なるほど。「弱さでつながる」というのは、「弱さだけじゃ人とはつながれない」
という逆説的意味も含んでいるということなのか。
人とつながるというのは、イメージとして人と人がどこかでクロスしている。
クロスする部分が、「弱さ」なんだろうが、弱いだけだったら、はがれたり
切れたりしちゃうもんね。自分の弱さや人の弱さを受け入れて重ねあわせると、
人としての本来の気持ちがつながって、逆に一人一人の存在を強くしていくと
いうことなのかな。
著者がどういうイメージでそういう言葉を書いたのかはわからぬが、「弱さで
つながる」というのは、個人としての強さ
>>378のいうように、必要とされると
思う。そこまで深く自覚できるのは、ヒキゆえの弱さを知っているからかもし
れない。
でも、深さを求めすぎなのかもしれない。
自分の弱さを受け入れる強さばかりでなく、他人の弱さをも受け入れる強さが
求められるから、「弱さでつながる」って本当は難しいことなんだよね。
ノアの本は、何気にいいこといってる本かもしれんね。
382 :
(-_-)さん:04/07/12 16:31 ID:xw3qacwn
繊細さ、傷つきやすさを特徴とした人々主体の文化や人間関係のありかたを
この国に新しく構築ないしは再生する必要性だけは確実に言える。
>>382 日本人はもともとそういう民族だった面もあるよ。
ある意味、日本の社会はひきこもり的だった。
ひきこもり現象は揺り戻しなのかもしれないな。
外へ外へと向いていた方向性を、転換させる。
本来の日本人の歴史の中の気質と特徴に沿うような。
斎藤環はサイバースペースはひきこもり的世界だと言っている。
>>382>>384 そういう視点から見直すと、引きこもりには、ノア氏が
「セキラララ」で書いていたように、引きこもりという森の地面の下には
豊かな水が流れているてことが、発見できるかもしれないと、ふと思う。
387 :
(-_-)さん:04/07/14 06:01 ID:2qIWraWK
出版社・・・至文堂 現代のエスプリ 2004年8月号 No.445
訪問カウンセリング・危機に立ち臨み語るこころ
編集 武藤清栄(東京メンタルヘルスアカデミー所長)
渡辺健 (日本訪問カウンセリング研究会代表)
論文 斎藤環・・・ひきこもり現象と他者性の介在
奥山雅久・・親の会(家族会)の歩みのなかに訪問サポートが
*奥山雅久さんは全国引きこもりKHJ親の会代表で、ご自身もひきこもりの息子をかかえています。
そのほか、多くの方々が寄稿しています。
388 :
(-_-)さん:04/07/14 11:06 ID:2qIWraWK
至文堂 現代のエスプリ・・・ひきこもりに関する本
1999年11月号 No.388 思春期挫折とその克服
編集・・・倉本英彦(北の丸クリニック理事長 同所長 精神科医)
斎藤友紀雄(日本いのちの電話連盟常務理事)
主に、社団法人青少年健康センター関係者が寄稿しています。
2001年2月号 No.403 ひきこもり
編集 武藤清栄
渡辺健
主に、フレンドスペース、東京メンタルヘルスアカデミー関係者が寄稿しています。
389 :
(-_-)さん:04/07/14 11:09 ID:2qIWraWK
387の著書について、訪問臨床の心理ということで、クライエント本人、その家族も寄稿しています。
390 :
(-_-)さん:04/07/14 15:19 ID:Y7F4Kse7
>>386 ひきこもりに日本人の価値観、ライフスタイルの転換のきっかけという肯定的な
