不良品中学生ヒッキー雑談 Part23

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123続きです ◆oCrXCqbhaE
其れからは、極々普通の学生生活を送ることになった。
学校に復帰してから一週間位が経った頃、
友達から「●●(彼女)ってお前に気があるらしい」と聞かされる。
其の時は、「別に嘘かも知れないし、如何でもいいや」と特に気にしなかった。
其れから、大体三週間が経った頃、休み時間に彼女に「ちょっとコッチ着て」と、一階の理科室の前に連れて来られ、
其処で「ごめん、此れ読んで」と言われ、手紙を渡された。
手紙には、簡潔に
「もし、良ければ付き合ってください。駄目なら無視してください。OKなら此方にメールください(アドレス)」
と書かれていた。
正直、美人で、性格も優しい女性で、男子からも人気があった。
彼女の事が好きな友達もいたので、断ろうと思っていたが、
其の友達に話したら、俺の事を思ったのか「別にいいよ」と是認してくれた。
「別にいいよ」と彼女にメールを出すと「ほんと?ありがと!」とメールが返ってきた。
偶々、次の日が休日だったので、彼女と映画館へ行き、映画を楽しんだ。
其れから、大体、週に一度、彼女と会います。
そして現在に至ります。
因みに、彼女とは手すら繋いでいません。