いと思う あとリップスティックのいしだ壱成の役
64 :
(-_-)さん :2006/02/18(土) 04:10:40 ID:Uiz1frHVO
age
なにこの寒いスレ 久しぶりに鳥肌たったわ キモすぎる
大場誠君を殺したのはここにいるみんなです 私を含めて、直接イジメにかかわった人 からかうようにたきつけた人 見て見ぬふりをした人 知らなかった人 ここにいるすべての人が大場君を殺したんです あなた達には実感がないんです 生きてる実感がきっとないんです 何か大きなものに流されて、自分がなんなのか分からないでいるんです 人間なのか 自分の体の中に何色の血液が流れているのか 傷つけると痛みを感じるのか それが分からないあなた達は 友達の体から赤い血が流れて 苦痛に顔を歪めて 孤独や絶望で表情を失っていくのを見てほっとするんです 友達を傷つけることで、生きてる実感を感じようとするんです 勘違いしないでください 友達にいくら赤い血が流れていても、涙が溢れていても、それはあなた達自身じゃない あなた達は、人間だとは言えません みんなが…みんなが生まれたことだけで、もうとても素晴らしいことなの 生きていることだけで、素晴らしいことなの 自分自身の存在に、早く自分自身で気づいて 素晴らしい自分の命と同じように、友達の命も素晴らしいことに気づいて 自分を愛するように、友達も愛して ごめんなさい大場君… あたしは…あたしはなんにもできない、あなたの死を…
67 :
(-_-)さん :2006/02/18(土) 18:19:03 ID:GX0lLHqK0
キモいとか言ってる人間は未成年とかみたことねーだろ? ひきこもるような人間が野島の作品観て何も感じない訳がない。 作品を観ずに活字だけでみてキモーって思うのは分からんでもないけど、 作品を観た後で同じようにしか感じ取る事ができないのであれば、 ただ単純に頭が悪いとしかいいようがない。
>>67 頭が悪いは言い過ぎだと思うけど概ね同意。
一回見てみ。今のチャラチャラしたごくせんとかノブタとかみたいな青春ドラマとは違うから。
>>3-4 の未成年の台詞は初めて聞いたときこれだと思った
70 :
(-_-)さん :2006/02/18(土) 18:26:01 ID:GlerYarMO
のじまがいいと思ったときもあったけど残念ながら強くなりました笑
71 :
(-_-)さん :2006/02/18(土) 18:27:59 ID:GlerYarMO
今感情移入できるのなんてせいじゃのこうしんの知的障害のみなさんだね笑
野島伸司はリップスティック以降作風が変わった 野島ドラマ常連のいしだ壱成や広末とかのスキャンダルの影響もあるかも。
73 :
(-_-)さん :2006/02/19(日) 08:55:46 ID:M5ikOAiWO
75 :
(-_-)さん :2006/02/19(日) 19:06:41 ID:M5ikOAiWO
てか普通に意味がワカランかった
76 :
(-_-)さん :2006/02/22(水) 15:56:14 ID://jQd3cY0
やっぱおまいらは人間失格が好きなのか?
77 :
(-_-)さん :2006/02/24(金) 13:21:28 ID:2wO3S+ZAO
これからの野島ドラマには期待してません
78 :
最低国の神 :2006/02/24(金) 16:57:01 ID:???0
野島ドラマ好きだったなー 大抵のは観てる。「この世の果て」ってのがすきだった
79 :
(-_-)さん :2006/02/27(月) 01:43:49 ID:rcHehD0PO
リップスティックは?
80 :
(-_-)さん :2006/02/28(火) 02:28:40 ID:r/n/7OCBO
ヒロ「むかえに来たぞ…デク… デク何やってんだよ…早くこっからでんだよ…! おい!もう時間がねえんだよ!な? 俺といっしょに逃げんだよ 俺と、お前と、萌香と、3人で楽しく暮らすんだよいいだろ、な…? デク…?今逃げなきゃもう一生でれねえかもしんねえんだぞ!?」 デク「ヒロ…?デク…ダチ…」 ヒロ「うん、そうだよ…お前は俺のダチだよ…!うん…」 デク「みんな…デクんため… デクんため…」 ヒロ「そだよ… みんながさ、お前のこと心配してただろ?」 デク「デク…ヒロのため… ダチのため…」 ヒロ「お前…あのときひとりで自首しようって出てったのか…?」 デク「デク…悪い…罰在る…」 ヒロ「あのなぁ…おまえのせいだけじゃないんだよ… あの銀行員撃ったのだってさ、はじめから撃つつもりなんかなかったんだろ!? なあそうだろ!?デク…!! なあ…だけどお前さあ…お前さあ… こんなとこに一生いていいのかよ…? なあ…やだよ俺それ… そんなのやだよ俺…! なあデク…行こうよ…」 デク「ヒロ…デク、ダチ ダチ…ダーチ…」 ピュルルルガガガガガ…… ヒロ「いつかかならずお前をこっから出してやるからな かならず出してやるからな…」
81 :
(-_-)さん :2006/03/01(水) 23:43:12 ID:uwUMkXZ50
野島伸司は完全に居場所を失いましたねwこれからはYoshi先生の時代!
82 :
(-_-)さん :2006/03/03(金) 00:07:44 ID:lZg1EHJFO
人間そんなにできた生き物じゃないから 矛盾や怒りを感じたら闘うしかないんだよ
83 :
(-_-)さん :2006/03/04(土) 08:51:28 ID:kyY3c0oa0
デクにさわんじゃねえええええ!!!!
84 :
(-_-)さん :2006/03/04(土) 22:23:17 ID:5DLsZxbsO
オリンピック出たからって偉くねぇ 政治家だって別に偉くねぇ ただそいつらはそうなりたかっただけなんだよ 努力しても駄目なことってのはあるんだよ どうしてもビリにしかなれないやつだっている 人間はそれぞれ細胞ってやつが違うんだしね 第一さ、他人をけ落としてまで、人より上に立ちたいため努力なんてさ ちっとも偉くなんかないんじゃないのかな 俺たちは車やテレビじゃない 他との性能を、嫌でも比べられちまう そんな視線には、そんな社会にはもううんざりなんだよ
85 :
(-_-)さん :2006/03/04(土) 22:24:21 ID:5DLsZxbsO
すべてのことに対して、他人と比べるような世の中が嫌なんだよ 例えばそいつの傷を探して、よってたかって開くような真似はやめて欲しい そいつは痛みをかばうために、周りに攻撃的になるだろう 例えば彼女に、一つの価値観を押しつけないで欲しい 彼女は絶望して、一人ぼっちになろうとするだろう そいつは俺より偉くねぇし、俺もそいつより偉くねぇってことさ いい家に住んだり、いい車に乗ってるからって偉くねぇ ただそいつらはそれが欲しかっただけなんだよ 東大出たからって偉くねぇ オリンピック出たからって偉くねぇ 政治家だって別に偉くねぇ ただそいつらはそうなりたかっただけなんだよ 努力しても駄目なことってのはあるんだよ どうしてもビリにしかなれないやつだっている 人間はそれぞれ細胞ってやつが違うんだしね 第一さ、他人をけ落としてまで、人より上に立ちたいため努力なんてさ ちっとも偉くなんかないんじゃないのかな 俺たちは車やテレビじゃない 他との性能を、嫌でも比べられちまう そんな視線には、そんな社会にはもううんざりなんだよ
86 :
(-_-)さん :2006/03/06(月) 13:17:06 ID:lOl8ZASf0
あげ
世紀末の詩大好き。他のも小説持ってる。詩集も持ってる。 昔のばかりだけど、今のドラマもやっぱ独特の台詞と演出が好き。
88 :
(-_-)さん :2006/03/06(月) 14:27:32 ID:lOl8ZASf0
最近のは全然見てない リップスティックまでかな…
89 :
(-_-)さん :2006/03/06(月) 14:28:21 ID:lOl8ZASf0
鏡は愛の敵と言えるだろう 自己愛を増幅するからだ 自分を好きな人間は、他人も愛せるとよく道徳の時間で言いますよ 表面的にはそうだろう しかし、本質は違う 自分を愛し過ぎると他人を愛さない? 鏡の照り返しのように、したことを返せと要求するようになる 自分を愛するがゆえに、いつも不平や不満がある 恋を何度も繰り返すだけですね 恋というと聞こえはいいがな 性的な吸引に過ぎない むろん、入口は動物である以上、DNAのアンテナには逆らえない 入口がまずそこにあるのは仕方ない 時の流れに負けてしまう? そうだ愛とは熟練の鍛冶屋の打つ名刀のようなものだ 相手を変えて作れるものじゃない 一人の人と喜び、怒り、哀しみ、そして楽しむ、時の大いなる流れ しかし、結婚していたずらに時が過ぎれば、たどり着けるというもんじゃない 既婚女性の7割は、仮に生まれ変わったら別の男性と暮らしたいというデータがあるそうです 心貧しき女だからだ いやなら別れればいいのに、生活や子供などを重視する 子供を重視するのはいけませんか? 夫や妻よりも子供だというのは、逃避にすぎない 愛のない明らかな証拠だろう 相手が死に、生活に困れば、あるいは孤独に耐えられず再婚する 鏡をたくさん見る人間に多いはずだ
