1 :
ディオゲネス:
僕はひきこもってから哲学とかそういう難しい事をずっと考えています。
抽象的な事ばかりを考えて、あらゆるものを観念化して、それに逃避する
のがもう止められなくなりました。
今では、もう開き直って、古今の哲学書を手当たり次第に読んで、
自室の薄暗がりの中で、最強の哲学体系を構築しています。
こんな僕はやっぱりウンコですか?
いいや、うんこだ!
ホームページ作ってんの?
フォイエルバッハについて語ってください。
ぱくぱく。
唯物論について分かりやすく教えてくれ
6 :
ディオゲネス:04/07/18 04:05 ID:SIo6baar
>>2 ウンコだから哲学やってるんです。
>>3 作ってないですよ。
>>4 フォイエルバッハはろくに哲学史の知識もない癖に偉そうに過去の
思想家を批判するような人に見えましたけど、違うかな。
>>5 唯物論は、「心なんてそんなものはねえ、この世は全部もので解決が
つきます」という思想です。通常、唯心論と対立させて使うようですよ。
きくおー がんじゅーい
8 :
ディオゲネス:04/07/18 04:08 ID:SIo6baar
僕はどちらかと言うと、唯心論者です。
彼女とか欲しいけど、自分の精神力で理想の彼女を作り上げて、
実体はもちろんないんですけど、それで満足してますからね。
つまり、僕は自室にいても、何でも好きなものを自分で作り上げられるように
なったんですよ。
唯物論者は精神を働かせないんですか?
10 :
ディオゲネス:04/07/18 04:09 ID:SIo6baar
11 :
ディオゲネス:04/07/18 04:11 ID:SIo6baar
>>9 唯物論者は精神の存在そのものを否定するみたいですよ。
だから、悲しいという感情は、なんら精神的なものではなくって、
脳の中で起こる生理的な過程だと説明するようですよ。
エドウィン
なるほど
14 :
ディオゲネス:04/07/18 04:32 ID:SIo6baar
>>12 うーん、意味不明ですね。なんかの呪文ですか?呪いかけないで下さいね。
>>13 毎日休日で暇ですから、なんでも訊いて下さい。
というか、この時間だったら誰もいないかな。
ひきこもりにはニーチェはよくないと聞いたのですが本当ですか?
16 :
ディオゲネス:04/07/18 04:35 ID:SIo6baar
そういえば、天気が良過ぎると、やる気失せますよね。
昔、ヒキる前に図書館とか行って勉強しておりました。
17 :
ディオゲネス:04/07/18 04:42 ID:SIo6baar
>>15 ニーチェ自身が、ひきこもり気味だったそうですよ。
実は僕、ヒキになる以前、ニーチェの本を読んでました。
多分、ニーチェ自身がちょっと反社会的というか、自分の殻に閉じこもって、
我が道をゆく、という気質があるから、ひきこもりを助長すると考える人が
いるのかも知れません。実際はもっと複雑な人みたいですが。
ちなみに僕も影響受けました
哲学者は裕福な人間が多いのでしょうか?
19 :
ディオゲネス:04/07/18 04:50 ID:SIo6baar
>>18 裕福な人は少ないようです。裕福であっても、お金とか、そういう、
現世的な幸福に対しては興味を示さない人が多いですよ。
心の貧しいのが、たぶん、哲学者の天敵じゃないでしょうか。
僕、レス早過ぎますか?
20 :
ディオゲネス:04/07/18 04:56 ID:SIo6baar
暇なんで。
>>19 へえ、意外だなあ 哲学者はどうやって生活費を得てたのですかね?
>僕、レス早過ぎますか?
早くてもいいと思いますけど
22 :
ディオゲネス:04/07/18 05:08 ID:SIo6baar
>>21 いろいろだったみたいですよ。今でこそ哲学は大学で教えられていますけど、
昔は大学自体メジャーではなかったので、貴族の端くれの人とか、商人とか、
そういう人が片手間にやった程度で、本業にしていた人はいなかったみたいです。
大体、貴族の家庭教師みたいな人が多いようですよ。
スピノザ(オランダの哲学者)はレンズ磨きが本業で、
フィヒテ(ドイツの哲学者)は生活苦で何度も自殺を考えたとか、
そういう「逸話」があります。
23 :
ディオゲネス:04/07/18 05:11 ID:SIo6baar
まあ、近代になると大学教授とかになる人が多いですが、
もともと、古代ギリシアでは、ソクラテスなんて浮浪者同然だったようです。
哲学書ってわかりにくいんだがやっぱ体系的に勉強した方がわかりやすいの?
25 :
ディオゲネス:04/07/18 05:15 ID:SIo6baar
そういえば、最近、少しだけ、新聞なんか読むようになりました。
外の世界の出来事には基本的に興味はないんですが、新聞は気楽に
読めるので、なんとなく読んでいます。
小説はヒキ元年くらいまでは読んでいましたが、僕の内向性を高める
以外、何もしてくれなかったですね。小説はやっぱ駄目なような気が
するんですが、どうでしょう?
>>22 丁寧なレスありがとうございます。 そうか、ちゃんと働いていたんだなぁ…
小説おもしろいとおもうけどなあ。
何の変哲もない情景が綺麗に表現されてたりするといい気持ちになる。
でも本とかは影響受けすぎちゃうといろんなもん狂っていくよね。
俺みたいに頭も心も強くない人間は言い訳に使ったりしはじめるし。
28 :
ディオゲネス:04/07/18 05:20 ID:SIo6baar
>>24 僕の場合は、独学なので、体系的に勉強はしませんでした。
大学なんかではそういうコースがあるのかも知れませんが、僕自身は
どこから入ってもいいと思いますよ。なんか、面白そうな哲学者がいたら、
とりあえず、読んで見る、といった感じです。
入門書も昔は読みましたが、大して役に立ちませんでした。
29 :
ディオゲネス:04/07/18 05:25 ID:SIo6baar
>>27 >何の変哲もない情景が綺麗に表現されてたりするといい気持ちになる
それは僕も同感です。
でも確かに影響力は恐い。僕も小説のせいでいろいろ変な考えが
染み付いたような気がしてなりません。言い訳になっちゃうかも
しれませんが。読んだ本が悪かったかなあ。
なんかお薦めないですか?
哲学っておれも興味もって勉強しようとしたことがあるんだけどやっぱ難しい。
いろんな言葉がようわからんしその言葉を辞書で調べると人によって解釈がちがうみたいだし、そういうのが嫌でやめちゃった。
哲学ってなんか人格の癖みたいな感じだと思わない?
