脅迫 〜終わらない明日〜

名作の誉れ高い１をやってみたんだが、ダメだった。
３０あるエンドのなかで、ヒロインの堕ちそのものが描かれようとしてるのは、かろうじて一つか二つ
（強いていえばシャブ打たれるエンドとフラれて自分から溜まり場に向かうエンドね）。
全体的には状況としての転落劇がひたすら描かれてゆくだけ。
ソープ嬢になりましたとかヤクザのチンポ銜えるよーな女になっちゃいましたとか
オチみたいなの付けられてもなあ...。
その間に何があったかをあえて描かずに想像させるって手法もあるけど、全体として
それに頼り過ぎなんじゃね？　なんつーか、こんだけ酷い目にあったんだからこうなっちゃうのもわかるよね？
みたいな作り手側の甘えが感じられる。
こっちは肉体的快楽と理性との葛藤とか、マゾヒズムの芽生えとか、絶望→諦念→心が折れちゃう過程とかが
もっとみたいんだよ。
こんな僕にも２は合いますでしょーか？