ネクステルについて

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538底値さん
マネックス証券の持ち株会社であるマネックス・ビーンズ・ホールディングスの松本大社長は19日、
日本経済新聞記者と会見し、ライブドアなど5社の株式を信用取引の担保から事実上外したことについて
「投資家や市場への説明が不足していた」と述べた。今後は「情報開示のあり方を検討したい」と語った。
 主な会見内容は以下のとおり。
 ――予告なしに担保から外したのはなぜか。
 「顧客、当社の株主、市場参加者という三つの立場を考えたうえで経営判断した。株価が連日ストップ安
になれば、気配値といういわば架空の担保価値をもとに信用取引が継続できてしまう。顧客の資産を守る
ため、迅速かつ分かりやすい形で対応する必要があった。価値を判断できない株式を担保に資金を貸し
出すことが、当社株主の利益にかなうとは思えない。また市場への影響もそれほど大きくないと判断した」
 ――問題はなかったといえるのか。
 「(担保から外した)理由などをはっきりさせず、投資家への説明が足りなかったとは思う。我々の方法に
改善すべき点があれば批判は甘んじて受ける。今後、他の証券会社などと話し合いながら、どういう開示
が1番いいか考えたい」
 ――マネックスの対応が相場急落の一因との指摘もある。
 「誰がどんな思惑で売り買いしたかは分からないが、当社でライブドアを担保に信用取引をしている顧客
の数などを見る限り、それほど影響があったとは考えづらい」
 ――ライブドアオート株はもとどおり担保として受け入れることを決めたが、残る四銘柄の扱いはどうするのか。
 「市場で正常に取引されていると確認できれば、一般論としてはもとに戻す。具体的な担保運用基準は
公開できないが、情報開示が不十分だったという点で我々にも落ち度があった」