いろんなこと考えすぎちゃう人たちの世界っていうか。
俺はどんどん心に余裕をなくして哲学どころじゃなくなった。
31 :
蛸博士:04/07/18 05:29 ID:JwuTdyPP
>>29
「蛸の自殺」がおすすめだよ
競馬新聞よめ
33 :
ディオゲネス:04/07/18 05:37 ID:SIo6baar
>>30 そうですね、言葉が難しいんです。僕も最初は苦戦しました。
哲学用語辞典みたいなので調べてみたりしましたが、やっぱそれでも、
人によって意味変わってるし、同じ本でも文脈で意味変わるから、
最初はきつかったです。
でも、僕の場合は、時間に余裕があって、自分の境遇を何度も反省する
気質があって、確かに他人の考えた事だから基本的にはどうでもいいって
思ってたんですけど、結局、なんか、自分と似たような事を考えている
人を見つけたんです。それで、これを理解したら、自分も理解できるかなあ、
なんて馬鹿な事を考えて、何度も繰り返し読んでいたら、自然に意が通って
来ました。
でも、僕も一時、ヤバい時期があって、その時はまったく哲学どころじゃ
なかったです。
34 :
ディオゲネス:04/07/18 05:38 ID:SIo6baar
>>31 どんな小説ですか?タイトルすごいですね。
>>32 競馬は、すみません、やらないんです。
訳者がわざわざ小難しく訳しているという話も
>>29 俺も自分が読んだ本今考えると憎らしくなるときあるな・・・。
ドストエフスキーとか生真面目に読んだらどうしたって歪んじゃうじゃない。。
今は井上靖の「氷壁」読んでる。
発想の転換とか意識の混乱とかそんなんばっかに振り回されてたからこういうのなんだかほっとする。
あとがきに井上は絵画的って説明されてたけど、おおなるほどっておもた。
シーンが綺麗なんだよね。俺もうこういうので十分。てかもうお混乱誘発されるようなのは嫌だ。俺の混乱全部が本のせいとはもちろん言い切れないんだけどね・・・。
むしろどうこねくり回しても性格的に俺にはこういう倒錯した時期がひつようだったのかもしれないし。
37 :
蛸博士:04/07/18 05:45 ID:JwuTdyPP
>>34
サーカスに居た蛸が鬱病になり自殺する悲惨なお話
井上靖の「あすなろ物語」は読んだことある。ほのぼのとした味わいがあったと思います。
39 :
ディオゲネス:04/07/18 05:49 ID:SIo6baar
>>35 それはありますね。でも、例えば、ドイツの哲学なんかは、
簡単に訳しようがないものもあったりして、翻訳者は苦労しているみたいですよ。
簡単にし過ぎると、逆に分からなくなるものもあるようです。
でもやっぱり日本語は西洋哲学とはちょっと相性が悪いかも。
>>36 おおー!僕も実はドストエフスキー読んでました。
あれはきつかったです。なんかアレを読み始めてから、人生が狂い始めた
ような感じがしてなりません。登場人物がみんな気違いだし。
井上靖、読んでみたいですね。僕は子供の頃、たしか『しろばんば』という
のを読んだ記憶がありますが、アレって井上靖ですよね?違ったっけ?
40 :
ディオゲネス:04/07/18 05:51 ID:SIo6baar
>>37 蛸って鬱病になるんですか?擬人化したものですか?
41 :
(-_-)さん:04/07/18 05:52 ID:ftr4wsO+
>>39 「しろばんば」は井上靖だよ。俺も読んだことないけど。
42 :
ディオゲネス:04/07/18 05:53 ID:SIo6baar
やっぱ、健全な小説を読まなくては。僕はちょっと刺激の強いのは
駄目なようだ。
ディオゲネスさん、何歳?
44 :
蛸博士:04/07/18 05:55 ID:JwuTdyPP
>>39
「憂鬱なる党派」高橋和己
ドストエフスキーより哲学的、登場人物がほとんど破滅する
45 :
ディオゲネス:04/07/18 05:56 ID:SIo6baar
>>41 ああ、やっぱり。なんか、確かに、ほのぼのした作品だったような記憶が
ありますね。井上靖の小説ってそんな感じなんですかね。
>>38さんの言っている『あすなろ物語』も読んで見たいですね。
46 :
ディオゲネス:04/07/18 05:58 ID:SIo6baar
>>43 二十代後半です。
>>44 それはちょっと刺激が強過ぎる気が・・・
登場人物がほとんど破滅、ですか・・・
47 :
蛸博士:04/07/18 05:58 ID:JwuTdyPP
>40
蛸は本当に鬱病になります。自分の嘴で自分の頭を刺し自殺します
48 :
ディオゲネス:04/07/18 06:01 ID:SIo6baar
>>47 蛸に嘴があるんですか!知らなかった。でも、サーカスで蛸はどんな
芸をするんですか?それから、なんで鬱病になったんだろう。
49 :
蛸博士:04/07/18 06:05 ID:JwuTdyPP
>46
「非の器」「邪宗門」「堕落」「日本の悪霊」高橋和己
これもおすすめ、登場人物のほとんどが破滅する
50 :
ディオゲネス:04/07/18 06:08 ID:SIo6baar
>>49 ちょっとタイトルが恐いです!「破滅もの」は苦手です。
もうちょっと、こう、楽しくて朗らかになるようなのがあったら
いいんですが。一人で鬱なの読んでいると、ますます鬱になりますから。
六枚のとんかつって本はどうよ
52 :
蛸博士:04/07/18 06:10 ID:JwuTdyPP
>>48
サーカスが解散し、水槽に残された蛸は芸をしても褒美の餌をもらえなくなり
鬱病になり、最後の芸を終えた後に自殺した
53 :
