ミア『姫様!一位おめでとうございます……あれ、姫様は?』
麻衣『あ、ミアちゃん。まだ起きてたんだ』
ミア『あ、麻衣さんもおめでとうございます。
姫様をあそこまで追い詰めるなんて凄いですよ!』
麻衣『そ、そんなたいしたことじゃないって。まぐれだよ、まぐれ』
麻衣『それに、やっぱりフィーナさんには敵わないよ……』
ミア『麻衣さん……』
麻衣『そ、それでね。フィーナさんならさっき外に出かけたよ』
麻衣『なんかストがどうのこうの言っていたけど……』
ミア『そうですか。ありがとうございます。私、ちょっと外を調べてきます』
菜月『ちょ、ちょっとお兄さん。もう好い加減にしなさいよ!』
仁『止めてくれるな妹よ! この気持ちは、3位のお前にはわからないんだっ!』
ミア『こんばんわ。姫様し……何で仁さんがドックフードを食べているんですかっ?』
仁『おおっ、我が同士マドモアゼル・ミア。メインキャラビリ組の君なら解かるはずだ。
負け組みはね、負け組らしく犬畜生と同じメシを食べなくては…』ぱこんっ!
仁「ぐへぇ!』
菜月『これ以上馬鹿なこと言わないの!
まったく。どうして男の人ってこう勝ち負けに拘るのかなー』
ミア『そうですよね。投票して頂けるだけでミアは幸せです』
菜月『はは、だよね。でも……好きな人の順位が低いのは少し寂しいかな』
ミア『菜月さん?』
菜月『あ、そうだよね。フィーナの話だよね。さっき川原の方に歩いていったよ
ミア『わかりました。それでは菜月さんお休みなさい。仁さんも御大事に……』
ミア『あ、姫様だ。それに達哉様もいる』
達哉『ぐすん。どうせ俺はいらない子なんだ。移植版は犬畜生が主人公なんだ……』
フィーナ『そんなことはないわ。達哉、貴方は素晴らしい主人公よ』
達哉『でも、仁さんよりも下なんだぞ。そんなのが主人公と言えるのか?』
フィーナ『もう、達哉は仕方のない人ね……ちゅ♪』
フィーナ『んっ……んんっ……はぁっ……いい? 達哉、あなたには、私がいるわ』
フィーナ『それとも……これだけでは、達哉は満足できないのかしら?』