斎藤環 Part19 ──ループと二枚舌と重大疑惑と

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385(-_-)さん
>>381
> おれは斎藤が嫌いだけども、親に事情はあれど、まずは本人と言う立場を取ってるし、

支援者の方でしょうか。貴方のようなお考えの持ち主でしたら、ひきこもっていた人も
比較的心を許しやすいように感じられます。難しい面は多々あるとは思いますが。

> 「引き出し屋」たちは「助け出す」ことを善意だと思ってるからねえ。

「助け出す」ことについて本人と引き出し屋との間にはしばしば大きなズレがあるかも
しれません。それについては常に自戒しなければ。
「助け助け出される」という一方的な人間関係の限界をいつも感じます。

登校拒否の事例ですが、渡辺位氏でしたか、登校拒否生徒の学校復帰率は意外に
高いとおっしゃられていました。
しかし問題なのは、表面的には元に戻ったように見えても、内面的には登校拒否児だった
自分に深い負い目や引け目を根強くもっていて、それが緩和されないまま引きずっている
ケースもしばしばだそうです。
一見社会復帰して順調そうに見えても、再び社会的にひきこもった人と接するとそういう
ことを強く感じられるようです。

ですから381さんのような考え方をもった方が、高岡氏の言うようなナナメのスタンスで
当事者に関わっておられるというのは、本人の立場からしても心強いと思いますね。