ディオゲネス:04/07/18 06:11 ID:SIo6baar
>>46 精確には、今年、25になりますた。ヒキを浪人の時から始めたから、
もう何年目だろう。いやあ、今日も暑くなりそうだ。
ショウペンハウエル?くらいしか読んだことないなあ
55 :
ディオゲネス:04/07/18 06:14 ID:SIo6baar
>>51 読みます。しかし、今度はとんかつか・・・
>>52 うーん、ではその蛸は褒美の餌をもらえず餓死したのではなく、
そのことを過度に想像し過ぎたゆえに、鬱病になって自殺したんですね。
蛸の癖に想像力豊かな奴だ(笑)。
56 :
ディオゲネス:04/07/18 06:16 ID:SIo6baar
>>54 ショーペンハウアーは面白いですよね。彼は幸福論の中で、
ヒキを賛美するような文章を書いています。
岩波文庫で出ている論文集も面白いですよ。
57 :
ディオゲネス:04/07/18 06:21 ID:SIo6baar
まあ、ある意味で、僕はショーペンハウアーの忠告に従って生きているの
かも知れません。本の影響は恐いです。
くわしく
60 :
ディオゲネス:04/07/18 06:30 ID:SIo6baar
>>58 >>59 外の世界は危険で満ちている、他人は大抵が低俗で劣悪で、外には口をきく
価値もないような人間がうようよしている、だから、そういうあやふやで
危険な外部の世界に頼ったりしないで、全部、自分の中で処理して、
自分の中に幸福を求めよ。
他人に頼らず、自分自身で生み出した幸福は、他人がくれる幸福よりも強力である、
他人は常に、人をだまして裏切る事しか考えていない、そんなものにすがるな、
わが道を歩め。
そんな感じです。かなり簡略化してますが。
>>60 たしかにヒキには強烈にうれしい言葉だな。
俺も友達に会うと殺したくなるもん。
ショーペンさんも他人に恵まれなかった人なんだなぁ。
東大哲学科卒の中島義道も似たようなことを言ってた
この人の本はある意味面白い
中島義道は元真性ヒキだからね
部屋で鬱になりながらランボーの「何もしない青春 細かい気遣いにがんじがらめになって
僕は僕の人生を失った」という詩を口くちずさんでいたとか
65 :
ディオゲネス:04/07/18 06:55 ID:SIo6baar
>>61 ショーペンハウアーは本当に他人に恵まれなかった人です。
彼の主著は世間から完全に黙殺され、約四十年後に、認められました。
でも、その時既に白髪の老人。可愛そうな人です。
まあ、ショーペンハウアーだったら、同情なんてひとかけらも
受け取らないでしょうけど。
>>62 >>63 僕は中島義道という人はどうも好きになれません。
なんかそういうことを商売にして、それで金儲けしているように
見えますから。
66 :
ディオゲネス:04/07/18 06:58 ID:SIo6baar
中島義道さんの本はわざとらしいし、なんか、僕達に媚を売っている
ように見えます。
>>60で言っていることが書いてある本のタイトル教えてくれない?
俺的には中島って人も興味あるから読んでみよう。
68 :
(-_-)さん:04/07/18 07:25 ID:W7KJFvON
>>60 その他人も間違いなくそう想っているでしょうね。
>>65 存命中にその業績が認められれば充分と言うものでしょう。
凡庸でも幸福な人生が性格的にも望めなかったのであれば(欺瞞
と言ってしまえばそれまでですが)せめてその位の事はあって
しかるべきでしょうから。
69 :
ディオゲネス:04/07/18 07:26 ID:SIo6baar
>>67 教えてもいいですが、悪い影響を及ぼしてしまわないかどうか、心配です。
中島氏のものあたりから入った方がいいかも知れません。
最終的には自ら命を絶ってこそ哲学
>>60 でもよ、美意識高めようとすればするほど明らかな糞人間って目についてこねえ?
じゃあ美意識高めるのが間違ってんのかっていったらそうでもないんだよな。
もうキリストみたいに右のほっぺぶたれたら左差し出す広い心持つしかないんかな。
そうすると利用し尽くされてアホバカ間抜けいわれて死ぬんだろうな思うとそれも悔しい。
結果自分の中に幸福をもって他人軽蔑、ってのに落ち着いてしまいそう。
>その他人も間違いなくそう想っているでしょうね。
そうでしょうねえ
75 :
ディオゲネス:04/07/18 07:35 ID:SIo6baar
>>68 ショーペンハウアーは基本的にエリート主義的なところがあって、
一部の知的に優秀な者だけが、他人のお世話にならず、己の知的世界を
強固に建設して、その中で幸福を享受できると考えていたようです。
それが出来ない人達、つまり知的に劣り、禽獣と変わらないような生活を
送っている人、そういう人を軽蔑したようですから、僕達が普段、他人に
対して持つような悪感情とは少し違うかも知れません。
でも確かに、人を呪わば穴二つ、と言いますね。
でも、ショーペンハウアーは、他人を呪いの対象としてさえ、
認めていなかったようですよ。
>存命中にその業績が認められれば充分と言うものでしょう
そうですね。しかしそれがゆえに、この哲学者は、人生の最後で、人生最大の
汚点を残しました。そのまま黙って死んでれば、という人もいるかも。
ドストエフスキーは、以前名言格言を集めたサイトを見回っていたとき、
特に印象に残る言葉を残していたから興味を持った。
罪と罰は読了、今はカラマーゾフの兄弟を読んでるよ。
ドスト氏ってヒキ板では結構名前が挙がるよね。読んだ事のある人は多いのかな?
>>75 また気になることを・・・。
ショーペンハウアーが残した人生最大の汚点とは?
