ラブラブル〜lover able〜 13ラブル

FAQ
Q：何故さつきだけシナリオが短いの？

A：実はさつきはサブキャラであり、隠しヒロインでした。
　 つまりプレイ後に発覚する喜びの爆弾として設定したキャラだったのです。
　 しかしながら、ひなたさんにデザインをして頂き着色を終えて見たとき…
　 余りにも出来が良すぎてサブとして置いておく事が強いマイナスになってしまうと感じました。

　 攻略可能が判明しているヒロインより、それが不透明なヒロインの方に目は行ってしまうものです。
　 「さつきは攻略できるのか？」という事ばかりが気になってしまい、他の４人の魅力が見えなくなって
　 しまうのはキャラ押しタイトルの売り方としては致命的です。

　 あくまでサブキャラはオマケであるべきです。
　 「攻略できたらラッキー♪」が理想です。
　 けれどさつきは明らかにそのレベルを超えてしまっていました。
　 だったらもう先に出してしまうしかないという事で、ファーストビジュアルにさつきを載せる事を決断致しました。

　 けれどラブラブルの総スペックは決定済みなのでこれを動かす事はできません。
　 メイン昇格したのは良いけど元からメインの４人に比べると容量が劣るため、
　 このまま作業するとプレイヤーの不満になるのは明らかでした。

　 なので早瀬君と話をして、ストレートにイチャラブの濃度を高める事によってフォローをしていこうという
　 方向でまとめました。

　 他ヒロインよりも短い事を逆にメリットにして、『思わず何度でもプレイしたくなるように』と。
　 言うのは簡単ですが、相当の無茶振りですよね。
　 実際に全リテかけたりもしました。
　 イチャラブものの質はテキスト量に比例しないからできた荒業でもあります。

　 さつきルートは手を抜いたのではなく、逆に一番手をかけたのです。
　 極限まで無駄を省き、必要な部分を残すという作業は相当神経を使いました。
　 数字で見ると扱いが悪く見えるかもしれませんがイチャラブものとしての質に関してはちゃんと拘りを
　 もって制作しております。

　 このお話は、別に「だからしょうがないじゃん！」という制作側の言い訳ではなく『柳瀬さつき』というヒロインは
　 生まれた瞬間にラブラブルの世界を揺るがし、販売戦略の根本からぶっ壊すほどの超イレギュラーなヒロイン
　 なんですよ、というお話です。

　 でもやはり、さつき好きな方からしてみると寂しい気持ちがするのも理解できますので少しばかりではありますが
　 「同棲ラブラブル」ではさつきの容量を一番多くしております。
　 お楽しみにっ！