90 :
(-_-)さん :2006/03/06(月) 14:29:49 ID:lOl8ZASf0
人間よ、自分と他人との区別をやめよ わがままな子供を叱るのに、自分の子供も他人の子供も関係ない 手を差し伸べる若者に、年寄り扱いするなと怒る老人たちは哀しい生き物だ 愛とは極限であり、ほとんどの人間が手に入れられずに死んでいく 俺もまた… そんなことないですよ 教授は待ってる女の人がいたじゃないですか それすらつきつめると愛と呼べるのかわからない いや、愛と呼べば、そこから逃げた自分はより哀れだからだ 愛する人がいて、食べるものがあり、眠る場所がある これだけで幸福が得られるはずなのに 誰もが愛し愛されることにたどり着かない 恋を繰り返し、魂を汚し、自己愛に帰結する 自分を守るために他人を悪く言い、傷つけ、いつも被害者意識があり、その総意として戦争を起こす 愛はあるのか…存在するのか…
僕が似顔絵を書き始めたのは 世の中には、悲しみや苦しみを抱えて生きてる人がとても多いと思うからです その人を、嘘偽りのない自分の心の目で感じてあげたいんです そうして、実際のその人よりもほんの少し良く描いてあげる 太っている人はスリムにとか そういうことだけでなく、ほんの少し明るい色を使ってあげるんです 専門的に勉強したわけでもない僕が言うのもおこがましいんですが 僕が描いた絵を見て、ほんの少し元気を出して欲しいんです 頑張って仕事をしよう 勇気を出して恋愛をしてみよう 人生は…悪いことばかりじゃない
92 :
(-_-)さん :2006/03/06(月) 14:32:42 ID:lOl8ZASf0
知ってるかい? 知ってるかい? これからなんにもないとこ目指すのさ 知ってるさ… 知ってるさ! そこにはきっと、ホントのことしかないってこと…
93 :
(-_-)さん :2006/03/06(月) 14:36:57 ID:lOl8ZASf0
ヒロ「彼女はな、まんざら俺に気がないわけじゃないんだ…ほんとだよ? チャンスはまだあるさ… いいか?彼女はきっとバッグから傘をだすハズだ… その色が…青ー…いや…赤だ! 赤なら俺にも脈があるってもんだ! そしたら恋の真っ赤な花火がドーン!!って…いいか赤だぞ… 赤… ねえ何色だった? (デク走り出す) ねえ何色?あれ?おい!何色!!? 赤 だ … !!!!! イイイイイイイヤアアアホオオオオウウ!!!!!」 明日が、雨でも晴れでも関係ねぇ ただ彼女に俺は、この先も… ずっと、ずっと、思いっきり… 会いたいだけなんだ
94 :
(-_-)さん :2006/03/06(月) 14:37:59 ID:lOl8ZASf0
五郎「俺は皆も知ってのとおり単細胞の大馬鹿野郎だ。 でもなひとつだけきっちり守ってきたモンがある…。 照れくせえけどダチとの友情さ。男と男の固い絆ってやつ…。 そいつをたかが女の事で裏切るような奴は…俺は絶対に許せないんだよ… 絶対に許せないんだよ!!!!」 バキィ!!!! ヒロ「何すんだこの野郎!!」 五郎「立てよ!!俺が腐った根性叩き直してやるよ!!!」 神谷「やめろよ!一体どうしたっていうんだよ。」 五郎「こいつがインポの彼女横取りしやがったんだよ!」 神谷「本当なのか?」 ヒロ「…ああ」 五郎「テメエ…俺はそういう奴が一番きれえなんだよ!盗みや殺しをする奴よりよっぽどそういう奴の方がよ! お前もっとましな奴だと思ってたぜ、少なくともなあ、たかが女のことでダチを裏切るような奴だとは思わなかった失望させやがってこのクソッタレが!」 順平「やめろよ!俺が勝手に片思いしてただけなんだよ!」 五郎「かまうことねえんだよこんなやつよ…!」 順平「ごめんなヒロ…ヤキモチ焼いてチクるようなまねしちまってよ…」 ヒロ「いいんだよ…」 五郎「かまうことねえっつってんだろ…」 順平「殴るなら俺を殴れよ! 何がダチだよ…俺らはおまえなんかの事、ダチだなんか思っちゃいねえよ… ただヤクザだから、おっかねぇからぶるっちまって つるんでただけなんだよ!」 五郎「なんだと、おめぇ…」 順平「すごまれたってもう怖くねぇぞ…水上のことだって…頼みもしねえことしやがって! 俺だってヒロだって、退学くらいそうだったんだ。おまえなんかをダチだって言ってたらな!」 ヒロ「やめろ!順平!」 順平「いんだよ…!! ダチなんかじゃねぇよ!!!!! 」
95 :
(-_-)さん :2006/03/06(月) 14:39:15 ID:lOl8ZASf0
五郎「なぁデク、俺だってよ、昔から嫌われてたわけじゃねぇんだぜ ただよ、嘘が嫌なだけなんだ ただそれだけなのに、俺が嘘を嫌えば嫌うほど、周りから嫌われちまうんだよ 俺は本当はみんなから好かれたかった… 分かってくれる仲間が欲しかった…」 俺たちはみんなサーカスのピエロさ バカみたいにおどけて笑うんだ 悲しい時が来たって、きっとバカみたいにおどけて…
96 :
(-_-)さん :2006/03/06(月) 14:40:30 ID:lOl8ZASf0
まぶしかったからさ そうさ それだけなんだ 俺たちの季節はいつだって瞬間真っ白になっちまう 何よりも 大事にときに… 誰だって一度や二度のミスはあるさ けど、ついてなけりゃそいつはみんなの前で起こっちまう おまけにたったそれだけで、そいつの未来が決められちまう そいつが俺達の、クソッタレ人生さ
世紀末の詩だけは勘弁…なんかね、一話読み終えるごとに泣いてしまうんだわ…全話泣いた…馬鹿だ自分。
98 :
(-_-)さん :2006/03/06(月) 14:41:54 ID:lOl8ZASf0
ドブに入るのは俺たちなんだ 五体満足のくせしやがって、チンケな不満はたらたらダべる そうだろ? ドブに浸かるのは俺たちの方なんだ…
言い訳ならまだマシさ 他人を悪く言うしか能がねえ チンケな自分にツバをしな お前はつまり、誰でもねえのさ
100 :
(-_-)さん :2006/03/06(月) 14:43:27 ID:lOl8ZASf0
俺たちは、ただ食って眠るだけの一生さ たいした差なんかあるもんか 誰かを傷つけたり騙したりしないですむなら そうさ・・・俺たちに、たいした差なんかありゃしないんだよ
101 :
(-_-)さん :2006/03/06(月) 14:44:14 ID:lOl8ZASf0
脚本家・野島伸司が語るドラマ「未成年」に託す思い -------------------------------------------------------------------------------- TVガイド誌(95年10月20日号)掲載記事 デビュー当時の僕は、それこそ日本中の視聴者に好かれなければならない、好青年であらねばならないという思いが非常に強かったんです。 でも、視聴者とドラマの制作者というのは恋愛関係のようなもので、たとえ一部の人に嫌悪されても、僕の作品を支持してくれて、濃くわかりあえるような視聴者がいるんなら、それでいいんじゃないかと思うようになって…。 そのきっかけが「高校教師」の成功だったんです。視聴率を取ろうと思うなら、広く支持されたほうが安全ですよね。ただ、それではラブストーリーもトレンディードラマの域を出ないと思うんでよ。 完全にモラルに反する作品とか、低視聴率が続くドラマを作ったらプロのシナリオライターとして反省しなければならないんだけど、すべての人とわかりあえるはずもないし、しょせんテレビドラマなんだから、嫌なものを受け入れてくれなくてもいいと…。 そういう意味で、僕が心がけているのは、いかにキャラクラターを深く作るかということだけですね。「高校教師」の時、伊藤一尋プロデューサーといっしょにたくさんの女子高生を取材したんですが、みんなよくしゃべるんですよ。 それで思ったのは、この子たちには魅力がないということ、だから、あまりしゃべらないヒロインを作ろうと決めて、"繭"という女の子が生まれたんですよ。だからその時の取材は、逆説的な意味でいい取材でしたね(笑)。 僕は、設定の極端さで支持されているとは思ってないし、それで支持されようとも思わない。第一、そういうあざといドラマって当たってないんですよね。落ちだしたら止まらないし。やっぱり本質がないといけないと思いますね。 「人間・失格」は(視聴率が)悪かった時もありましたけど、あれは意識的にこのドラマは見せない方がいい、という考え方が働いたんではないでしょうか、親たちに。僕は、無視されたんじゃない、とむしろ好意的にとらえています(笑)。
