(;´Д`)<禁煙3週間目突入。
(`Σ´)y━・~~~
( ´_ゝ`)俺に触ると火傷するぜ
(´・ω・`)y━・~~~ <プカー
(.:;@ア@)q"玉?ー?1s蒼!梳?!?!?!?!? B
( @u@)<カフェイン中毒まっしぐらです。
_
/〜ヽ
(。・-・)<台風が来ると何故か萌えてエッチがしたくなりまふ
゚し-J゚
(`Σ´)<台風かしらんがすごい雨降ってる・・
( ´_ゝ`)もう風がすごい 牛が飛んでた
(`Σ´)<ありえなーい
________∩_∩
/ ノ ヽ ( ノ⊂ ̄))) ̄⊃
/|ヽ (_ノ ._ ̄ ● ●
/ |ノ .) (_) ( _●_) 飛べない牛はただの牛だぜキラーン なんちゃって
∋ノ | /――、__ ./ |∪|
/ /| ヽ__ノ | / ./ヽノ
| ( | ( ’’’ | ( /
|__ヽ.L_ヽ Lヽ_ヽ
( ´_ゝ`)マジマジ 電車も飛んでたし
(.:;@ア@)q"
>>693.
>>694 (.:;@ア@)q"xハ族柔??!抽準gfu?qテ
(.:;@ア@)q"v,qィu\zIqァ|Ruィqヌtロw=qレq鑷ツv賭ヌz?qテqソqサq舍ノ
( @u@)<文字化けしちまった。
( @u@)<
>>693.
>>694 ( @u@)<昔、ツイスターって言う映画で
( @u@)<竜巻に巻き込まれた牛が上空へ飛んでったシーンがあったな。
/ / / / / / /
∩─ー、 / /
\ / / ● 、_ `ヽ / / /
\ / ( ● ● |つ / /
ミ \ | X_入__ノ ミ 台風で飛ばされるクマ――!!
> >>━ 、 (_/ ノ━/⌒l━┓ / /
彡/ /\___ノ゛_/ / ┛===== / /
彡/ == 〈 __ノ ====
/ === \ \_ \
==== / \___) \ ====== (´⌒
/ \ ___ \__ (´⌒;;(´⌒;;
/ / \___)___)(´;;⌒ (´⌒;; ズザザザ
(`Σ´)<牛も飛べばクマも飛ぶさ
( @u@)<
>>698 ( @u@)<ぶっちゃけ、ありえない〜
(`Σ´)<君のその顔文字もぶっちゃけありえなーい
(`Σ´)<そして華麗に700(σ´∀`)σゲッツ!!
>>700 ( @u@)<この顔文字
( @u@)<自分ではがちゃぴんって呼んでる
( @u@)<ポンキッキーズのがちゃぴんに似てると思ったから
(*σ_σ)<この顔文字女の子らしい
(*σ_σ)<これからこれ使おう。
(`Σ´)<がちゃぴんの目にちょっと似てるね
(`Σ´)<ちなみにこの顔文字はスネオって呼んでる
(`Σ´)<( @u@)と(*σ_σ)じゃまるで別人だね
>>703 (*σ_σ)<そうねまさにスネオさんね。 >(`Σ´)
(*σ_σ)<ドラエもんのスネオさんって真正面から見たら
(*σ_σ)<どんな顔になるのかしら?..って考え出すと夜寝れなくわ。
(`Σ´)<考えるな、感じろ
(・∀・)ホー!!
(*σ_σ)<このスレはsageで進行したかったんだけど
(*σ_σ)< →(・∀・)ホー!!
(*σ_σ)<あちきの名前誰か考えて
(`Σ´)<がちゃぴん
(*σ_σ)<
>>709 (*σ_σ)<この顔文字かわいすぎるし
(*σ_σ)<がちゃぴんって呼ばれるのなら
( @u@)<この顔文字でレスしようと思う。
(`Σ´)<よろしくがちゃぴん
( @u@)<新参もんですけど・・・
( @u@)<よろすく。
(`Σ´)<よろしくどーぞ
(;´Д`)<よろしこ
( ´_ゝ`)雨ふりすぎ ぴっちゃんぴっちゃん
( @u@)<低気圧がくると
( @u@)<喘息がくる。
(`Σ´)<雨が降るとやる気がなくなる
(`Σ´)<もうすぐ今年も半分終わりますね
( @u@)<自分にとって半年は意外と長かった・・・・
( @u@)<残り半分も不安。
(`Σ´)<気楽に行こうぜべいべ
( @u@)<うん......できるだけ気楽に考える。
何その変な顔文字
ふざけてるの
( @u@)<
>>722 ( @u@)<別にふざけてなんかないよ?
