「夢は追うもの、希望は支えになるもの、そして、願いは叶えるもの」
「昨日の夢は今日の希望であり明日の現実である」
「百歩先を見つめ、十歩先を考え、一歩づつ」
「気持ちが変わると 行動が変わります
行動が変わると 習慣が変わります
習慣が変わると 人格が変わります
人格が変わると 運命が変わります
運命が変わると 人生が変わります」
ヽ(`Σ´)ノ <まずこれ
「夢」とは、言葉や概念だ。
「目標」とは、夢に期限と数字を加えたものだ。
「計画」とは、目標を達成するための方法論だ。
これらが3点セットになって夢は実現する。このプロセスで必要なの
は、作文能力と計数能力の二つだ。
その二つの能力があることによって、目的地から今いる地点まで縄ば
しごを降ろしてきてくれるのである。
●私たちは、どのようなときにストレスを感じるのだろうか。
それは、
1.やりたくない事をやっている(自分が)
2.やるべき事、やりたい事をやっていない(自分が)
3.許したくない事を許している(自分と他人に対して)
4.長期にわたって満足のゆく結果が出ていないとき
「そもそも、国民性の中にも人を信用しやすい国とそうでない国があ
り、その調査結果を見たことがある。その表のスマートなところは、
世界的企業の数と国民性とを対比している点で、人を信用しやすい国
ほど、世界企業を多数生んでいる。ちなみに日本とドイツがきわめて
人を信用しやすい国だ」
信じる力を持つことがとても大切だ。では何を信じるか。
1.自分を信じる
2.未来(ビジョン・夢・思想・理念・目標)を信じる
3.人を信じる
この三つが必要に思う。
理性ではわかっていても、欲や本能には負けることが少なくない。
そうしたときには、昨日は欲に負けたことを素直に認め、今日は理性
が勝ちにゆけばよい。ただそれだけだ。
●やってはいけないことが一つだけある。それは、負けた自分を認め
ずに、体質や遺伝や職業のせいにするなど、自分以外の何かのせいに
することだ。
言い訳に使われるのは個人の肉体体質だけではない。企業の体質、業
界の体質、地域経済の体質、日本経済の体質、家庭環境という体質な
どキリがない。
●それらはあくまで環境条件に過ぎない。得ている結果・成果は、そ
のものズバリ、あなたの選択だと考えてはいかがだろう。
●なぜ時々こんなことをしたくなるのだろう?
人は自分が毎日やっている行為に意味を必要とする。深遠な哲学のよ
うなテーマもあれば、日常の些事もある。行為と思考のバランスがほ
どよくとれていれば良いのだが、通常、行為過多になると思考したく
なる。
「生きるとは呼吸することではない。行為することだ。」(ルソー)
「重要なのは行為そのものであって、結果ではない。」(ガンジー)
「あたまのいい人は批評家に適するが、行為の人にはなりにくい。す
べての行為には危険が伴うからである。」(寺田寅彦)
●大切なものは、行為そのものではなく、行為の裏側にある意思や思
想だと思う。意思や思想がともなわない行為は、本来行為とよべない
のだ。それは作業とよぶ。
私たちは年中無休24時間体制で生きている。それを通常80年ほどは
続ける。その間は、脳と臓器が、精神と肉体が稼働しつづけている。
人生とは好むと好まざるとにかかわらず、行為の連続体でもある。
そうした営みをくりかえすなかで、意思と思想がある人だけが価値あ
る何かを残すことができる。
●成功する人は積極的・肯定的な考え方の持ち主が多いようだ。同時
に大きな失敗をする人も積極的・肯定的なのではないか。
消極的・否定的よりも、積極的・肯定的な人の方が、大きな失敗も犯
しやすい。
これは予測に過ぎないが、例えば、会社を倒産させた社長の性格調査
を行ったとする。すると、過半数が積極的・肯定的なのではないかと
思われるがいかがだろう。
十把一絡げに「積極思考」とは言っても、その考え方の一部分が異な
るために、大きな結果の差となって表れるようだ。その紙一重の一部
分とは何か。
●「何とかなる、今の苦しさを耐えていけば必ず良くなる」というよ
うな根拠のない楽観主義者では会社をダメにすることがある。
三省堂『e辞林』によれば、楽観するとは、「物事に明るい見通しを
もつこと」とある。
また、楽天とは、「くよくよしないこと」とある。このいずれも経営
者には害であるかも知れないのだ。
●悲観的になることをおすすめしているのではない。おすすめしたい
のは現実的になることだ。
必ず勝つ、という信念は大切だ。同時に今の現実、とりわけ弱点や問
題、ひどい恥部から目をそむけることなく、事態の改善に取り組む姿
勢も大切なのだ。
意図的に何かを覆いかくすのでなく、現実をありのままに認めること
が、未来への最善の備えなのだ。