いしだ壱成くんとは2年くらい前に出会ったんですけど、今回の「未成年」は、最初から彼の主役でいこうと決めていたんです。 彼以外に(役柄に)ふさわしい人材がまったく見当たらなかったんですよ。 ただ、以前の壱成くんは、言ってみれば夜8時代のイメージで、それじゃあちょっと軟弱だから(笑)。 それを払拭するためにもTBSさんの"金曜ドラマ"でやりたかったんです。彼は、よく雑誌などで中性的な魅力がある、というように評されたりしていますよね。 でも、僕は全然そういう風にはとらえていなくて、むしろ男っぽいとさえ思っています。しかも、外見的にはナイーブな感じもしますし、この作品でも、オーソドックスでいて、なおかつ翔んでくれそうだったから…。 (このシリーズはいずれも"学校"が舞台になっていますが、という問いに)僕は、生理的に若い世代が好きなんですよ。さっき泣いてたやつが、次のシーンでは笑っているということが可能だから。 でも、そういう世代は、自分が受け入れられなかった時に限って、攻撃的になるというか、誰でも持っている残酷さを発揮してしまうとも思います。不潔さに対する免疫がないし、社会の矛盾に素直に反応してしまいますから。 「未成年」は、5人の高校生の青春群像を描いているんですけど、クライマックスでは彼らが機動隊と衝突するんですね。 シンプルな意味でのテーマは、差別を止めてほしい、外見を含めて勉強や運動のできるできないということを、テレビや車と同じように比べないでくれ、ということです。 このモチーフになったのは、70年代の学生運動とか、東大の安田講堂事件なんですけど、そういう意味では大学の学生運動とは違うということですね。 ただ、僕は安田講堂事件のころ小学生だったんで、もちろんその時の記憶があるわけじゃないし、後になって本やテレビのドキュメンタリー番組で詳しく知っていったんですけど、この事件は、高校生のころの僕の趣向に合っていたんですよ。 ちょうど、森田童子のライブに行ってたころです。
70年安保というのは、話のすり替えだったと思うんですよ。教授会への反発が、いつのまにかベトナム戦争反対になっていったし、無理にその主張の範囲を広げていった感じもしたんですね。 でも、そこにあった不純なものは嫌いだという嫌悪感は伝わってきたし、表面に出てきたわけじゃないんですけど、僕自身も明らかに性能を比べられてきましたから、この世の中は嫌だというところまでいってはいなかったけど、体制に対する反発が欲しかったんですね。 差別があったら闘うんだ、という考え方に傾倒していた部分もありましたし…。その頃の僕ですか?サッカーをやってる健全なスポーツ少年でもあったんですけど(笑)。 大体、人間ってそんなにできた生き物じゃないですよね。もし嫌なら、嫌だといって戦うしかそれを伝えることが出来ないと思うんですよ。 僕自身、デビュー前はなんでこんな状況にあるんだろう、とあせってましたし、自分がそれを強行突破できないジレンマもあったんです。 他人に認めてもらえるんなら、職業はサラリーマンでも何でもよかったんだけど、何も出来ない感じがして、それでも自分が駄目だとは思いたくないという…。
今の時代って、大学に行くのがあたりまえですよね。そのなかで、いい大学に行くことを目標にするわけでしょ。 ただ、それが意味するのは、機会が均等に与えられていて昔のようにお金がないと大学に行けないわけじゃないんだから、もし受からなかったら自分が駄目だと思うしかないということなんですよ。 言い訳ができないんですから。これは平均ということの、マイナスの部分ですよ。 僕が作ったキャラクターは、全部自分から派生したものなんです。今回の5人もね。彼らの言動について、そうは思わない大人としての自分のセリフは、彼らではなく周りの大人たちの口から言わせるようにしてね。 桜井幸子さんは、3作品ともヒロインを演じてくれることになったんですが、今回はか弱くはないですね。彼女が演じる萌香は、心臓に重大な疾患があって、結婚はおろかSEXさえも出来ないという設定なんです。 博人(いしだ)は、兄の恋人でもある彼女に恋してしまうわけですが、ここでは、SEXを越えた恋愛を作ろうと…。 もし大人になって、こういう女性に出会ったら、最初から恋愛対象から外してしまうというズルさがありますよね。そんな状況を、やりたいさかりの高校生が凌駕するという…。 僕のヒロイン像は、もし僕が半身不随になっても、見捨てない女の子ですから。 この「未成年」という作品は、中高生の男の子に見てほしいという思いがとても強いんです。 それにこの作品は、抜けているところとこもるところというか、ドラマのトーンの振幅のバランスが(3作中で)一番とれていると思いますから、期待していただきたいですね。
105 :
モカ :2006/03/06(月) 14:51:12 ID:lOl8ZASf0
公園でブランコに座っていた私は、不意に胸が苦しく感じました 激しく動いたわけでもない ただ、そこに座っていただけで 景色が…瞬間色褪せたんです モノトーンの世界 子供の頃の絵日記を思い出しました 楽しいこと悲しいこと、いろんなクレパスで描きました 楽しいこと悲しいことにも、選ぶ色はあると思うんです でも今の私にはないんです… たった一度の恋の終わりで、私は色を失ってしまったんです そんな人間が、母親になれるでしょうか 私は死ぬまで絵日記を描いていたいんです 赤や、黄色や、緑、そして時にはブルーを選んでも 好きな人のそばで…
106 :
(-_-)さん :2006/03/06(月) 14:52:17 ID:lOl8ZASf0
「ゴホッゴホ…」 「あんたひとりで無理するからよ」 「ばかやろう、まだまだくたばってたまるか」 「もう少しこの子がねえ…」 「バカいうな。こんな優しい息子が他にいるか。 俺はな、いつも神様に感謝してるんだ」 「今朝から銀行からの電話がすごいのよ」 「仁の前で金の話をするな!」 「…どうせ、わかりゃしないんだよ!」 「ババァがすねるんじゃねえってんだ、なあ。お前は良い子だな。」
107 :
(-_-)さん :2006/03/06(月) 14:53:10 ID:lOl8ZASf0
なあ、デク お前にはいつできたのか知らねえけど、頭にキズがある 彼女にも、萌香にも胸に手術の跡があるらしい きっと五郎にも、見えねえけど…心のキズってのがあんだろうな… 不思議だよな…俺にはそういう奴のが綺麗に見えることある…
108 :
(-_-)さん :2006/03/06(月) 14:53:44 ID:lOl8ZASf0
アリサ「あなたのこと、彼女も好きだったのかも」 ヒロ「そんなこと…」 アリサ「んーん、きっとそう。だからあなたの前から消えたのよ」 ヒロ「どうして?」 アリサ「大切な思い出にしたいから じぶんのコンプレックスを知ってなお好きだって言ってくれたの、あなただけだったのよ セックスを売り物にしてた私が言うのもなんだけど、同じ体なんていつか飽きるし飽きられるわ 飽きないのは、温度だけだと思うよ ヒロ「…温度?」 アリサ「温かくて、やさしい温度 慣れ親しんだ二人だけのぬくもり そっちの方がずっと大切なのよ セックスするよりも、眠る方が大切なように…」
109 :
(-_-)さん :2006/03/06(月) 14:54:41 ID:lOl8ZASf0
早く大人になりたいね そしたらだれも文句は言わないんだろ? ふーん、そうでもないんだ 大人は大人で大変なんだ 質問 だったらいったいいつなのさ 自由に羽をのばせるのは…
110 :
(-_-)さん :2006/03/06(月) 14:55:38 ID:lOl8ZASf0
俺はずっと考えてたんだ。 俺たちはなぜ生まれ、なぜ死ぬのか…。 けど、いくら考えても、ちっとも答えなんか出やしねえ。 けど俺たちはいつも何かを考える。 花や木や虫たちはそんな事を考えたりはしない。 花はただそこに咲いているだけだ。 ただ無心に精一杯咲いて、いつかは何も言わずに枯れてゆく。 俺はそんな花が大好きだ。 永遠じゃないから…愛しく思って、大事に水をやる。 俺たちも永遠じゃない。 やがては誰もが死んじまう。 ただ花とちがうのは考えることだ。 「もっとたくさんの栄養を吸収したい」 「もっと太陽の光を浴びたい」 「できればひとりで独占したい」 嵐が来て、他人が流されても、同情はするが助けることはない。 俺たちは同情が好きだ。俺たちは他人の不幸が好きだ。 俺たちは…いつもいつも自分と他人とを比べている… いつもいつも小さな不満がある… 孤独で…自分の無力をなげいている!!