( ´_ゝ`)
[さとみ] が入室しました
[A子] が入室しました
[さとみ] おはようビームっ!!(★_★)ノシ
[A子] おはようビームっ!!(@u@ .:;)ノシ
[さとみ] なによその変な顔文字は。ふざけてるの?
[A子] なんだと
| 冫、)ジー |)彡サッ
東京都葛飾区柴又。突き当たりに帝釈天のある通りの前の
ダンゴ屋の前を行ったり来たり、うろうろしている男がいる。
男は、四角い頭に茶色い帽子を乗せて
羽織った茶色い上着に茶色いズボン、上着の下には
青いステテコと茶色い腹巻をのぞかせていて、誰の目で
見ても、まともな分別を持っている者には見えない。
もう、30分はうろうろしていた男だが
さすがに疲れたらしく、右手でダンゴ屋の、のれんを
掻き分けて、頭を突っ込むようにして、店の中を覗きこんだ。
男はいい歳をして世間から香具師と揶揄される
仕事をしていて、住むところも定まらぬ生活をして
いるため、たまに実家へ帰ってきても、気まずくて
家の者が陽気に出迎えてくれないと、なかなか、
入りにくいのであった。
店内は前に男が出て行った時と変わらず、古びた
木造のままで、目の前に客用の木製のテーブルと
イスがおいてあり、右手の方には、奥に座敷があり、
左手の方には団子の入ったガラスケースが置いてあり、
左手の方の奥からは義理の弟が勤める小さな印刷所の
機械音が聞こえてきて、正面の奥の左側に二階への
階段があり、正面の奥の調理場の方からはアンコの
甘い香りが漂ってくる。
男が店内の様子を伺っていると、なにやら
奥の座敷から口論をしている声がした。
「もう、放っておいてくれ!」と若い男の怒鳴り声が
したかとおもうと、ひとりの青年が座敷から飛び出すように
出てきて、店の様子を伺っていた男にぶつかった。
ぶつかった青年は「すいません」と言って顔をあげた。
「あ、伯父さん・・・」
その青年は店の中を探っていた男の甥のミツオだった。
「どうした?ミツオ。何かあったのか?」
男がそういったが、ミツオはうつむいて、外へ駆け出した。
そのとき、座敷から二人の老人が上半身を乗り出した。
男の叔父と叔母である。男はこの二人を「おいちゃん。
おばちゃん」と呼んでいた。
"おいちゃん"は慌てた様子で男に、「ああ、寅、帰ったのか!
丁度よかった!ミツオを追ってくれ!」と言った。
寅とは男の名、寅次郎の略名である。
寅次郎は「いったいどうしたんだ?」と聞き返したが
「わけは後で話す、急いで追ってくれ!」と返ってきた。
寅次郎は、これは何かとんでもないことがあったのだろうと察して
振り返って、店を飛び出した。
通りの向こうを見ると、ミツオはもうずっと遠にいて米粒ぐらいに小さく
見えている。男は急いでその後を追ったが、通りの突き当たりの角を曲がった
ところで、とうとう、見失ってしまった。
男は立ち止まり肩で息をしながら、こんなときミツオはどこに行くかを考えた。
「そうだ河原かもしれん」と考えた寅次郎は走って河原に行った。
河原には人影がまばらにあった。河沿いの道を走りながら
河原にいる一人一人に目を転じ、ミツオの姿を探した。
すると河原の草の上で膝を抱えてしゃがみこんでいる者に目が止まった。
近づいてみると、それはミツオだった。
寅次郎はミツオの右横に座り、「どうした?何があった?伯父さんに
話してみろ」と言った。ミツオはちらりと寅次郎をみたが、再び
俯いた。そしてぽつりと「俺、今仕事できない」と言った。
寅次郎は首をかしげて「できないってどういうことだ?」と言った。
ミツオはしょげたように「ひきこもりなんだ・・・」とまたぽつりと言った。
無教養な寅次郎だが、ひきこもりという言葉は、よくテレビでも
聞くので、おおよそのイメージはつかめた。
