>>777 そういうソースさえも全く知らないとはね。斎藤環氏の著書すら読んでいないのか?
臨床家の間ではもちろん、登校拒否についての文献を当たって多少とも知識をかじったこと
のある者ならば、ほぼ常識的なくらいに知れ渡っているはずのことだと思ったのだがね。
> お前の行ってた学校で登校拒否=年に30日以上休んでた奴は全員ひきこもりだったのか?
年30日以上学校の授業に出席しなければ全部登校拒否というなら、従来よりtruancy(怠学)と
呼ばれていたものまでごっちゃにされることになる。が、そもそも、ブロードウィンやパートリッジ
らによってtruancy(怠学)とは混同できない一群の欠席児童として発見・区別され、ジョンソンら
によってスクールフォビアと名づけられ、のちにその行動様態を描写して言い表すようになったものが、
日本でも臨床家の間で用いられて定着している「登校拒否(直訳すれば学校拒否)」の中核概念のはず。
*学校(登校)拒絶と呼ばれることもある。
よって本来の登校拒否概念は、通例、斎藤環医師のいう「社会的ひきこもり」もしくは「閉じこもり」
と呼ばれる現象を伴うし、そのことがつまり、truancy(怠学)とそもそもからして区別されるように
なって「登校拒否(学校拒否)」と認識されるようになった状態像・行動像の特徴ともされている。
あんたの言っている登校拒否概念は、どうやら「学校へ行かない現象のすべてを含む」とした
故稲村博医師の独自の定義にかぎりなく近いか、合致しているように思われるなあ。
彼は旧文部省の設問員だったので、行政用語上の登校拒否概念にも強い影響を与えたのだろう。
ちなみに故稲村博医師が、精神病型登校拒否とか脳障害型登校拒否など、従来の登校拒否概念を
闇雲に広げて分類し、同じ臨床家の間からも数々の批判を買っていたことは有名な話。
> 俺のとこは違ったぞ。
俺のとこってどこだよ。あんたが独自にやっている引き出し屋のことかい?w