111 :
(-_-)さん :2006/03/06(月) 14:56:24 ID:lOl8ZASf0
…俺はそんな生き方はやめよう…。 初めからやり直すんだ。 ただ、自分のあしもとと空を見つめるだけでいい。 ただそこに咲いている花みたいに…。 俺自身も比べられてきた。 けど俺も友達のことを比べていたんだ。知らない間に…そいつに同情して… そいつを…友達なのに… デクを…。 あいつは許してくれた。 だから俺も初めからやり直すつもりだ。 あんな事件を起こした俺でもやり直せる…俺の愛する人が教えてくれた…。 精一杯そこに咲いていた彼女が…。 人間の価値をはかるメジャーは… どこにも…どこにもないってことだ!! 頭のデキや、体のデキで簡単にはかろうとする社会があるなら、 その社会を拒絶しろ!!!! 俺たちを比べる全ての奴等を黙らせろ!!!! お前ら…お前ら自分が無力だとシラけずに… 矛盾を感じて、怒りを感じて、言葉にだしてNO!って言いたい時! 俺は…俺のダチは…みんないっしょに付き合うぜ…。
112 :
(-_-)さん :2006/03/06(月) 14:58:39 ID:lOl8ZASf0
ひまわりは、いつでも君たちのそばに咲いている 君たち自身がまた、ひまわりのように咲くことができれば やり直しのきかない人生などない 例えば老人になったとしてもだ 僕は知っている この鑑別所の中でも、君たちのすぐそばで咲いているひまわりの花を そして、君たちもまたひまわりになれるということを ひまわりは日差しを欲しがる しかし、争うようにはしない みないたわり合うように、太陽の出る東の空を向いている ここは君たちを裁く場所ではない 君たちが、自分を見つめ直す場所だ 人の分の日差しまで欲しがらなかったか いじけて、咲くことをやめなかったか 僕は知っている 君たちは、友達というひまわりを求め そして君たちもまた、ひまわりになれることを ひまわりの花言葉を知ってるかい いつも、そばにいる そしてもう一つある あなたは、素晴らしい そばにいる人に言ってあげられるかい そうしたら、君も言ってもらえるよ あなたは、素晴らしいと
涙出る…。
俺は…昔は、地元じゃ評判のワルだったんだ… キレたら止まらない…札付きの…不良… …ごめん …全部ウソなんだ 君はしゃべらなくてもいい 本来それは教官が記入するものなんだけど、○×でいいから、書いてくれないかな 今日じゃなくてもいい…明日でも、あさってでも… …そうだ、今日は僕の話聞いてもらおうかな ほら、きみは口が固そうだから 僕も…登校拒否をしていた 学校や勉強がそれほど嫌いだったわけじゃない それなのに…ある日、とても熱い日に蝉が鳴いていた 僕は少し遅刻しそうで急いでたんだけど、その蝉が止まっている電信柱を、立ち止まって見上げたんだ とてもとても熱い日で…僕の苦手なプールの授業がある日だった 1分…2分…どのくらいそこにいたのかわからない 突然、蝉がジジッと小さく声を上げて飛んでいった その時…その蝉のやつ…僕の顔におしっこひっかけたんだ…僕はなんだかとっても悲しくなって、そのまま学校には行かず、家に戻ってしまった そして、そのままずーっと…僕はだんだん行かないことに慣れていった 心の中は息苦しかったけど、体はなんだかすっかり慣れてしまったんだ 僕は本当に一日を家の中だけで過ごした TVゲームのように、家では王様になってた 臆病で、ずる賢い王様に… 他人とはほとんど口を聞かない そして大人になった僕は、相変わらず、臆病で卑怯なままなんだ …けど、それは今になってなぜか良く分かる 僕はもう…もうきっと遅いんだろうけど、蝉を… 僕におしっこをかけた蝉に腹が立たなかったからだ…!追いかけてやっつけてやろうと思わなかったからだ! いや、少なくとも、思うだけはすべきだったのに… 僕は、戦おうとはせず、逃げ出したんだ… 僕が教官になったのもまた卑怯な理由だ… ここには、僕を侮蔑したうるさい蝉たちがたくさん入ってくる そのうるさい蝉たちを、安全な中で制圧できるからだ しかし、誰も僕に屈服はしない…僕は… 僕はこんな奴になりたくなかった…
117 :
(-_-)さん :2006/03/06(月) 16:33:48 ID:vXBMAWyEO
119 :
(-_-)さん :2006/03/06(月) 18:08:38 ID:vXBMAWyEO
121 :
(-_-)さん :2006/03/06(月) 20:18:32 ID:vXBMAWyEO
>>120 何歳?
野島ドラマいいよね
ドラマ自体あんま好きじゃないけど野島ドラマだけは特別
未成年、聖者の行進、リップスティックが好き
>>121 22歳。121さんは?
私はねー見てないのが二つあるんだ。最初の高校教師と未成年。
未成年なんか評判イイからビデオ借りてみようかな〜。
好きなのは前にも書いたけど、世紀末の詩と人間・失格かなぁ。美しい人も好き。リップスティックもよかった。というか見てないの以外全部好き。
123 :
(-_-)さん :2006/03/06(月) 22:13:20 ID:vXBMAWyEO
>>122 俺も22!
未成年いいよ。
てか一番好き。
>>123 おぉ!同い年だ!
未成年見るよー。当時は出演者が嫌いで見れなかったんだ。
125 :
(-_-)さん :2006/03/06(月) 23:23:02 ID:vXBMAWyEO
>>124 そうなんだ?
誰が嫌いだったの?
