斬魔大聖デモンベイン 四号

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258名無しさん@ピンキー
>>235

「…またやったのか。 主殿はもう少し穏便に事を済ませられぬのか?
 損害額を取りまとめて覇道へ送る妾の身にもなって欲しいものだ」
狭い事務所内。
デスクで書類に向かっていたイタクァの口から嘆息が漏れた。
卓上に置かれていたコーヒーの表面にたちまち薄氷が張る。
「あ…いや…その・・・何つーかスマン」
目を逸らし頭を掻きながら謝る九郎。
「何を云うか。これでも穏便に済ませたつもりなのだぞ?
 妾は主の意に従い事を成したまで」
腕を組み、憮然と反論するクトゥグア。
「…確かに、やっちまえとは言ったけどなあ…
 建物ごと全焼ってのはどうかと思うわけよ!?」

即興で思いついたのをぱぱっと。
…うーむ。こういう活劇風味探偵モノだと事務てのは
毎回損害に頭を痛めてるイメージしか沸かないなあ。
アル、イタクァ、クトゥグアの口調に差が出せないのも難しい…