側面がかりにあるとしたうえで、旧来の価値観から脱皮できず、否定的な側面からしかとらえられない
連中からのダメージをいかに最小限に抑え、彼らを主体とした新しい文化へと
つなげていくか、したたかな戦略が必要だろう。
少なくとも「自分たちは弱者です」みたいなスタイルを当事者サイドがとってしまうと、
それこそ「正論派」な連中の思う壷だと思う。
391 :
(-_-)さん:04/07/14 16:02 ID:2qIWraWK
ニート フリーターでもなく失業者でもなく 玄田有史 曲沼美恵 幻冬舎
>>681 本名からということは本名は知ってるわけか
きもいからしんでくれ
>>391 この本、探してんだが、本屋をまわってみたが、どこに置いてあるか
わからなかった。店員には聞きにくくて、聞かなかったが。
そろそろ変わっていかなきゃな
>ホームスクーラー、ACTでも圧勝
> 学校に通わず「家庭」を拠点に学ぶ米国のホームスクーラーの子どもたちが、
>SATと並ぶ大学進学標準テスト・ACTでも、「学校」で学んで来た生徒たちより
>高得点を上げていることが明らかになった。
>
> ACT(アメリカン・カレッジ・テスト)は大学進学希望者の適性ではなく、学力到
>達度をみる統一テストで、1〜36点の得点スケールで判定される。
> 今年のACT受験者は106万5千人で、平均点は21.0点。これに対してホーム
>スクーラーの受験者(4593人)の平均点は22.8点だった。
> ホームスクーラーが学校通学者を平均点で上回るのは、1998年から明らかに
>なった傾向で、今年で連続3年目。学校通学者の平均点が21.0点で変わらない
>のに対し、ホームスクーラーは98年に22.8点、99年には22.7点をマークしている。
>
> この結果について「ホームスクール法的防御協会(HSLDS)」のマイケル・スミス
>会長は「難関大学の多くが何故、ホームスクーラーたちをリクルートとするようにな
>ったか、これで説明がつく」と語っている。
>
> SATに続きACTでもホームスクーラーの学力面での優位性が確かめられたことで、
>「学校」の存在価値がますます問われる状況となっている。
http://homepage2.nifty.com/irer/homeschooling/
「ニート」は、幻灯社(なんか微妙に違う会社の気が)
の不良債権になるのではないかと。
「ひきこもりがなおる時」というような題名の本を少し読んだ。
著者は医師で、メンタルクリニックかなんかをやっている。
不登校経験があるらしく、不登校に関しては驚くほど
肯定的、ポジティブに解釈しているのだが、やはりひきこもりに関しては、
否定的である。
本の中で何度も強調されてたのが、ヒッキーの万能感だか何か。
多くのひきこもりが、浜崎あゆみや、中田ヒデや、ヤンキース松井を目指しているんだとか。
それが何度も強調されてるんだよ。マジかよ?と思った。
ヒッキーが診察室で大マジメに、大リーグの何たらテストを受けるつもりです、
とか、自分は本をたくさん読んでいるので、芥川賞を狙っていますとか、
曲をたくさん書いているので作曲家になりますとか、話してるらしい。本当かいな?
普通の社会人になることは耐えられなくて、そういう偉大な人物でないと
満足しないとか書かれてるんだよ。
まあ書かれてる事例はさすがに事実なんでしょうけどね。
この本以外でも、似たような指摘を読んだこともあるし。
>>397 「ひきこもりがなおる時」でググッってもヒットしなかったよ。
その著者の名前は分かりますか?