多分見たら印象変わるよ。
>>125 おはよう。誰が嫌いだったか忘れた…反町?香取?今は嫌いじゃないけどね。
『怪物の詩 姿醜き怪物達よ 僕は何故君らといると落ち着くのか 救いようのないコンプレックスを抱え 慰めだけをひたすらに待つ 姿醜き怪物達よ 僕は何故またここに来るのか 僕自身がまた怪物だからなのか それでも姿みにくき怪物達よ 外はもっと恐ろしいんだ 心みにくき怪物達で溢れていて』 野島伸司詩集V ピンク色のヒヨコ、より
128 :
(-_-)さん :2006/03/07(火) 17:16:48 ID:yB0ugIlLO
>>128 OK。週末に見る予定。
詩集Tってもうないんだよねー悲しい。
『もっとも愚かな女の子は 男の子に強さを求める もっとも愚かな男の子は 女の子に優しさを求める おぉまるでないものねだり 持っているものはあべこべなのさ』 『彼女は地球 君はとても単純だね 呆れるくらいに美しいよ バカにしてるわけじゃないんだ ほら僕の手をつないでごらん この世は青と白と緑だけ ただそこにある単純さは 子供のかいた絵のようで 呆れるくらいに美しいだろ』 野島伸司詩集U 僕とリンネ、より
リップスティックのサントラ買った。 てかなんでこのドラマのタイトルリップスティックなの?
簡単に検索したけどリップスティックのインタビュー見つからなかった…絞り込めば見つかるかな。 サントラいいな。 あと小説欲しくなってきた…あのラスト最高。
133 :
(-_-)さん :2006/03/09(木) 23:12:02 ID:183IqvfEO
小説版のラストってどんななの?
小説持ってないからわからないけど、ほぼ一緒。 他の小説もほぼ一緒だったから。多少の違いはあるけど。
135 :
(-_-)さん :2006/03/10(金) 23:31:35 ID:fcGV7xTOO
つまんない人間だよな…俺…
┌─────────┐ │ 僕に優しくしろ!! | │ 僕を敬え!! | └―――──――――┘ ヽ(´ー`)ノ ( へ) く
ドラマ見てるとそう思う 事件なんてないし
まぁ………でもこれからあるかもよ。
未成年ビデオ1巻見たぞ! なんで当時見れなかったかわかった。自分にないものばかり=青春だからだよ。 エロいけど、切ないな。あと、やっぱ友情…私が男ならもっと共感できたかも。 あと3巻楽しみにしよ。
141 :
(-_-)さん :2006/03/13(月) 13:56:40 ID:xtN6CDO60
>>140 乙!!
前半のマターリした展開も好きだな。
142 :
(-_-)さん :2006/03/13(月) 23:34:17 ID:dQn5MFkWO
くだらねえ… こいつらなんってくだらねえ… まるで季節はずれのカエルみたいに… ゲロゲロ… ゲロゲロ…
143 :
(-_-)さん :2006/03/14(火) 21:15:33 ID:QSQz95Rh0
ヒロ「大丈夫?」 萌香「あ…高校生だったの」 ヒロ「バイトだったんだよ 友達?」 萌香「うん。大学の。」 ヒロ「え…大学生?…すか?」 萌香「私は2年」 ヒロ「俺は3年」 萌香「じゃあ、2つちがいね」 ガタンガタン… (くだらねえのは俺も同じだ…こんなときに俺の下半身はまったくくだらねえ… なっ!静まれこの野郎…!) ヒロ「…興味なさそうだったけど?」 萌香「え?」 ヒロ「ライブ」 萌香「見てた?」 ヒロ「うん」 萌香「いろんなとこ、行こうと思って…楽しそうなとこならどこでも…」 ヒロ「え…?」 萌香「あたし、決めたんだ… 冒険しようって… 冒険しよう、って。」
144 :
(-_-)さん :2006/03/14(火) 21:16:25 ID:QSQz95Rh0
順平「コイツラがガンつけたとか変な因縁つけてよ…」 ヒロ「殴られたのか・・・?」 順平「そうだよ・・・!こことここ…2発も・・・」 チンピラ「ここは俺らの島なんだよ」 ヒロ「許してやれよ・・・」 チンピラ「ああ!?許してくださいだろおが、あぁ!?」 デク「カシャ」 チンピラ「ああ!?何やってんだよおめえオモチャのカメラで何やってんだよ!?」 ヒロ「くだらねえ・・・!どいつもこいつも…」 チンピラ「なんだとぉ!バキッ!」 順平「ヒロ!もう、やめてくれよお…」 五郎「あ、俺のバイクが ライトが割れとる だれだこんな事したのは!?」 チンピラ「すっこんでろ・・・うっ・・・!」 (バキッ!!!!!) 五郎「なめんなこの野郎! あんちゃん・・・何発やられた」 順平「2発・・・いや3発です、あと・・・友達もやられました・・・」 五郎「そうか ・・・オラ立てよ」 (バキッ!!!!!バキィッ・・・!!!!) チンピラ「うう…許してください!!!」 ヒロ「もうやめろ…!」 順平「バカ!ヒロ!モノホンなんだぞ!!」 五郎「はあ・・・はあ・・・ ひさしぶりだな、ヒロ・・・」 順平「え!?」
145 :
(-_-)さん :2006/03/14(火) 21:17:14 ID:QSQz95Rh0
順平「ヒロがあんなモノホンと知り合いだったとはなあ・・・」 ヒロ「俺も驚いたよ、中学ん時教師殴って少年院はいったのは知ってたけど」 加代子「ほらそこちがう!」 ヒロ「カーコもうバイトの時間じゃねえか?」 加代子「いっけない!」 順平「なあ最近カーコの奴色っぽくなったとおもわねえか?」 ヒロ「恋でもしてんじゃねえか」 順平「やっぱそうなんかんねえ!?」 ヒロ「・・・あ?」
146 :
(-_-)さん :2006/03/14(火) 21:18:31 ID:QSQz95Rh0
ヒロ「ついてくんなっつってんだろ! ステイ! 変になつくんじゃねえっての・・・この、デクの棒!」 デク「デーク?」 ヒロ「はあ・・・」
147 :
(-_-)さん :2006/03/14(火) 21:20:14 ID:QSQz95Rh0
辰巳「ああヒロ、帰ってたのか」 ヒロ「兄さんまた試合勝ったってね」 辰巳「たまには試合観に来いよ」 芳史「博人、ただいまくらい言ったらどうだ」 ヒロ「・・・ただいま」 辰巳「ヒロ、紹介したい人がいる 新村萌香さんだ」 萌香「初めまして」 ヒロ「どうも・・・あ・・・」
148 :
(-_-)さん :2006/03/14(火) 21:21:23 ID:QSQz95Rh0
芳史「ラグビーってのはね一瞬のひらめきが大事なんですよ 特にスタンドオフってポジションはね、頭脳と才能、これが必要不可欠なんですよ」 萌香「ラグビー連盟の会長をやっていらっしゃるって・・・」 芳史「ん、まああれは名誉職ですな、ははは」 辰巳「小さい頃から鍛えられたんだよ、俺も、ヒロも まるでラグビー版巨人の星さぁ」 芳史「まあもっとも、ひとりはまったくあてが外れたがな」 辰巳「父さん…ヒロには向いてなかっただけなんです」 芳史「向いてない?じゃあ辰巳、博人に向いているものは一体なんなんだ 勉強はまるで駄目、スポーツもまるで興味が無い お前、一体毎日何を考えて生きているんだ」 ヒロ「はん…別に何も」 芳史「博人!お前何か一度でも努力をしたことがあるのか! 何かこう熱くなるものがないのか!!」 ヒロ「ハハハ・・・」 芳史「何がおかしいんだ!!」 ヒロ「まるで大昔の青春ドラマみたいだからさ あの夕日に向かって走ろう!!!へっ…」 芳史「なんだと!」 辰巳「父さん!お客様もいらしてるんですから…」 萌香「私は別に…」 辰巳「ヒロ、父さんに謝るんだ」 ヒロ「出来の悪い息子で発散したきゃ殴ればいいんだ…!」 芳史「博人!」 萌香「……」 ヒロ「…すいませんでした… もう、いいですか?友達から電話…」 辰巳「ああ、おやすみ」 芳史「母親そっくりだ… いつも何かに不満そうだったあの顔に…」
ねぇなんでこんな台詞知ってんの?サイトとかあるの?