「なんでだ?苦労して大学いったんだろ?」
そうきいても、ミツオは塞ぎこんだままで、言葉がない。
「どうした?何でも話してくれ。俺は聞いてやるから」
寅次郎が優しくそういうと、ミツオはまたぽつりと
「俺、家を出て働いて、独り暮らししたいんだ」と言った。
「独り暮らしだって?人間が嫌で引きこもっているんじゃねえのか?」
ミツオは相変わらず精気の無い声で、「俺、家に居るのが嫌なんだ。
父さんも、母さんも、なんにでも干渉するんだ。もう大人なのに
ちょっと帰りが遅いだけで、迎えに来たり、あれこれ詮索したり・・・
うんざりなんだ・・・俺の場合ひきこもりって言っても、完全に自分の
部屋に閉じこもりっきりって訳じゃなくて、家族と食事もするし、
たまには一人で外出もするんだ。ただ、無職で友達づきあいが
無くなったから広義では、社会的引きこもりになるんだけど・・・・・・」
寅次郎はそこまで聞いて再び首をかしげて訊ねた。
「それじゃあ、一体なんでひきこもっているんだ?
家を出て、自活すればいいじゃねえか」
「それが・・・父さんと母さんが・・・認めてくれないんだ・・・・・・。
俺が、家を出て独り暮ししたいって言ったら、すごい剣幕で
父さんは「親を捨てるつもりか!」って怒鳴るし、母さんは
「そんなこと言わないで」って言って泣くし・・・・・・。
「じゃあずっとこのままで無職でいろっていうのか」って言い
返したら、父さんが「俺の勤めている工場で働け、社長に話を
してやるから!それが嫌なら、とらや(ダンゴ屋)で働け!
俺の目の届くところに居ろ!」なんて無茶苦茶言うんだ。
いっつもそんな感じだから、俺、もう嫌なんだ・・・。
自由になりたいんだ・・・・・・。このままじゃ父さんたちが死ぬまで
俺、自立できないよ・・・。」そう言って俯いたミツオは嗚咽を
漏らしながら肩を振るわせた。
だいたいの事情が飲み込めた寅次郎は、「そうか、わかった。
俺が、お前が独り暮しできるように話をつけてやる」と言って
ミツオの振るえる背中をさすってやった。
寅次郎とミツオが一緒に柴又に帰って来たときには
もう日が暮れかかっていて、夕日の向こうでカラスが鳴き
帝釈天の鐘が鳴り響いていた。
とらやの前では、おいちゃんとおばちゃん、それに
さくら(寅次郎の妹)と、ひろし(さくらの夫)が、店の前に出て
二人が帰るのを待っていた。
二人が帰り着いたところで、ひろしがミツオに何か言おうとした
ところを、寅次郎がまてというように手の平を突き出して言った。
「ミツオから話は聞いた。ひろし、お前、過保護にも限度があるぞ。
ミツオはもう立派な大人だ。自分の生き方ぐらい好きに決めさせろ」
寅次郎がそういうと、ひろしは不愉快そうに「これは親子の問題です。
義兄さんは黙っていてください」と言った。寅次郎は食い下がった。
「いや、話をつけてやるってえミツオと約束したんだ。
このまま黙ってられるか」
ひろしは「お言葉を返すようですが、ミツオは僕の子供です。
ミツオのことは僕が一番わかっています。ミツオは家にいて
僕とさくらと暮らすのが一番幸せなんです」と言った。
「なんでお前にミツオの幸せが分るんだ。ミツオはそういう
お前が嫌だと言っているんだぞ」
それを聞いたひろしはミツオをキッと睨んで
「おまえ、そんなことを」と言った。
ミツオは俯いたまま店の中へ駆け込んで、階段を上って行った。
そこに、隣の印刷所の社長が、(間の悪いことに)はげた頭の
汗をハンカチでぬぐいながら、「ん?どうしたんだい?」と言ってやってきた。
「うるせえ!身内で大事な話してんだ!黙ってろタコ!」と寅次郎が
一括すると、社長は苦虫を噛み潰したような顔をし口をつぐんだ。
寅次郎はひろしに「ミツオは自立したがってんだ。立派な
