【テレビ】ヒキネタがあったらageるスレ【新聞】

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153(-_-)さん ◆Press/FIEQ
厚労省調べ 引きこもり相談238件 02年
大半が大人 悩む家族

県内の精神保健センターや保健所に寄せられた「引きこもり」に関する相談は
02年は述べ238件に上ることが、厚生労働省のまとめた全国実勢調査で分った。
該当例の大半を成人が占めている。多くの場合、支えるのは家族のみという現状に、
支援組織も出てきた。引きこもりの現場を取材した。(古屋祐伸)


関係者の間では、引きこもりを「ヒッキー」と呼ぶ。
歌手宇多田ヒカルさんの愛称と同じだ。
「ヒキコモリ」という響きがネガティブで、抵抗感を感じるからだという。

県北西部の市内に済むヒッキーのテツヤさん(36)=仮名=は、
二つ目の会社を辞めた88年10月以来、引きこもった。
「きっかけは高校入学直後に始まったイジメ。登校せず、通勤電車にのったまま、
ぶらぶらするようになった経験がトラウマになって・・・・・」
02年11月からカウンセラーの訪問を月に数回受け、「心が徐々にどっしり落ち着いてきた気がする」
という。自宅マンションでの取材では、笑顔も見せてくれた。
 でもまだ、外に出る気分にはなかなかなれないという。
趣味の読書は通信販売で本を取り寄せ、居間に敷いた布団の上で過ごす時間が多い。 →
154(-_-)さん ◆Press/FIEQ :04/02/04 03:33 ID:???
上司に苦痛

テツヤさんは高卒後、都内の食品加工会社と印刷会社に就職したが、
あごをしゃくって仕事を指示するなど、上司の言動に苦痛を感じるようになり、
いずれも約1年で辞めた。
親類の勧めでボランティア団体などにも参加したが、参加の誘いがプレッシャーになって、
長続きできなかった。
「02年に父が病気で他界した。焦りと空虚感でストレスが強くなり、
おなかの辺りに力が入らないようになった。一番つらかったその年の11月ごろから、
母がカウンセラーを探してくれた」。取材の様子を母親(65)が心配そうに見守った。
 テツヤさんは言う。
「自分は本当は人に会うのは好きなんです。でも、深く付き合う前に、
自分の周りに壁を作ってしまう。けんかして元気になれるってこともあるのだけど」

お遍路や寮

引きこもりに取り組む施設は増えつつある。
 03年11月、「全国引きこもりKHJ親の会」の支部組織として、
県内に「なの花会」(藤江幹子会長)が設立された。
会員は94人で約85の引きこもり家族が参加する。
月例会で関係機関や専門家の紹介、公演会開催などに取り組んできた。
今後は引きこもり経験者にも語ってもらう予定だ。
 浦安市を拠点に94年に活動を始め、全国で活動するNPO法人「ニュースタート事務局」は、
四国のお遍路体験や引きこもりの若者による共同生活寮の運営など、
主に体験の場作りに力を入れている。国も昨年、引きこもりの対応について、
ガイドラインをまとめた。
 相談を受けたり、関係団体を紹介したりしている県精神保健福祉センターの川島道美センター長は
「引きこもりは近年注目されてきたが、定義がはっきりしない面がまだある。
社会に出る20歳前後の対応がポイントだと考えている」と話す。 →
155(-_-)さん ◆Press/FIEQ :04/02/04 03:34 ID:???
《引きこもりの実態》
厚生労働省の引きこもりの主な定義は、社会参加しない状態が6ヶ月以上続いていること。
県内では02年中に電話相談が172件、来所相談が66件あった。
全国では、電話と来所を合わせて延べ計1万4069件だった。
年齢分布は19歳以上が約84%を占めた。一般的に、全国の引きこもりは100万人以上と言われている。

[朝日新聞04/2/1 ちば]