縺?繧?縲∵昴>蜃コ縺励※譖ク縺崎セシ繧薙□?ス暦ス暦ス暦ス? 繧√■繧?縺上■繧?縺ッ縺セ縺」縺溘°繧峨□縺?縺溘>隕壹∴縺ヲ繧? 隨ャ荳隧ア縺薙s縺ェ蜀?螳ケ縺�繧医?ュ 縺ゅ→繝偵Ο繝医′蜈?縺輔s縺ォ繧上*縺ィ雋�縺代i繧後※豕」縺上す繝シ繝ウ繧ょ魂雎。豺ア縺九▲縺?
151 :
(-_-)さん :2006/03/15(水) 08:04:34 ID:JVhApTbjO
↑何故か文字化けした… いや、思い出して書き込んだだけwwww めちゃくちゃはまったからだいたい覚えてるwwww ヒロトが兄さんにわざと負けられて泣くシーンも印象深かった
すげー記憶力。1巻見たばっかりだからあってるしびっくりした。
155 :
(-_-)さん :2006/03/15(水) 12:27:27 ID:JVhApTbjO
>>152 すべては載ってないけど
野島伸司カタルシスでぐぐれば神サイトが見つかる
あ、一応カタルシスはブックマーク済み…そこからあんま見てないけど、神サイトがあるんか!!
カタルシス知ってたのかー カタルシスが神サイトって意味だったんだけどwwww
あっ、そうだったのかw アホや自分………
よっしゃ2巻見た。 面白くなってきた〜兄貴の恋人モカいい〜。 ごろうの友情も!! つーか明日返すのに、今日見終わったって、遅っ。
ラグビー部員 「へぇ〜戸川先輩の弟さんかあ」 「戸川先輩の弟さんならそうそうやるんだろうな」 「キミ、ポジションどこ?」 ヒロ「いや、俺は別に…」 辰巳「俺と同じスタンドオフさ 直線距離なら俺よりも速いかもしれない」 ヒロ「え?」 ラグビー部員 「まさかー」 辰巳「ヒロ、試してみるか」 ヒロ「ちょっと待てよ、俺はそんなことしにきたんじゃ…」 辰巳「親父の言うように、“逃げる”のか?」 ヒロ「……」 デク「ヒーロー!」 ラグビー部員 「俺、戸川先輩に千円!」 「弟さんに千円!」 「用意、スタート!」
161 :
(-_-)さん :2006/03/17(金) 18:17:21 ID:agbEIQad0
…ザーザー デク「わー、わー」 ヒロ「はぁっ…はぁっ…うぅっ…!!!」 辰巳「負けたよヒロ」 ヒロ「どうしてわざと負けたんだ!! どうして!!!?うあああ!!!!」 辰巳「ヒロ、お前だってやればできるんだ…それを…」 ヒロ「うぅっ…」 辰巳「すまなかった」 デクはずぶ濡れで泣くヒロに傘を差し出すがヒロはデクをつきとばしてしまう
162 :
(-_-)さん :2006/03/17(金) 18:25:21 ID:agbEIQad0
萌香「学生証、あなたが持ってたの」 ヒロ「う、うん」 萌香「お兄さんに会いに来たついでね」 ヒロ「あなたに会いに来たんですよ もう一度会いたくて…」 萌香「また遊びに行かせてもらうのに」 ヒロ「いや、そうじゃなくて…つまり…その、何が言いたいかっつうと…」 萌香「私のことが…好き? どうして?お兄さんのことが、憎いの? ヒロ「…え?」 萌香「あなたはお兄さんにコンプレックスを持ってる それで、お兄さんの恋人かもしれない私に告白して奪ってしまおうって」 ヒロ「兄貴は関係ないんだ!!」 萌香「付き合って、私とキスがしたい? セックスがしたい? ヒロ「そんなこと考えてないよ…ただ…」 萌香「ただ?」 ヒロ「…」 萌香「さようなら」
163 :
(-_-)さん :2006/03/17(金) 18:26:41 ID:agbEIQad0
デク「wwwww」 ヒロ「何がおかしいんだよぅ 彼女はな、まんざら俺に気がないわけじゃないんだ…ほんとだよ? チャンスはまだあるさ… いいか?彼女はきっとバッグから傘をだすハズだ… その色が…青ー…いや…赤だ! 赤なら俺にも脈があるってもんだ! そしたら恋の真っ赤な花火がドーン!!って…いいか赤だぞ… 赤… ねえ何色だった? (デク走り出す) ねえ何色?あれ?おい!何色!!? 赤 だ … !!!!! イイイイイイイヤアアアホオオオオウウ!!!!!」 -------明日が、雨でも晴れでも関係ねぇ ただ彼女に俺は、この先も… ずっと、ずっと、思いっきり… 会いたいだけなんだ
164 :
(-_-)さん :2006/03/17(金) 18:28:29 ID:agbEIQad0
>>159 デクの演技良くない?
てかあなたと友達になりたい
>>164 私デクになりたいと思ってた!!聖者の行進思い出す。
友達?なんで?
野島ドラマの話できる人いないから おれはヒロと五郎に憧れるなあ… 不器用なりに友達思いで 順平の落球のシーン見た?あれは可哀相だった… 落球して「まぶしかったからさ…」で青春の輝きのイントロにはいる流れが切なかった 今どの辺?アリサまだ生きてる?
私もいないなぁ、まわりに。 落球シーン見たよ。まぶしかったからさ…よかった。切なかった。 今は6話まで見た。 「俺は貴方を泣かしたりしない。俺は貴方がいないとだめなんだ。俺は貴方を愛してる」 言われてー!! 1巻に3話入ってるからね。アリサ…その人が死ぬんか…病院に皆集まるシーンか?? でもね、ドラマでも好みがあるじゃん?私は今んとこ世紀末の詩が一番大好き。バイブルだ! どうなの?友達なる?
うん なって欲しい 捨てアドとか晒せる? 僕はリップスティックと未成年と聖者の行進が好き いまもリップスティックのサントラ聴いてる
捨てアドないからよかった。明日送る。夜早いから私。 リップスティックの小説安く売ってないかな〜とまだ思う。
171 :
(-_-)さん :2006/03/18(土) 16:15:30 ID:9BcbRu9s0
ミーン…ミーン デク「ん!んーははーww」 ヒロ「何?またアイス当たったの?」 デク「あははーww」 ヒロ「だーめ!もうかえるよ」 神谷「ドンッ!」 ヒロ「んだよあいつ」 「いたいた痴漢よ!」 「多いのよねー夏になるとこういうの!」 ヒロ「え?なになに!?」 「とぼけないでよ痴漢!」 ヒロ「だから俺たちじゃないんだって!なあデク!」 ――バランス悪いって言われちゃそれまでさ いつでも喉はカラカラなんだ 彼女がいつでも欲しくて、頭ん中もカラッポさ
172 :
(-_-)さん :2006/03/18(土) 16:26:40 ID:9BcbRu9s0