成長じゃねえか。親なら喜ぶもんだろうが。それをお前というやつは
自分の思うとうりにならないなら、ひきこもっているほうがいいと
思ってやがるのか」というと、ひろしは癪に障ったらしく眉をしかめて
「子供を持ったことの無い義兄さんに言われたくありませんね」と言い放った。
それを聞いた寅次郎は声を張り上げて「いいやがったな!それをいっちゃあ
おしまいよ!」と言った。
大声で言い争っているうちに、いつしか日が暮れていて、ひとりふたりと野次馬が
あらわれはじめたため、寅次郎もひろしも怒りながらも店の中に入り
戸を閉めて、カーテンを閉めた。そして、座敷に移った。
ずっと寅次郎とひろしの話を聞いていたおいちゃんが、口を開いた。
「今度ばっかりは、寅の奴が正しい。ひろしさん、あんた子供は持ち物じゃ
ないんだよ。子供には子供の人生がある。無理強いしちゃいかんよ」
そう、たしなめるように言った。すると、ひろしは突然、嗚咽しながら
「うちには子供はミツオしかいないんですよ・・・家のローンだって
残っているし・・・退職金と年金だけじゃ・・・老後が不安で・・・しょうが・・・
ないんですよ・・・・・・」と言って咽び泣きはじめた。
おばちゃんがお茶をいれて、ひろしの前に差し出し
「ひろしさんの気持ちも解らないことは無いけどねえ・・・・・・。
このままじゃ、きっと、ミツオちゃん、ずっと引きこもったままじゃないかねえ。
ここは、ミツオちゃんが立派にひとり立ちすることを、一番に考えた
ほうがいいんじゃないかい?」と、優しく言った。
ひろしは息を整えつつ、ハンカチで涙をぬぐいながら、力なく「わりました
たしかに、こもままじゃ・・・取り返しのつかないことになりそうです・・・
もう、あいつの好きにさせます・・・・・・」
さくらも寂しそうな顔をして頷いた。
寅次郎は手を打って「よし、これで話はついた」といった。
そして、腕を組んでちょっと考えた後に、さくらに「さくら、運転免許とるから
金かしてくれ」と言った。
さくらは驚いた顔をして「どうしたの?突然運転免許取るなんて」と言った。
寅次郎は照れ笑いをしながら「ミツオが自活するっていってんのに
伯父の俺が、いつまでもこんなこっちゃあいけねえだろう。
運転免許をとって、タクシーの運転手になろうと思ってな」と言った。
さくらはそれを聞いてうれしそうに「そう、よかった。まじめに働くのね」と言った。
ところが、そこにおいちゃんが口をはさんだ「ちょっとまて、寅!
俺は、俺はお前がいつかこのダンゴ屋をついでくれるものと思っていたんだぞ!
だから、お前が帰ってきちゃあ揉め事おこしても、いつもお前が帰ってきた
時にはあったかく迎えてやってるんだろうが!」と、言った。
寅次郎は「俺には、ダンゴ屋は向いてねえよ。手先は不器用だしな。
それに、ミツオと同じで、ここで甘えていると、いつまでも
大人になりきれねえと、思ってな」と言った。
733 :
(-_-)さん:04/07/01 17:10 ID:CTvggj9f
おいちゃんが怒って何かを言おうとしたとき、さくらがおいちゃんに
「まってよ。やっとお兄ちゃんがまともに働く気になってくれたんじゃないの。
おいちゃん、さっき、人にはそれぞれ生き方があるんだから、無理強いしちゃ
いけないって、自分でいったじゃないの」と言った。
おいちゃんはバツのわるそうな顔をして「そうだな・・・寅、まじめに働けよ」と
言って立ち上がると「明日の仕込をするか」と言って調理場の方へ行った。
その、様子を見ていた社長は――寅さんが、いつまでたっても
まともにならなかった訳も、ミツオ君がひきこもった訳も、よくわかった
気がするよ――と、思いながら、勝手口から、出て、工場に向かって歩いた。
きづかれないもの