78 :
ディオゲネス:04/07/18 07:38 ID:SIo6baar
>>71 新潮文庫に入っています。すぐに見つかると思います。
ちょっと難しいかも知れません。
>>76 多いと思う。ぜひ「地下室の手記」を。
あれが一番心情吐露があからさまで俺としてはわかりやすかった。そんで狂った。
80 :
ディオゲネス:04/07/18 07:43 ID:SIo6baar
ドストエフスキーは読んだ後に精神が混乱します。というか、もう読んでいる
最中からなんか魂が震えるというか、そんな感じがします。
『カラマーゾフ』もいいですね。僕は『白痴』が好きです。
81 :
ディオゲネス:04/07/18 07:49 ID:SIo6baar
>>77 自分の哲学が認められる事によって、ショーペンハウアーは、それまで
抑圧されていた、他人に対する自己顕示欲を、見境なく、一気に放出させる事に
なりました。「あれ、前と言ってること、全然違うじゃん」という感じで、
自分の事を賞賛する者は、どんな馬鹿でも「いい奴」扱いをしたり、
なんか神様気取りになって、「俺ってみんなから崇拝されてるよね」というような
事まで言い出し、賛美者が作ってくれた建物を、「俺の礼拝堂になるよ」と言って、
子供のように喜んだらしいです。ちょっと悲しくなりますね。
そういえば、ドストエフスキーはショーペンハウアーの影響をものすごく
受けています。ニーチェもですが。
>>81 そうだったのか・・・。その有頂天ぶりはなんかかわいらしい気もするがな。
哲学者といえど人間だったってのは少し気が楽になる。
まあ本格的な思想家としては失敗行為なんだろうが。
俺もショーペンハウアー、ニーチェは興味があるんだよ。
しかしこいつら難しい。俺の頭と精神力じゃ人生にとって逆効果になる危険をひしひし感じてためらってしまう。でも興味ある。
だらだら読んでいくんだろうなぁ・・・。
・読書しているときは、われわれの脳はすでに自分の活動場所ではない。
それは他人の思想の戦場である。
―「読書と書籍について」―
・読書は他人にものを考えてもらうことである。
本を読む我々は、他人の考えた過程を反復的にたどるに過ぎない。
―「読書について」―
だそうです
>>83 全くそのとうりだな。だからこそ混乱する。結局何を信じていいんかわからんようになる。
そこでこの間TVでしゃべってた昔の坊さんの一言がすごく心を打った。
「人は足袋みたいなもんでそれぞれ大きさが違う。宗教も自分の大きさにあったものを得ればいい。仏教でもキリスト教でもいいから。大きすぎても小さすぎてもダメ。自分にあったものを選びなさい。」
なんて優しい言葉・・・って思わん?俺泣きそうになっちゃうよ。
でも自分のちっぽけな現実なんて忘れたいよね
>>85 そうだな。でもよくこの板でも言われるけど現実を見ろって言葉あるじゃない。
そいつらの言う現実って唯物論色の強い冷酷な認識だろ。
俺は人間の意識って空想的なもので彩られるくらいは絶対必要だと思うんだよ。
俺みたいな人間は現実を見ようなんて思うと自分を苦しめる考え方に生真面目に全神経満たせちゃうからやけくそになっていっちゃうんだと思う。
でもそういうこと言うやつらってのはそこまで言葉ってものと精神ってものを一致させてないと思うんだよ。だからしゃべっててもすれ違う。
>>84 自分の身の程を知りなさい、地に足をつけなさいということかな
俺は違う意味で泣きたくなるな
>>86 「面白きことも無き世を面白く 住みなすものは心なりけり」高杉晋作
ということかな?
>>87 これは俺が記憶をたどって思い出した言葉だからニュアンス少し違うかも。
実際そのTV見たおれの解釈だと
「人にはそれぞれに合った世界観が用意されている。だからそれを見つければいいんだ。
そこに幸福がある。誰にでも幸福は用意されている。」
う〜ん。。うまくいえないなぁ。
つまり俗世の絶望を拒絶する論法がこの世にはあるしそれに頼るのは少しも
恥ずかしいことじゃない。だから気に入ったものを自由に選べばいいんだよ、
みたいな感じかな。むむっ!宗教の真髄って思った。
現実逃避って言葉で批判されそうだけど、世界史を見ても宗教ってものは多く
の人を救ってきた〔もちろん戦争の「原因にもなりまくったけど〕し信頼され
てきた。今ですら世界人口の7割が一神教の信者なんだ。このことからしてもや
せ我慢して目に映るものだけ、あるいは金、権力だけに価値基準を置いたりする
世界を現実だと言い切り、そこから脱落した人間にこの「現実」を逃避するなっ
ていう意見はナンセンスなんじゃないかっていえると思う。
そしてその逃げ道を自由に選べるっていうのはすごく魅力的な考え方だ。
>>88 それですな。そのための知恵であり読書なのです。
91 :
ディオゲネス:04/07/18 08:58 ID:SIo6baar
現実なんて他人は言うけれども、現実なんて所詮、空想的で象徴的なものだと僕は
思います。現実が僕らを規定するのじゃなくって、逆に僕らの心の持ちようが、「現実」
という、一見、僕らとは独立に存在するものを本質的に構成していると思う。
言葉を変えれば、一人一人の価値観が、その人その人の生きる世界を作っている訳で、
その逆じゃない。つまり、世界は人の数だけ存在する、ということです。
で、この互いに独立の無数の世界が、ある仕方で、出会う。
自分はこの出会いが少なかったから、自分の世界を豊かに出来なかったけれども、
それでも、自分の世界が貧困しているとは思いません。
こういう考えは、現代の哲学じゃもはや当たり前なのに、どうして世間の人は、
「客観的な」「唯一の」世界があり、僕らはその中で生きていると考えるのだろうか?
ハイデガーというドイツの現代の哲学者は、もう何十年も前に、『存在と時間』という
書物の中で、こういう考えを批判しているのに。
それから、ショーペンハウアーの「読書論」、面白いですが、彼が哲学史の知識に欠き、
同時代の人達から罵られたという事実を考慮するならば、ちょっと鵜呑みにできない部分も・・・
他人との思想との出会いの中で、自分の思想が練られていいものになっていくこともありますから。
>>89 >だから気に入ったものを自由に選べばいいんだよ
大きくても小さくても駄目だってことだからそんなに生易しいことではないと思うけど…
自分の足のサイズにあってさえいれば、金糸でできた立派な足袋(そんなものないだろうが)で
なくとも自分の気に入った、たとえば粗末であっても履き心地の良い木綿の足袋でもいいんだよというようなことかな
「いくら立派な服を着てみても自分に似合ってなければ意味がない、思想も同じだ」
とある人が言ってました
93 :
ディオゲネス:04/07/18 09:06 ID:SIo6baar
自己に満足すること、自己充足こそ幸福の源泉である。これが
ショーペンハウアーの支持する、アリストテレス倫理学の結論です。
自己に満足するには、自分の能力の許す範囲で、何かを成し遂げなければならない。
この自分の能力の発揮にこそ、幸福があるそうです。
無能な者は、それゆえ、幸福になれない。
「愚者の生は、死よりも苦しい」
という言葉をショーペンハウアーは引用しています。
まあ、僕は取り柄のない人間なんて一人もいないと思いますが。
人は何らかの仕方で、「賢者」になれますから。
94 :
ディオゲネス:04/07/18 09:10 ID:SIo6baar
自分に合ったものを見つけるって、無茶苦茶大変じゃないですか。
だってそれって、ある意味で、自分の事を自分で正しく知るという事でしょう。
そういう自己認識、それが一番難しい。
本の受け売りだろ?死んだ知識蓄えるのはその辺で良いから
外に出て、自分の体で感じて
今度は生きた、実践の哲学築き上げろよ
96 :
ディオゲネス:04/07/18 09:13 ID:SIo6baar
なんか人生論風になってきてしまいました。
哲学のムチャクチャ難しい質問もお待ちしています。
なんだかよくわかりませんが、時間論について語ってくれませんか?