ヒロ「右右!!もらすなよデク はは、アイス5本も食えばそりゃくだんだろwww」 家政婦「おかえりなさい。先生が見えてますよ」 ヒロ「先生?」 家政婦「家庭教師の先生ですよ」 ヒロ「家庭教師!? 冗談じゃねえよ親父のやつ勝手によ… …あ」 萌香「数学が特に弱いみたいね お兄さん心配してたみたいよ、大学行く気ないのかって …いやならやめてもいいけど」 ヒロ「いや!よろしくお願いします! なあデクおまえも頭さげろほら!」 萌香「ふふww」 ヒロ「な?言ったろ?彼女はまんざら俺に気が無いわけじゃないって じゃなきゃさあ… あれ?デク?おいデク!?」 萌香「彼とは同じ学校? 働いてるの?」 デクはお菓子のはいった紙袋を萌香に渡し頭の傷を見せる デク「デーク!www」 萌香はデクの手を握っていった 萌香「わたし…新村萌香 よろしく」
173 :
(-_-)さん :2006/03/18(土) 16:42:31 ID:9BcbRu9s0
順平「何落書きこいてん…あれ!?」 順平「焼きそばパン! あーっちっくしょー今日も焼きそばパンとれなかったよ! しかしお前も単純だねー美人の女子大生の家庭教師に恋してガリ勉くんとはよ」 ヒロ「何とでも言えこのまま東大まで受かったりしてよ!」 順平「気持ちはわかるよ、なんつーか甘くて柔らかいな」 ヒロ「甘くて柔らかいな〜www」 順平「でもあんちゃんの恋人じゃーなあー」 ヒロ「はぁ〜〜…」 加代子「ヒロー」 ヒロ「固いのがきたよ固いのが」 加代子「えらいじゃなーい、大学行く気になったのね」 ヒロ「さあそれはどうでしょー」 加代子「いいわ、ご褒美あげる」 ヒロ「処女か!」 順平「ブッ!」 加代子「バカ!」 順平「あ!焼きそばパン!」 ヒロ「うっそまじでー? 半分食うか?」 順平「いらねえよ…」 ヒロ「なにふれてんだよ、食えよ」 順平「いらねえっつってんだろ…」 ヒロ「『くいてー!!!』」
174 :
(-_-)さん :2006/03/18(土) 16:50:54 ID:9BcbRu9s0
順平「明日勝てば準決勝だ…よし!」 ヒロ「つっても補欠だろ?このおケツはww」 順平「バカ、レギュラー全員が風邪でもひいてみろ、エースで四番だぜ?」 ヒロ「そしたらコールド負けだよww」 カシャ! デク「www」 順平「…変なのになつかれちゃったみたいね」 ヒロ「…昔からさ、捨て犬とかよくついてきたよ」 ブゥウウン!!!! 五郎「よっ」 ヒロ「五郎!」 五郎「おまえ昨日の女どうだったよ?」 ヒロ「バ、バカ!!」 順平「(捨て犬はともかくモノホンは洒落なんねえよ)」 五郎「おいインポ!どこ行くんだよインポちゃんww」 順平「ちょ、ちょっと待ってくださいよお!」
175 :
(-_-)さん :2006/03/18(土) 16:54:51 ID:9BcbRu9s0
五郎のアパート 順平「いい女っすね、これっすか?」 五郎「まあな」 ヒロ「…どういうつもりだ! どういうつもりだって聞いてんだよ お前自分の彼女俺に相手させたのか?」 五郎「あ、あいつも仕事なんだよ…いちいち相手選んでらんねんだよ」 ヒロ「ふざけんな!」 五郎「…手放せ、放せ!」 バキ!! 順平「あ!デク!!!」
176 :
(-_-)さん :2006/03/18(土) 17:01:28 ID:9BcbRu9s0
アリサ「私に相手させたこと、別に変な意味はなかったのよ」 ヒロ「普通じゃないと思うけど」 アリサ「お礼がしたかったのよ」 ヒロ「お礼?」 アリサ「中学のとき、五郎ちゃん学校の先生殴って大怪我させたことあったでしょ 結局退学になっちゃったわけだけど、ひとりだけかばってくれた奴がいたって… 五郎ちゃん酔うといつもその話してくれるの」 ヒロ「あの教師妙に五郎のこと目の敵にしてたとこあったからね」 アリサ「とっても嬉しかったのよ、そういう風に優しくされたことなかった人だから… 五郎ちゃんと仲良くしてあげてね」
177 :
(-_-)さん :2006/03/18(土) 17:11:20 ID:9BcbRu9s0
ヒロ「あのチビッコばっかの野球チームさ、20連敗してるらしいよ」 萌香「こんなとこで気が散らない?」 ヒロ「んーん、天気もいいしね」 萌香「ここ、間違ってる」 ヒロ「え、うん 兄貴…兄さんとなんかあった?」 萌香「なんかって?」 ヒロ「その…口に出しては、言いづらいようなこと!」 萌香「…そうね、恥ずかしいから、言えないわね」 ヒロ「そうなの!?」 萌香「ほら次の問題ww」 ヒロ「そっちの問題の方が重要だよ!」 萌香「あなたには関係ないわ」 ヒロ「関係あるよ、だって、だって俺は…」 萌香「…私のことが好き」 ヒロ「そうです…」 萌香「だからって、あなたが何をしてくれるの?」 ヒロ「兄貴を、ぶん殴ってやる!」 萌香「そんなことをしても、私が惨めになるだけ それに、あなたじゃお兄さんに勝てっこないわ ね、あなたはあのちびっ子のチーム 何回やっても勝てないの」
178 :
(-_-)さん :2006/03/18(土) 17:12:21 ID:9BcbRu9s0
ヒロ「勝ったら?もし俺が勝ったら?」 萌香「ほんとに、辰巳さんと殴り合うつもり…?」 ヒロ「…いや、あのちびっこのチームが勝ったらってこと」 萌香「そしたら?」 ヒロ「俺と結婚してくれ!」 萌香「ふふふwww」 ヒロ「本気なんだよ …あんまり計画性はないけど…」 萌香「どうでもいいけど、もうツーアウトみたいよ」 ヒロ「はぁ…」 萌香「そうね、考えてあげてもいいわね」 ヒロ「ほんと!!? おい!代打だ代打!!!」
友達に野島氏の愛を聞かせたら、 幸せなんだろうなだってさ。 私もそう思うよ。真実の愛は幸せだろうって。
180 :
(-_-)さん :2006/03/18(土) 23:15:17 ID:sOsEDpooO
友達イナイヨ…
181 :
(-_-)さん :2006/03/21(火) 20:47:28 ID:uQ4mOWicO
あい【愛】 [意]大切に思う、暖かい感情。人をしたう心。異性をしたう心。 [例]愛好・愛妻・愛情・割愛・相愛・盲愛・恋愛・母性愛。
183 :
(-_-)さん :2006/03/27(月) 00:17:14 ID:VE41Aci5O
age
184 :
(-_-)さん :2006/03/27(月) 00:33:04 ID:HJqrUQ1wO
野島伸司の新しい本が5月に発売されるよ! 楽しみだね(´・ω・`)ワクワク
なんの本?小説?
