明日、メル友に会う

えーと１です
昨日は早く帰ってきたんですけど
ネットに繋ぐ気力がなくて寝ました

駅で２時に待ち合わせでしたが彼女は１時間も遅れてきた
俺は本屋で立ち読みしながら待ってました
今入り口のとこにいるよ、とメールがきたので行ってみると
そこにはギャルみたいな人がいた。メールの感じからしてこの人は違うなと
思ってキョロキョロ探してたらギャルの人が「○○（名前）？」と話しかけてきた
その時驚きすぎて、心臓が痛くなった。何てこたえればいいのかわからず
本当は笑顔でそうですとでもいうんだろうが声が出なくてうなずくだけだった
彼女は巨乳だった　顔をまともに見れなくて体の方に目がいってただけなのに
何かスケベ親父を見下ろすような感じで眼差しを俺に向けた
「そういうつもりで見てたんじゃない」「はあ？」
その時気づいたのだが声が変だった　親ともしゃべらないから自分の声を忘れてた
「どこ行く？」というと「ｴｰﾜｶﾝﾅｲｰ」
駅を２０分くらい無言でぐるぐる回って疲れたので　ベンチみたいのに座った
「何か老けてるよね」
俺は何を言われてるのかすぐにはわからなかった
「19でしょ？老けてるよねって」「・・・」
「あたし、若いでしょ、まだ女子高生って言っても通用するよね、
ていうかこの前まで実際女子高生だったしー今度制服着て街歩いてみようかな
え、捕まるって？（俺は何も言ってないのに一人で話してる）捕まんないよ
30代とかで着てたらさすがにやばいけどー」
「はあ・・」「デパートいかない？」「え、いいよ」
本当はもう帰りたかったけどまた何か言われそうだし怖くて
嫌だとは言えなかった。

デパートまでは50ｍくらいあった。
「なんかさー人生って上手くいかないよねーていうか大半の人って
上手くいってなくない？付き合っても長続きしないし、仕事（服屋の店員）も
つまんないしー」
「はあ・・」
何て返せばいいかわからなかった。デパートについて、エスカレーターで上に昇りながら
商品とかを見て周った。ちょっとエスカレーターに乗り遅れたとき彼女のパンツが見えた
赤に白の水玉だった　でも興奮しなかった　むしろ何か嫌悪感みたいなものがあった
俺はホモではないけど　やっぱり老けてるとか言われたからかもしれない
デパートを見てる途中で「ナイキ生意気」と突然彼女がいった
「え、どういうこと？」というと「は？ギャグだよ、わかんないの？笑いのセンスないね」
「・・・」正直このときにはもう話す気力も萎えていた　うんざりだった　疲れた
デパートの１階に戻り椅子に座る。無言でしばらくいると　彼女に電話が着た
「あ、ﾊｰｲ、うん、あ、そうなんだ、いいよー」
話しながら出口の方に歩いていく　そして5分たったが戻ってこない
おしっこしたかったからトイレにいった　椅子に戻るとまだ帰ってきてない
そして更に10分彼女は戻ってこなかった
俺も帰った。