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<前回までのあらすじ>
地方の貧乏な家庭で生まれ育ったニャロメは、
ごくありふれた小学校生活を送っていたが、
6年生の時、父親が肺癌で亡くなってしまった。
この出来事は、後の人生に少なからず影響を及ぼすこととなった。
そして、中学校に進学する直前の頃、
近所の子供たちが集まって勉強会をやっていることを知った。
早速、私も参加してみることにした。
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<体験記3回目 本編>
その勉強会は、思いのほかとても有意義なものでした。
やることは各自好きなことを勉強するのですが、
主に中学校の勉強の予習をやっていました。
わからないところがあると、お互いに教え合ったりするなど、
みんながやる気を持って、楽しんで勉強をしていたと思います。
また、「勉強会には参加していない他の人よりも先の勉強をしているんだ」
という優越感のようなものもあり、
そのこともやる気に拍車をかけていたのだと思います。
さらに、勉強会の時間帯は夕方だったので、
NHKラジオの基礎英語もみんなで聞いていました。