まじかるタルるートくんで、頭の良くなった本丸が哲学について語ってるとこがあったな
99 :
(-_-)さん:04/07/18 09:23 ID:ftr4wsO+
>>92 気に入ったものっていう言い方はちょっと軽めなニュアンスだったかな。。
>「いくら立派な服を着てみても自分に似合ってなければ意味がない、思想も同じだ」
立派なものを着たいって思うのがこの場合違ってる気がする。立派なものなんか着る必要
なんかないから自分の心が安心できる孤独な世界を持ちなさい、みたいなことかな。
>>94 そうだね。一生のテーマだ。まあこの先50年位生きるだろうからボチボチ知ろうとしていこう。
100 :
ディオゲネス:04/07/18 09:23 ID:SIo6baar
>>95 本の受け売りではなく、過去の偉大な思索の軌跡を追想し、それを
乗り越える事が肝腎なんですよ。
それに、過去の思想は死んでなんかいませんよ。
死んだと見なすのは、貴方自身の思想が死んでいるからでしょう。
外に出て、自分の体で感じる事が、実践哲学の基礎なのではありません。
そうやって、思索と実践を無反省に分けて、実践を重視する考えなんか、
まさに過去の遺物ではないですか。
実践とは、単純にボケーと外の世界を徘徊して、いろいろ経験して、
それから感想文を書くことで見えてくるものではなく、僕達のそういう行為の
背後にある、行為の基礎、行為の原理を探求するものです。
そういう貴方の物言いこそ、他人のよく言いそうなセリフですよ。
そうやって他人を攻撃する事によって、自分の弱さを隠蔽していませんか?
もっと弱さをさらけ出してもいいと僕は思いますよ。
>>100 おまい・・・。俺がなんとなく言おうとしていたことを・・・。
頭の回転速いな。
103 :
97:04/07/18 09:28 ID:???
ああ、時間論について語る ってなんか変な言い方だったな…
104 :
ディオゲネス:04/07/18 09:29 ID:SIo6baar
>>97 時間論ですか。時間論は一応、時間の本質を探究するものです。
つまり、「時間とは何か」という問いに答えるものなんですが、
なにから始めたらいいかな。
伝統的には、時間を「今」の継起として捉える考えがあって、
それ以後の哲学はその批判のようです。
何人か、時間論で有名な議論を行った人がいますが、
カントとか、ベルクソンとか、あと最近ではハイデガーとかですが、
近代になればなるほど、時間は「主観」との関係から論ぜられいるようです。
105 :
ディオゲネス:04/07/18 09:44 ID:SIo6baar
なんか、いきなり難し過ぎたかな。
時間の本質なんか考えても確かに報われませんね。
そう言えば、僕は昔、フロイトとかラカンの精神分析を学んだ事が
あるんですが、誰かこういうの興味ある人、います?
かなりヤバい印象が残っているんですが。
1はかなり本格的な人だな。
丁々発止やりあえる人なんてこの板にいるのか?
俺の質問。弁証法ってなに?
ひきこもる小さな哲学者達へって本があるよ
フロイトって昔少し読んだな。よう憶えてないけど夢分析とかの人でしょ?
あの人はそんな画期的な発見をした人なのか?
ディオゲネスの一番影響を受けた本はどれよ?
手に入りやすいものから10冊ほど上げてもらいたい。
口唇期、肛門期云々はなんだか胡散臭いと感じる
111 :
ディオゲネス:04/07/18 10:01 ID:SIo6baar
>>106 僕は素人ですよ!弁証法はヘーゲルの哲学の方法として有名ですね。
彼の言に従えば、相対立する二つの命題があるとしますね、
この二つの命題は互いに矛盾する事を言っているけれども、
どちらか一方が正しいと決めちゃうのではなく、まず、
どっちの言い分も正しい、と言っちゃうわけです。
それで、その二つの命題の正しい部分を取り出して、総合して、
言わば折衷するわけです。こうして、この二つの命題を共に含む、
第三の命題が出来上がります。これがジンテーゼと呼ばれていて、
真理というものは、このジンテーゼを構成していく生成の過程に
あると説くわけです。
こういう、紆余曲折しつつ、その過程に真理が宿るとするのが、
一般に「弁証法」として知られているようです。
ヘーゲルはある本の中で、「花の成長」をモデルにしてこの過程を
描いていますが、興味があれば・・・
>>111 そういうことだったのか。。
ありがd。
113 :
ディオゲネス:04/07/18 10:09 ID:SIo6baar
>>107 たしか、中島さんのやつでしょう?違ったかな?
>>108 そうです。『夢判断』という本を書いてます。
筋金入りの変態で、神経症の理論で恐ろしいものを作り上げました。
>>110さんの挙げているものもそうですし、自我論とかマゾヒズム論とか、
かなりショック受けました。
>>109 パッとは思いつきませんけど、例えば、ニーチェの『ツァラトゥストラ』とか、
ハイデガーの『存在と時間』、あと、東洋のものも少し。
うーん、難しいなあ。ちょっと反省しないとどの本に感銘を受けたか、
覚えてないです(汗)
114 :
ディオゲネス:04/07/18 10:14 ID:SIo6baar
ラカンのはもっとヤバいです。この人はフロイトを学んだフランスの
精神科の医者なんですが、なんか自分が精神的に不安定だった頃に
読んだので、しかも、かなり、つぼに入ったので参りました。
一度、僕は精神病の直前にまで行ったのですが、なんとか
生還して来ました。その時の体験をラカン風に考えると妙に合致していて
焦りました。それから読んでませんけど。
115 :
ディオゲネス:04/07/18 10:24 ID:SIo6baar
今日はもう寝ます。付き合ってくれた人、有難う。
昼夜逆転が激しいです。なんか、なんとかリズム障害らしいです。
毎日、一時間くらいずれていきます。
本は今までに何冊位読みましたか?
>>115 ノシ
おやすみ。
俺ももう寝よう。
なんだかつかれたぽ。
118 :
(-_-)さん:04/07/18 10:28 ID:jDF+viyd
「フロイト先生のウソ」って本読んだことある?
