◇自転車で殺害現場に当日訪れたとされる件について◇
>例えば前日犯行に及ぶことができなかった彼が、その日に訪れたとする。
閉店間際に近所にいき、人が少なくなるまで張り込んでいたはず。
自転車で数十分から数時間その場所にいたら、十分人目についているはず。
>前日も高橋容疑者は、同じ自転車で犯行現場のクリニックに向かっている。
本人は「畑にとめた」と証言。したがって現場には当然、
犯行前日に行ったとき付いたタイヤ痕が存在すること。
前日も当日も雨は降っていないので、前日の跡も合わせて2つ見つからないと不自然。
>クリニック裏の畑に自転車をなぜ停めていたのかが疑問である。裏とはいっても、
周りは畑なのですぐ隣の県道からも民家からも丸見えで、実際にそれを目た人物もいる。
事件前日に、畑に停めた理由はおそらく、クリニックに駐輪場がなかったことと、
その日は客が多かったことにより、駐車場がいっぱいだったことであろう。
ところが、事件当日には閉店後で、駐車場があいているにもかかわらず、
裏の畑に停めた。たとえば隠すのであれば、クリニックを取り囲んでいる背の高い植木や、
物置の裏など目立たないどこかに隠すはず。これはどうも理解できない。
>事件のあった日、高橋容疑者が、もし犯行を犯したあと自転車で帰ろうとすると、
静岡市中心部の繁華街を通らないと帰れないこと。
また犯行現場から、高橋容疑者の家は9km以上はなれていること。
金曜日の午後5時であり、日没後だが、目撃者が多数いるはず。
>高橋容疑者がクリニックの院長の自宅を襲撃したと考えても、
一度訪れたからといって、一階に院長の住居があると知っているだろうか?
もし知っていたとしたら、確実に建物内に他の従業員がいない、
夜中に忍び込んだほうが、犯行に及びやすいことは明白ではないか。
>現場に残っていた犯人のものと思われるの足跡から、
当時、犯人の靴の裏は血だらけだったことがわかる。
犯行直後自転車に乗ったのなら、靴の溝に入り込んだ血液が、
自転車のペダルにも垂れていて、そこに付着しているはず。
しかし、高橋容疑者の自転車からも、部屋の中の衣服や、
靴からも微量たりとも血液は付着していなかった。