斎藤環 10 〜懲りない面々

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708(-_-)さん
くだんの、松文社の漫画家逮捕事件に先立って、別の裁判でも
他人の係争にいちいち足を突っ込んでいる。
http://www.google.co.jp/search?q=cache:jNDaGjN1MvQJ:www.ar.wakwak.com/~gynoid/saito_tamaki.html+%E5%B0%8F%E8%B0%B7%E7%9C%9F%E7%90%86%E3%80%80%E6%96%8E%E8%97%A4%E7%92%B0%E3%80%80%E8%A3%81%E5%88%A4

これはなぜなのか。

宮崎勤事件〜オウム事件以来の文脈からして、漫画やゲームやアニメといった
カテゴリに属したり、そこでメシ食ってる連中の一部からしてみれば、
精神科医という人種は警戒の対象。
特に小田晋(あれ、このヒトも筑波に少し絡んでたっけ?)あたりが好きそうな
「おたく→犯罪者予備軍→治療の対象→隔離しろ」
みたいな言説が現場を跋扈して、それ系のイベントにたくさん警官が配置された
トラウマもある。
特に、これらを職業にしている人にとっては、うかつに触れると目をつけられて
自分の仕事を失う可能性さえある、死活問題だったりする。それが成人向でなくても。

だから今回にしても、美少女漫画家を擁護するようなアクションを起こせば
彼らは自分を味方と認識してくれる、とでも思っているんでしょう。
恩を売っているといってもいい。文句を言わせなくするための、一種の懐柔であり
手の込んだ管理です。
(続く)
709(-_-)さん:04/01/26 06:28 ID:???

また、あるエロ漫画の突然の摘発事件に対して、ああいう擁護の論陣を
張ることで、多くの人はむしろ逆に「何故?」とか「ロリペドキモい」と思ってしまう。
それも狙いのひとつであり、じゅうぶん計算済みなんでしょう。
おたくキモイ → ひきこもりキモい → 治療の対象 → 環・大繁盛(゚д゚)ウマー と
いう流れに繋がる可能性があるからね。

「漫画・ゲーム・アニメ」カテゴリと「不登校・『ひきこもり』当事者」カテゴリ。
この両者は、自由と人権という観点では、共闘できる可能性もある。
自分たちの仕事にとって、これは邪魔である。
だから、両者が手を組まないようにしたい。
彼が展開している作家擁護や「おたく」への言及は、そういう前提を考えないと
大変ねじれているので理解しづらい。

んで結局、>>684で指摘されるような

>もっと根本的な人権・自由を侵害しつつ、
>こんな「表現の自由」を思い入れたっぷりに必死に擁護する斎藤環先生です。

という矛盾が発生する。
結局のところ、全ては患者に対する自分たちの行為なり、言説なりの正当化の一環。
その障壁を一つ一つ、丹念に除去しているにすぎない。
みすみす、自分の利益に繋がらないことをするような人ではないです。