「客観的な」「唯一の」世界は社会という装置が作りだす幻想だと思うよ。「世界は人の数だけ
存在する」一方、社会は必然的に「唯一の社会」を作りだそうとする。例えばコンビニに行ったら
ランダムでインドネシア人が店員になってることがあるとまずい。また「〜であることが望ましい」
という思考形態も「世界は人の数だけ存在する」ことから離れてしまう。社会はヒエラルキーに
なってるわけだから「世界は自分にとって望ましい」ことを要求する。そうして「希望」を作り
出すことができる。コンクリート詰め殺人事件の被害者は世界に対して「助けてくれる」ことと
「殺してくれる」ことを望んだと思う。「助かるか殺されるかわからない状態を永遠に続けて
欲しい」ことを望まないだろうと思う。つまり、世界は絶望し続けることができない。
あの筒井康隆も心理学、精神分析学に手を出したのを後悔されていましたよ。
社会ってのを意識しすぎると絶望しかない。
なんってったって延々と価値観が戦いあう世界だから。
だからほどほどに社会に帰属して家庭とかごく小さな共同体に自分の存在価値を求める
っていう知恵は正しいんだなぁと最近思う。それはつまり俺の両親や就職して健気に暮らし
ている人たちの生き方。
あれには哲学的な諦念があるんだと思う。
実際はそれを守るためにも一苦労だけどね。
ガキの頃はそういうことし知らんら普通の人生まっぴらだみたいに言うけど、そこまで人間
強くないよな。
もし地球上に自分一人きりになってしまったら、まさしくただ「世界は存在してる」。
個別の世界なんてものがなくなる。それでも人は何かしら「希望」を作り出すのか。
世界は人間が作るという前提に立てば当然、何らかの希望を作り出すのだろうけど、
およそ100年にも満たない世界になるね。孤高の人間なんてものに価値があるのかは
疑問だね。人と交わらない世界はただ「存在している」だけなわけだし。現実に
今の世界はそれと逆行している。世界はネットワークで結ばれている。
おまえらは絶対哲学やらないほうがいい
どうしてもやりたいならひきこもりやめろ
すきにやりな
>>123 哲学の6割は詐欺かもしれない。
一番良心的で上質なものですらひょっとしたらそうなのかもしれない。
それを踏まえた上での勉強ならよいと思う。
世の中は詐欺論理に説得されて回っているのも事実だから。
論理は金と同様力を社会に誇り得る。
俺もこれをヒキコモリの言い訳に使いたくはないが・・・。
>>125 いいわけねぇだろひきこもりが
せめてまともに働けるようになってからに城
有り余る貯金を作ってモナコで優雅に暮らしながら哲学したらおもしろいだろうなぁ・・・
>>1 ひきこもってると一度は哲学へ逝くよね
まあ永井とか竹田とか鷲田(清)とか中島しか
読んだこと無い俺が言うのもなんだけど
129 :
ディオゲネス:04/07/18 23:28 ID:SIo6baar
今、起きました。
>>116 かなり読みました。まあ、ちょっと読書傾向に偏りがありますから、
知識はないですけど。
>>118 ないですね。フロイト以外の精神分析の解説本では、エレンベルガーの『無意識の発見』
くらいしか読んだ事ないです。
>>119 僕もそれに賛成ですよ。まさに「幻想」と言う言葉がぴったりだと思います。
「現実は幻想である」とラカンも言っておりました。この世界が「幻想」に過ぎない
ということは、自分が数年前に幻覚を見た時に痛感しました。
でも希望については僕はちょっと分かりません。
希望はどうしても、自分だけの世界を超えて、他人の世界に入り込んで、
それで迷惑を掛けたり、迷惑を掛けられたりするじゃないですか。
だから、逆に希望は諸刃の剣のような気がしますよ。
希望は多分、欲望の別名だから、それはある程度、抑えて、忍耐で通すとか、
駄目ですかね(笑)? 駄目かなあ。死んだら元も子もないし。
130 :
ディオゲネス:04/07/18 23:34 ID:SIo6baar
>>121 仰る通りですよ。狭い世界で、ある種の諦観と共に、その狭い世界を
守りつつ静かに生きていく事、ここにまあ、隠居の醍醐味があるというか、
僕自身はヒキという社会的にマイナスなイメージを伴う言葉を使わずに、
「隠居」という、もうちょっと高潔な言葉を使いたいですね。
子供の頃、人が幸福なのは、世間と言うものを知らず、世界が狭いからだ、
という人がおります。で、大人になると人付き合いが増えて、世界が拡大されて、
段々不幸になっていく、と。僕は正解と思いますが。
131 :
ディオゲネス:04/07/18 23:42 ID:SIo6baar
>>122 そのネットワークが問題だと思います。ネットワーク、つまり、個々の
世界の独立性と共に、それらの無数の世界の交渉を可能にするものは何か?
それはいかなる世界にも属さず、むしろ世界の複数性を可能にする、世界の
基盤といってもいいと思います。西洋の人だと、それは神である、と言うみたいです。
僕らはそういう便利な神様なんていないから、なんか基準がない。
で、どうしても社会的に強い者が基準になって、弱い者をそれに従属させようと
するような気がします。でもそれはあくまで一つの世界であり、他の世界を否定する
権利なんてどこにもないわけです。否定ではなく、世界のネットワークによる、
結びつきが必要なのに、なんか僕はよくそういう暴力を振るう人に会いますね。
132 :
ディオゲネス:04/07/18 23:46 ID:SIo6baar
>>128 行きますね。日本人の書いたものは僕はあんまり信用しませんが、
妄想世界が拡張されて、いろいろ難しい事を考え始めるので。
哲学か。まあ、しかし、僕の場合は同時でした。
ひきこもると同時に哲学始めましたね。
133 :
ディオゲネス:04/07/18 23:50 ID:SIo6baar
まあ、僕は今、最強の哲学体系を構築しております。
これが完成した暁には、どうしようかな。死ぬかな。
134 :
ディオゲネス:04/07/18 23:51 ID:SIo6baar
じゃあ、皆さん、ごきげんよう。
僕は自分の世界に帰りますので。
ヌルーが泣いて喜びそうなスレだがなぜか現れず
やつの小利口なレスは賢く見られたいだけの中身空っぽハリボテ哲学だからな、ぼろが出るのが怖いんだろ
「自分だけの世界」を持てるのは精神病患者か植物人間で夢を見続ける人間に限られると思うよ。
そういったものはただ「存在してる」だけなわけだし。ネットワークでコミュニケーションしてる
以上、我と他は入り混じっているはず。どういう世界を作るかはそれぞれの勝手だろうね。
もちろん他者を排してもいいだろうし、ただ現実にはネットワーク化により世界は共有される
方向に進んでいる。そうした中で同一化や差別化が行われるのだろうから、世界は際限がない
といった所かと。何者にも影響されないという意味でなら重度の精神病者や植物人間は最強
かもしれないね。
>>133僕は今、最強の哲学体系を構築しております。
とのことですが、あなたの求める強さとは何ですか?