186 :
(-_-)さん :2006/03/27(月) 16:27:19 ID:HJqrUQ1wO
>>185 スコットランドヤード・ゲームってタイトルで、5月1日に1575円で発売予定らしいっすよ(´∀`)
187 :
(-_-)さん :2006/03/27(月) 17:22:26 ID:ixzgOnNk0
本はいいからドラマやってくれよー 昔のTBS三部作みたいなの
無理じゃね?もうネタつきたというかドラマのテーマが完結したと言うか。 本は他にも出してたなードラマになってないから買わないけど。
いしだ壱成とか窪塚とか彼のドラマに出演したひとってなんか社会に適応できなくなってる気がする 最近の野島ドラマの作風には彼らへの陳謝の気持ちが感じられてならない
190 :
(-_-)さん :2006/03/27(月) 19:25:50 ID:ixzgOnNk0
あげ
ひまわりは、いつでも君たちのそばに咲いている 君たち自身がまた、ひまわりのように咲くことができれば やり直しのきかない人生などない 例えば老人になったとしてもだ 僕は知っている この鑑別所の中でも、君たちのすぐそばで咲いているひまわりの花を そして、君たちもまたひまわりになれるということを ひまわりは日差しを欲しがる しかし、争うようにはしない みないたわり合うように、太陽の出る東の空を向いている ここは君たちを裁く場所ではない 君たちが、自分を見つめ直す場所だ 人の分の日差しまで欲しがらなかったか いじけて、咲くことをやめなかったか 僕は知っている 君たちは、友達というひまわりを求め そして君たちもまた、ひまわりになれることを ひまわりの花言葉を知ってるかい いつも、そばにいる そしてもう一つある あなたは、素晴らしい そばにいる人に言ってあげられるかい そうしたら、君も言ってもらえるよ あなたは、素晴らしいと
193 :
(-_-)さん :2006/04/04(火) 12:42:25 ID:YFEIhesg0
キング・オブ・ノジマーズEX 未成年チームのストーリー 「ふぁあああ〜、なにか詰まんねえよな。毎日さあ・・」ヒロトはビルの清掃の休憩時間屋上の階段に座って大きくあくびをした。 デクはそんなヒロトをよそに、緑ガメのちびたを可愛がっている そのとき同じビルで清掃している坂詰五郎がニヤニヤしながらやってきた 五郎「おまえら、びっくりするなよw俺宛に格闘技大会の招待状が来たぜ?」 ヒロト「なんだよ、K1のか?」 五郎「ちがうね、よく見てみな」五郎は招待状をヒロトに渡した ヒロト「キングオブノジマーズ参加招待状?」 五郎「団体戦で参加資格は3人からだ、出場しようぜ?」 ヒロト「嫌だね、だいたいケガでもしたらどうすんだよ」 五郎「そんなこと言わずになあ、中身をよく読んでくれよ」 ヒロト「主催者、大富豪シンジ・ノジマ・・。優勝賞金1億円?!」 そのとき一億円と聞いたデクが動いた デク「いちおくえん・・いちおくえん・・・すごいお金!」 五郎「そうだぞデク、一億円あれば俺達こんな仕事ともお別れだ。おまえんちの町工場だって建て直せるぜ?」 デク「デク、出場する!」 ヒロト「おい五郎、デクをそそのかすなよ!」 五郎「大丈夫だって、デクのあのすげえ如意棒捌き、お前も見てるだろ?コイツにゃ棒術の心得があるんだよ」 ヒロト「そうか・・じゃあお前等だけで勝手に出場してくれ」 五郎「でもな、出場枠は3人だ、あと一人足りねえ」 ヒロト「順平がいるだろ?それか加代子?」 五郎「なあ、ヒロふざけてるだろ?あのヘタレを入れて優勝できると思うか?加代子は外資系のOLやってるし」 ヒロト「ああそうだ、神谷がいるだろ!」 五郎「海外行ってます。」 ヒロト「なんでまた海外に?」 五郎「嫁の台湾ツアーに一緒にくっ付いて行ったんだとさ。まあとにかくお前だけが頼りなんだ、出ようぜKON?」 ヒロト「しょうがねえなあ・・でも兄貴とかがなんつーか・・でも優勝して一億円獲れば俺もようやくアイツを見返せるかも」 五郎「そのいきだ!」 こうしてヒロトはデクと五郎と組んでKONに出場することを決めた。 未成年たちの新たな戦いが今切って落とされようとしていた。
あげ
3巻鑑賞中…泣ける…。
全部見たー。よかった。泣けた。よかったー。
すべてのことに対して、他人と比べるような世の中が嫌なんだよ 例えばそいつの傷を探して、よってたかって開くような真似はやめて欲しい そいつは痛みをかばうために、周りに攻撃的になるだろう 例えば彼女に、一つの価値観を押しつけないで欲しい 彼女は絶望して、一人ぼっちになろうとするだろう そいつは俺より偉くねぇし、俺もそいつより偉くねぇってことさ いい家に住んだり、いい車に乗ってるからって偉くねぇ ただそいつらはそれが欲しかっただけなんだよ 東大出たからって偉くねぇ オリンピック出たからって偉くねぇ 政治家だって別に偉くねぇ ただそいつらはそうなりたかっただけなんだよ 努力しても駄目なことってのはあるんだよ どうしてもビリにしかなれないやつだっている 人間はそれぞれ細胞ってやつが違うんだしね 第一さ、他人をけ落としてまで、人より上に立ちたいため努力なんてさ ちっとも偉くなんかないんじゃないのかな 俺たちは車やテレビじゃない 他との性能を、嫌でも比べられちまう そんな視線には、そんな社会にはもううんざりなんだよ
ヒロ「むかえに来たぞ…デク… デク何やってんだよ…早くこっからでんだよ…! おい!もう時間がねえんだよ!な? 俺といっしょに逃げんだよ 俺と、お前と、萌香と、3人で楽しく暮らすんだよいいだろ、な…? デク…?今逃げなきゃもう一生でれねえかもしんねえんだぞ!?」 デク「ヒロ…?デク…ダチ…」 ヒロ「うん、そうだよ…お前は俺のダチだよ…!うん…」 デク「みんな…デクんため… デクんため…」 ヒロ「そだよ… みんながさ、お前のこと心配してただろ?」 デク「デク…ヒロのため… ダチのため…」 ヒロ「お前…あのときひとりで自首しようって出てったのか…?」 デク「デク…悪い…罰在る…」 ヒロ「あのなぁ…おまえのせいだけじゃないんだよ… あの銀行員撃ったのだってさ、はじめから撃つつもりなんかなかったんだろ!? なあそうだろ!?デク…!! なあ…だけどお前さあ…お前さあ… こんなとこに一生いていいのかよ…? なあ…やだよ俺それ… そんなのやだよ俺…! なあデク…行こうよ…」 デク「ヒロ…デク、ダチ ダチ…ダーチ…」 ピュルルルガガガガガ…… ヒロ「いつかかならずお前をこっから出してやるからな かならず出してやるからな…」
199 :
(-_-)さん :2006/04/23(日) 02:44:30 ID:de1QyjYZO
僕も…登校拒否をしていた 学校や勉強がそれほど嫌いだったわけじゃない それなのに…ある日、とても熱い日に蝉が鳴いていた 僕は少し遅刻しそうで急いでたんだけどその蝉が止まっている電信柱を、立ち止まって見上げたんだ とてもとても熱い日で、僕の苦手なプールの授業がある日だった 1分…2分…どのくらいそこにいたのかわからない 突然、蝉がジジッと小さく声を上げて飛んでいった その時、その蝉のやつ、僕の顔におしっこひっかけたんだ 僕はなんだかとっても悲しくなって、そのまま学校には行かず、家に戻ってしまった そして、そのままずーっと… 僕はだんだん行かないことに慣れていった 心の中は息苦しかったけど、体はなんだかすっかり慣れてしまったんだ 僕は本当に一日を家の中だけで過ごした TVゲームのように、家では王様になってた 臆病で、ずる賢い王様に… 他人とはほとんど口を聞かない そして大人になった僕は、相変わらず、臆病で卑怯なままなんだ けど、それは今になってなぜか良く分かる 僕はもう…もうきっと遅いんだろうけど 蝉を…僕におしっこをかけた蝉に腹が立たなかったからだ 追いかけてやっつけてやろうと思わなかったからだ いや、少なくとも、思うだけはすべきだったのに 僕は、戦おうとはせず、逃げ出したんだ…僕が教官になったのもまた卑怯な理由だ ここには、僕を侮蔑したうるさい蝉たちがたくさん入ってくる そのうるさい蝉たちを、安全な中で制圧できるからだ しかし、誰も僕に屈服はしない…僕は…僕はこんな奴になりたくなかった… こんな奴になりたくなかった…
age
201 :
(-_-)さん :2006/05/06(土) 03:03:51 ID:4KjNmcF9O
あ
202 :
(-_-)さん :2006/05/06(土) 21:33:05 ID:3oKytMHS0
イクの?
age
あなた、弟さんだからいいと思ってた 彼のアトリエにいれることも、あたしを描いてもらうことも、どうかしてた… 僕が…あそこにたっていると兄さんを思い出してつらいんですね? ちがうの!昨日夢を見たの あたしが、さっちのようにあそこに座って、彼がキャンバスに向かっている…あたしは彼にうながされるままにフルートをふいた そして…顔をあげたとき、たっていたのは彼じゃなくあなただった… 思い出すのがつらかったんじゃない… つらいのは、兄さんを忘れていくこと… いいことですよ…!もう7年もたってるんだ忘れていいんですよ…そんなに苦しむことないんだ… 僕が、僕がきっとあなたを… 絵をもっと勉強します きっと必ず、あの絵も画廊に見せて兄と寸分変わらない評価を… 誤解しないで、あたしはそんな女じゃないの 音楽をやってはいるわ、世間でも少しは評価されているかもしれない けど彼の想像力を見た時自分がただの凡人だって思った ただの、女だって気付いたの だから、才能で魅かれあったんじゃない、子供みたいに無邪気でときどき残酷な彼を…ただの女として愛したの この先、僕の絵がどんなに兄さんに近付いても…? 今でも愛しているの 決して届かないと…? 彼を思い続けることは不幸じゃない むしろ…安らぎだと…
未成年、聖者の行進、リップスティック…好きだったなぁ。観る度に泣いてた。
先生…
age