「なおる」なんてタイトルに書いていることからして
だいたい予想できる内容だけどね。
>>397 > 多くのひきこもりが、浜崎あゆみや、中田ヒデや、ヤンキース松井を目指しているんだとか。
ヒキでなくともそういう夢を持っている人は多いと思うよ。
かといってそういう人の多くが引きこもるわけじゃないしね。
本人が本気で積極的に望んでいることなら
デッカイ夢を持つことは良いことなんではないか。
ヒキの多くは実際には夢を何も持っていない人が多いからね。
だから一部の人がそういう夢を口にすると目立つんでしょう。
強い劣等感を意識させられていることによって本人がその抑圧から社会的
成功を求める夢を口に出しているとしたら、それは夢というよりプレッシャー
の裏返しであって、逆に本人がそのぶん精神的に追い詰められていて、
ありのままの自分を受け入れてもらえる居場所を失っている証拠だよね。
もしそうだとするなら、そのモトになっている強い劣等感を軽減するような
配慮をするのが医者やカウンセラーの役割かもしれないね。
>>387 O山会長の息子は実は重症の統合失調症という説がありますが。。
403 :
(-_-)さん:04/07/26 07:25 ID:lC5SoHQz
月刊誌ぜんかれん2004年7月号 安心できるところで
谷真美子 社会的ひきこもり青少年の居場所「ハートツリーハウス」/和歌山
当事者グループなどの居場所があることの意味について何人かのいくつかの文章が載っています。
発行 財団法人全国精神障害者家族会連合会(全家連)
>>397 この板、作家修行スレとか作曲スレとかアニメーターを目指すスレとかあるからな。
間違ってはないかもしれない
>>404 でも、役者とかアイドルとか、音楽家とかはないよな。政治家もない。
それらの職種に共通するのは・・・
ちなみに、アニメーターは低賃金職人だよ。
作家デビューは、ヒキ本で有名になったヒキ有名人を
見習っているじゃないのか?w
>>406 それはバブルが崩壊した今となっては無理な話だな。
あくまで趣味の範囲で楽しんでるんでないかの。
そういう趣味を持つのは、ヲタクにも一般人にも居るよろし。
ひきこもりのまんまじゃん。
だいたい家でこつこつ努力してるタイプは
自分がひきこもりという自覚があっても
カウンセリング受けにいくのは稀だろう
「自分には特別なものがある」と考えるのは
ヒキに限らず珍しいことじゃない
「特別ではない」とあきらめたときに大小はあれ
その夢がついえるのも事実
誇大妄想と実現可能性のある夢とは別だからな
著者がどのあたりのレベルをもって「万能感」と
とらえているかで話は違ってくる
松井や中田クラスだとしたら極端に過ぎる
特に近頃はヒキにすら「ナンバーワン」(偉大)
でなくオンリーワン(特別)という考え方が浸透
してるだろうからな
でも具体的道筋の見えない成功を夢想しながら
ヒキを続けるのは確かに危ぶまれるね
410は偽ヒキ
「NHKへようこそ」は既出ですか
411は現患者
410はしつこいな。
410は死ぬしかない
引き出し屋にとっては「ひきこもり」は永久に叩かれる存在でなく
ては困るのです。叩かれて当事者が苦しめば苦しむほど商売になる
のですから。それは精神医学にとって精神病者が永久に卑下される
存在である必要があるのと同じです。
商売とまではいわずとも、少なくとも自らの引き出し介入行為を
正当化できるのは事実でしょう。
そのためにはヒキ当事者に世間の冷たい視線がますます注がれ、
引きこもりを悪化させ、ますます一人では出られない精神状態に
追い込まれてもらう必要があるのです。
彼ら引き出し屋にとってはそれが利益になるからです。
411は完ヒキか・・・
煽りで粘着だな
410と違って余裕が感じられないな
417は病気の域だね
410に完璧当てはまるな俺
410は粘着か
このスレの人達は、当事者なのか叩きなのか、よう分からんなぁ。
>>418 > 417は病気の域だね
図星かな。引き出し屋さん。
引き出し屋引き出し屋と何とかの一つ覚えみたいに
繰り返す人たちは、どこでそういう考えを吹き込まれたの?
キショいんですけど…。
424 :
423:04/07/29 20:24 ID:???
正直、キショいってのは言い過ぎた。
ごめんなさい。
410=418
キモいよ
なんで410が叩かれる?
別に変なことは言ってないと思うが。
410 しつこいな
428 :
(-_-)さん:
青の塔から ひきこもり脱却への記録 中村佑介・さわ雅子著 日本評論社
小6からのひきこもり生活から抜け出ようと葛藤していた中村、
ひきこもりの息子との壮絶な修羅場をくぐり抜けたもののトラウマに苦しんでいたさわ。
映画『青の塔』で親子を演じた二人が、みずからのひきこもり体験を率直に語る。
映画『青の塔』・・・シネマアートン下北沢にて8月13日(金)まで上映中。