また強さを求めてしまう動機が何処にあるとお考えですか?
>>107 それ読んだことあるよ。ヒキを贔屓し過ぎててちょっと心配だった。
139 :
ディオゲネス:04/07/19 04:37 ID:YlDNDEQj
>>136 何言ってんの?こっちはプロだよ、プロ!君達がどうしようもない馬鹿だから、
こっちもそれに合わせてあげているんだよ!君達が日々、カントやヘーゲルを読んで、
それで疑問に思った事を僕にぶつけて見て、専門的な議論をやれる力量があればさ、
僕もここで楽しめるわけよ。分かる?それが君にできる、中学生?
140 :
ディオゲネス:04/07/19 04:39 ID:YlDNDEQj
ああ、それから、クッキー消したからID変わったぞ。偽者じゃねえぞ。
でもこの機会にちょっと口が悪くなるから気をつけて下さいね!
141 :
ディオゲネス:04/07/19 04:46 ID:YlDNDEQj
>>138 まあ、「最強」と言うのは、馬鹿相手に選んだ言葉だからさ、
強さ云々を論じられても困るんだけどさ、「強い」って事はさ、
平たく言えば、己自身を厳しく保ち得るという事ですよ。
つまり、自分で自分を精進させていく訳だ。
その、自己超克こそ、強さの源泉なんですよ、分かりましゅか、坊や?
その自己超克を最大限にまで推し進めるとですね、達人の境地に入るわけです。
まあ、このあたりは仙道の話になるからアホの君達はまず学校の理科の勉強でも
してて下さいよ。図工の宿題も出てるはずでしょ?
142 :
ディオゲネス:04/07/19 04:48 ID:YlDNDEQj
ほら、馬鹿にされたら悔しいだろう。
悔しいならさ、議論の一つでもふっかけて見なさいよ。
哲板から援軍呼んでも構わんよ。あそこ、馬鹿しかおらんから。
つーか、大学で哲学やってる哲学素人しかいねえからさ。
143 :
ディオゲネス:04/07/19 04:52 ID:YlDNDEQj
ちなみに、ギリシア哲学、デカルト、スピノザ、ライプニッツ、カントから
ドイツ観念論、フッサールとハイデガーを中心にした現象学、がメイン。
分析哲学もちょっとやっているが、あんまり面白くねえ。
144 :
童子☆:04/07/19 05:01 ID:???
ディオゲネスさんおはようございます
IDが変わったのは日付が変わったからじゃないんですか?
プロってことは哲学で飯を食ってるってことでよろしいでしょうか?
>クッキー消したからID変わったぞ
146 :
童子☆:04/07/19 05:26 ID:???
>>145 メガネかけなおして出直してきます・・・
149 :
童子☆:04/07/19 05:51 ID:???
>>148さん
あ、やっぱりそうですよね??
ごめんなさい先走りました
っつーかここまで人格が豹変してるのに誰も偽者だとは思わないのか?
明らかに騙りなきがするが
まぁそんなのはどうでもいいとして
おまえらの幸せを考える前に自分に幸せを与えてくれた親に幸せを返せよ
はやくひきやめろ
いや幸せじゃないから幸せを求めるんだし、幸せ求めてるなんて誰も言ってないし…
他人のガサツさや、物事に対する行き届きの無さ、
自分の費やした労力や微妙な配慮に対する理解の無さ、
こんなことから、他人が頼りなくバカみたい見えてくる。
そんなヤツらに、自分の提示したものが踏みにじられる、
それも自分の中では許せないことだったりします。
仕方が無いと諦め思いながらも、何かがきっかけで
引きこもりの道を選ぶ。
引きこもっていても、生きていける時代だから。
ボクはそうやって、引きになりました。
難しいことはわかりませんが、ここに書き込むのは
そういう要素があるか、哲学というキーワードに引かれ
たどり着いた、茶気のある人に違いありません。
引きこもりも、その原因も、哲学も、生き方だと思います。
こんくらいの豹変なんともないからしばらく1にはきてもらってなんかしら語ってほしいなぁ。
実際これだけ詳しい人あんまりいないし。
だれか1の煽りを受けてたつ猛者はおらんのか
現実を見ろ
哲学なんてやってる場合じゃないだろ
んじゃあ、数学やっか
人生、計算が一番大事だってか
ず〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っと計算してれ
頭ん中数字だらけにしるか
>>154 同じ土俵に立ったら絶対負ける。
>>155見たいなことをしつこく言い続けるのが
一番効果的だろう。
>>147の指摘に黙りこくるしかない1ワラタ もう出てくることは無いだろうね
しかし真面目な話1があれだけに行くまでには相当な精神的作業があったと思う。
それは言葉の中に沢山読み取れる。2ちゃんの性質上相対化なんて当たり前だし
その痛みも十分に予測できたことだろうと思う。
それを踏まえて書き込んだんだろう。
どんだけ自分は通じるのか、自分はどれだけのものに耐えうるのか。
1は哲学的な人だと思うよ。
哲学者だからってなんでもかんでも煽ったらいいというもんじゃないとおもた。
全く読み取れてない
>>159 >>1は好きで暇つぶしに書いてるだけだろ
どうでもいいから外に出ろ
親を悲しませるな
今からヴィトゲンシュタインの考察スレにしてくれ
>>160 ばか、159は確信犯的な自虐レスだよ。
1の青臭い無邪気な侮蔑とカタルシスを全身で受け止めることに
性的快感を求めているんだ。159は真性マゾヒストだよ。
弱者が強者の力を受け止め己れのパースペクティブに引き込もう
としているんだ。ニーチェリアンの力の思想を読み取れぬとは・・・
160、君には失望した。
ふむふむ
誰か唯物論者と観念論者の生き方の違いを教えてくれ
哲学は人間の視点からでしか物事を解説できないからよくない。
哲学の範囲がどこまでなのか、ちゃんと線引きできてないけどね。
でも最近哲学にはあまり興味無くなった。
それよりなんで自分が理屈を熱心にこねくり回せる状態
でいられるのかを反省した方がはるかに建設的。
あと哲学者が理屈をこねるモチベーションは理屈を超えている
ということに気づけば、他人の創った思想体系を受け売りすること
の馬鹿らしさがわかるはず。本を日頃読んでる人ならたぶん・・・
168 :
(-_-)さん:04/07/25 03:49 ID:HtEPmYxe
「死に至る病」について詳しく説明できる人いますか?