●完璧へのこだわりがかえってグズの原因になる。失敗したくない、
という気持ちがさらにグズに筋金を入れる。
◇やらねばならない大切なことに今すぐ着手しよう
◇たとえそれが小さなことでも気になっていることはやってしまおう
◇効率的な仕事のしかたを考えるだけでなく、効果的であることを第一に考えよう
行動力のない人間は理想を追い続けるだけで自分の社会的欲望、
希望する未来とは裏腹に不如意な現実に不満を抱きながら現実の荒海に埋没してしまいます。
そして、意思のないクラゲのように波に翻弄され潮の流れに身を預けただ海面を漂うだけとなるんです。
なんてつまらない人生なんでしょう。こうなりたくなければ、考えていることや思っていることがあれば実行に移すべき。
脳でどんなにすばらしいアイデアや構想を構築していてもそれを実行し行動として現わさなければ、まさに絵に書いた餅となるだけ。
思いついたらすぐ実行するんです。たとえ失敗しようが問題はない。
行動力の欠落している人間は一様にして慎重すぎるんです。
たしかに軽挙妄動は控えた方がいいが、あまりにも慎重すぎるとせっかくのチャンスを看過してしまう危険性があります。
人生において自分の一生を大きく左右するチャンスなんてそう何度もあるわけじゃありません。
そのチャンスに邂逅した時あなたにもし行動力、換言すれば勇気―が欠けていれば取り返しのつかない事態となってしまいますよ。
きっと悔やんでも悔やみきれないでしょう。今自分は何が一番したいのか、行動をもって示すんです。
行動力を身につければ間違いなく明るい未来があなたに微笑みかけるでしょう。
●頭のなかで考えるのではなく、紙に向かって鉛筆を構えて考えよう。
几帳面な文字で書く必要などない。文字どおり、「書き殴る」ことを
通して、やがては指に頭脳がある如く、勝手にペンが動き出す。
●第一の秘訣・・自分の冴えない考えや下手な書き方を許容すること
第三の秘訣・・決めた期間、ある問題について精力的に取り組んでから、他の事柄に移ること
第四の秘訣・・「台所語」で自分の真に偽りのない考えを引き出すこと
第五の秘訣・・自分の思考を通常の限界以上に延長させること
第六の秘訣・・度々、焦点を変えてみること
短期的にみれば、失敗のように見えることも、長期的に見れば単なる実験に過ぎなかったということがある。
エジソンは白熱灯を発明するために1万回も失敗している。
トランプは52枚ある。スペードのエースを引き当てるまでに51回の失敗があるかもしれない。
10回目で失敗だと思ってあきらめてしまうか、
52回目まで引き続けるかは自分が決める事だ。
それまでに、運がよければ引き当てるかもしれない。
人生があと50年あるとすれば、18250日も挑戦できる。粘り強くがんばれば、
エジソンの発明を超えるような偉業を成し遂げる事が出来るかもしれない。
● 一次元的思考
単純、直線的、視野が狭い思考。自分が考えた事は正しい、上司の言うことは正しい、目の前にある事柄にそのまま反応する思考。
経営やビジネスにおいては、往々にして失敗するタイプである。世の中はそんなに単純ではない。
● 二次元的思考
「目の前に見えること」のすべてを考慮することができる思考。例えばあなたの目の前に3つの選択肢があれば、
その3つについては考慮するけれども、目の前にある選択肢以外は考慮に入れないタイプ。
表面的に見えるものの中から判断する。想像力が豊でない人は二次元的思考にとどまる。
● 三次元的思考
目に見えるものだけではなく、表と裏、あるいは上下左右も考慮できる思考。球面思考ともいう。
人生でも仕事でもあらゆる角度から検討する事ができる。「今ここでどうすればよいのか」という事をあらゆる角度から判断できる。
一般的にこの次元に達している事が望ましい。
● 四次元的思考
今を見て、過去とのかかわりを知り、さらに未来にどのような影響を及ぼすかを検討できる思考。
時間の概念を常に意識しながら検討する事ができる。
できるビジネスマンは「これをやります」というのではなく「いついつまでにこれをやります」と時間を明確にして受け答えができる。
基本的にあらゆる仕事には「締め切り」があるのだから、ここまでできて当然といいたいところだが、できない人がほとんどである。
ちなみに、具体的な時間まで含めて受け答えできる人の頭の中には「計画」がある。
経営者にはこのレベルまでが最低限必要であるといえよう。
● 五次元的思考
これはあらゆる角度から検討し、且つそれぞれを場合分けして、将来にどのような結果が導かれるかまで考える事ができる思考である。
三次元的思考では「今」どれが最適であるかを導き出すが、五次元的思考では将来の結果も考慮に入れる。