ギリシャ神話には「アストレアの天秤」というのがある。
人類がまだ黄金時代にあった頃は、一年中が春で種をまかなくても実を付け、
川には乳や酒が流れ、食べ物に困ることもなく、世界の隅々まで平和が行き渡っていた。
神々も人間と共日常で暮らしており、中でも正義の女神アストレアは人間の良い友として暮らしていた。
銀時代になると四季や寒暑の別が出来たので、人は家を作り農業を行うようになり貧富の差が生まれた。
遂には争いが起き、神々は愛想を尽かし、天界へ引き上げていったが、アストレアは最後まで人を信じ、
正義を説き聞かせた。やがて銅の時代が訪れると、偽りと策略と暴力の時代になってしまった。
遂には友人同士、血縁同士殺し合いをするようになり、アストレアも人間の堕落を見ていられなくなり、
天界へと帰ってしまった。正義の女神は、公平を守るために布で目隠しをし、罪を量る天秤と、
不義を立つ長剣を持っているといわれている。この天秤が星座になったものが天秤座ね。
あとユースティアには、ユースティティアという言葉がある。
これはラテン語で「正義」や「正義の女神」という意味があるね。
これがメインヒロインの名前、
「ユースティア・アストレア」になっていると思う。
紹介文に"産みの親はわからず、育ての親さえもおらず"とあるが、
これは神が人間界へ送り込んだ天使なのか?
羽化病が何か分からないが背中に羽が生えるっぽいし。
となれば、ユースティアが鍵となって都市の崩落が進み消え去るか
人間を見直し再び神によって再生されるか・・・かな?
やっと真面目な話か?w
人間界を滅亡か再生か天秤にかける為に神が送り込んだのがアストレアか、ありだ