行動の伴わない理屈には何の価値もない。
行動!行動!行動!
バトル!バトル!バトル!
172 :
文2ヒキ:04/07/25 20:43 ID:9LL3m/o2
なにげに良スレですね。
>>1 漏れは受験生なのですが、受験用の現文、小論なんかでも、
内省的で孤独な人生にこそ価値があるとする近代的な考えはまちがいで、
他者との関係なしには自己は成立せず、ヒキコは近代がうみだしたクズみたいな、
ポストモダン、構造主義的な考えのものが主流なのですが、
漏れとしては、
・自己のなかにも性格、思考等思い通りにならない他者的な部分があり、
自分と他者の区別をつける思考こそ近代的二元論で、まちがっている。
・孤独な思索といっても文字道理に孤独なのでなく、
書物などの他者に接している。
・表にでて他人とつきあうことはかえって他人の顔をうかがい、
独自性、他者性をうしなう可能性がある。
等の理由からヒキコは否定的なものでなく、
孤独であることで、書物などの他者に接し、
逆説的に世界に開かれる契機になり、肯定的に隠棲ととられられるものと考えたりしますねー。
ただ永続的なヒキはいくないと思いますが、
あくまで過程として。
文2ヒキさんてどこ受けんの?
174 :
文2ヒキ:04/07/25 21:59 ID:BZhxj+da
>>173 名前どおりでつよ。
あれ?スレよく読み返すと1さんはもういないのか・・・
175 :
(-_-)さん:04/07/25 22:07 ID:k/QRd+/i
善と悪について教えて下さい。
1はやっぱ哲学ノートとか作ってるの?凄い分量のがありそうだね。
>>174 東大け。
将来何になろうと思ってんのよ?
エサの為に東大入っておくのか?
悲しい
180 :
文2ヒキ:04/07/26 00:13 ID:J9CcwA2O
1さんはもうこないんだろうか・・・
お話したかったのに・・・
>>175 相対的なものなのでは・・・
>>178 会計士目指してまつ。だから東大じゃなくてもいいんですけどね・・・
はまってしまいまして。
詳しくは某1月1日からスレで・・・
そっちの1さんも消えてしまったんだよなー。寂しい。
会計士かよ、すげえなおい。経営のこともわかるのか?
会計士にハマる必然性がわからない。
182 :
(-_-)さん:04/07/26 00:32 ID:MsdaDFOC
あー引き篭もりしてーなぁ〜
でも今引き篭もりしたら、半年位で家賃払えなくなるな・・・
宝くじでも当たらないかなぁ〜
どなたか僕とコミュニケーションしてください。
俺の替え玉で東大合格してくれ、一生のお願いだ。
東大で会計士なんて
はっきり言って勿体無いよ。
会計士は中堅どころの大学が
底上げするのには便利だけど
東大生が目指すような資格じゃない。
会計板見てみ。
えらい地位について、今の社会を変えてくれ
僕の哲学?は独学ですな。(誰々の本とか読んだことないですし。)
僕は、まず、不思議な物事を疑うことから始まる。
例えば、言葉なんて「もの」の意味を徹底的に考えたりする。
そういうことをしてると頭の中で体系だってくる。
今はほとんどしてませんが。疲れるんだよね。
もっと外の世界の出来事に関心を持てるよう頑張る。
今、哲板で「大先生」と名前を変えて遊んでいます。
だから続きを希望する人はそっちにどうぞ。
やだね
あはははは すごく人格変わってるじゃないか
あげるぞ…
あげんなボケ死ね
見つけた!
スレタイにほとんどいつも「◆◇」つけてますね、昔から。
ガッーーー
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄V ̄ ̄ (´´
∧∧ (´⌒(´
L(`◇(⊂(∀・⊂⌒`つ≡≡≡(´⌒;;;≡≡≡≡≡≡≡
 ̄ ̄ (´⌒(´⌒;;
ガッーーー
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄V ̄ ̄ (´´
∧∧ (´⌒(´
L(`◇(⊂(∀・⊂⌒`つ≡≡≡(´⌒;;;≡≡≡≡≡≡≡
 ̄ ̄ (´⌒(´⌒;;
ガッーーー
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄V ̄ ̄ (´´
∧∧ (´⌒(´
L(`◇(⊂(∀・⊂⌒`つ≡≡≡(´⌒;;;≡≡≡≡≡≡≡
 ̄ ̄ (´⌒(´⌒;;
ズガガガ・・・・ ↓
∧_∧ ー ̄_ ̄)’, ・ ∧_∧
( ・∀・) ― = ̄  ̄`:, .∴ '(;,);゚Д)
(つ , ̄ __――=', ・, (;,;;,;;;つつ
/ ゝ 〉 -―=_ )":" . );;,;;);;)
(_(__) (__)__)
∧_∧ ◆
( ´・ω・)/◆ ガッ!!!
c(,_u__つ Σ( ゚∀゚)
>>400 \■
■ ガッ!
Σ( ゚∀゚)
>>401
最強の唯物論者は登場しないのか
||// ∧_∧|∧_∧
||/ ( ´・ω・)( ) 「がっ」される
|| ( )|( ヌルポ)
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ u―u'
_____
||// ∧_∧|∧_∧
||/ (n´・ω・)n ) でもぬるぽついてない
|| (ソ 丿|ヽヌルポ)
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ u―u'
_____
||// ∧_∧|∧_∧
||/ r( (n´・ω・`n) ぬるぽついてないのに「がっ」される
|| ヽ゚ホllヌ)|( )
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ u―u'
(・∀・)ホー!!
1はどうしたんだよ。もう出てこないのか?
応援したかったんだが。途中からのは偽者くさいし。
2ちゃんの自演で弁証法的思考の訓練をしよう・・・
ヘーゲルごっこ
205 :
(-_-)さん:04/08/16 15:12 ID:9RUooqUW
フロイトについてどう思う?
勘が鋭い人。
しかしやはり、古臭すぎ。
ひきこもりの分際で哲学なんて余裕ですね貴様ら
フロイト自身がどうもマザコンっぽい
母が死ぬまで母と同居してたらしい
心理学なんかに興味を持つのは自分の心が何処かおかしい
変な人じゃないかって岸田秀が言ってたけどそのとおりだと思う。
フロイトは精神医学であって心理学ではないぞ
どう違うのか