156 :
試し書き:
ずっ、ちゅっ……、ずっ、ちゅっ、くちゅぅぅ……。
一歩踏み出すたびに、暗い廊下に淫らな水音が響く。何故なら…
…今は日向さんを抱えたまま膣内(なか)に挿入して、風呂場に向
かっている真っ最中だから。
店内でのHだけでは物足りなかった日向さんが、お風呂での続き
を切望したので今の状況に至っている。……と言っても焚きつけた
のは俺のほうだけど、日向さんだって物足りないと言ったのだから、
適切な措置だったと言ってしまいたい。
「あっ、あっ、ふぁっ、ああっ!」
響いていたのは水音だけじゃなかった。一歩踏み出すたびに、俺
の分身が深く、深く日向さんの膣の奥まで捻じ込まれていくせいで、
日向さんは断続的なあえぎを漏らし続けていた。
日向さんは腕を俺の首に、足を腰に回して、半ばだっこの状態に
なっている。いわゆる、駅弁というやつだろうか? そして俺もひ
なたさんの腰を手で支えている。そんな状態だから、店からここま
で一度も分身が抜けることなく来ることができた。
それでも完璧な密着状態になってはいないので、ほとんど立って
ピストン運動をしているのと変わらなくなってしまっている。
「な、つきくん、お風呂場って……こんなに遠かった、かしら?」
目の前で、息も絶え絶えに日向さんが呻吟した。
「日向さん、大丈夫ですか? もっとゆっくり行きましょうか…
…今でもかなりゆっくりなつもりなんですけど」
「ううん、今のままで、だいじょうぶ……」
そしてまた一歩。
「ふぁ、ああんっ!」
嬌声が上がる。そして自分もやばかった。さっきからぬるぬると
日向さんの膣内を往復しているせいで、いつ暴発してもおかしくな
いくらいに高められてしまっている。それでもなんとか我慢してい
られるのは、腰に疲労が溜まって感覚が麻痺気味になっているのと、
日向さんを支えていることで下半身が必要以上に力んでいるためだ
った。
そして今気づいたが、日向さんの愛液が、いやもしくは自分のも
のとが混じった混合液だろうか? それがぽたり、ぽたりと自分の
足に垂れていた。
もしかしたら、水滴が点々と今来た道に跡をつけてしまっている
のだろうか。よく考えたら、店も後始末をしないままほったらかし
だ。そういう点で言えば、風呂場でするというのは理に叶っている
気がする。汚れないし。……行為が終わった後、風呂場以外のこと
はどうするのかについては、今は考えないようにしておこう。それ
までに、みんなが帰ってこないことを祈るばかりだ。
(*´д`)ハァハァ イイヨイイヨー
158 :
試し書き2:04/12/07 21:56:42 ID:SNZ/mAos
「ふあっ、あっ、あぁあっ」
日向さんは、もう絶頂に達してしまったんじゃないかというくら
いに、かすれたあえぎ声をあげている。それも、自分の目の前で。
「……日向さん、もう少し……で着くと思いますんで、辛抱してく
ださい……っく」
「あっ、やぁんっ……んっ、くぅん……うんっ」
陶然となりながらも、日向さんは微かに頷いた。そしてしばらく
その場に留まって、膣壁の収縮が弱くなってから歩みを再開する。
「ふっ……ふぅぅぅ……」
俺は日向さんのお尻を、両手でぐっと掴んで身体を持ち上げ直す。
掌に日向さんの柔かいお尻の肉が張り付き、力を込めるのをためら
わせるが、そんなことを言っている場合でもない……。
「はぁっ、はぁ……んふっ……ふぅ」
ちゅく、ちゅっく、ずっちゅっ、ぐちゅぅ……。
「やっ、あぁん! ふぁっ、ああっ、はぁん……んふぅ」
相変わらずのピストン運動で、くちゅり、くちゅりとどんどん水
音が増していく。それといっしょに、先程小休止したばかりなのに、
日向さんの膣は俺の分身を締めあげてくる。動きは僅かなために、
潤滑油を撒き散らすようなことにはならないものの、自分が出して
しまうことは、まるで小便を漏らしてしまうようなばつの悪さがあ
る。意地でも我慢しなければ。そう思って、風呂場までの最後の距
離を思い切り息を吸って、呼吸を我慢した。
「なつ……夏樹くん……はぁ、はぁ、まだ……なのかしら?」
「はっ、ふぅ……もうすぐですよ」
程なくして、言葉通りに脱衣所のドアの前に到着した。ドアを開
けて中に入ろうとするも……どうやって開けようか?
「どう……したの?」
俺はむっと一寸考えると、日向さんに提案した。
「日向さん、ドア、開けられないんで……もっとくっついてもらえ
ますか?」
「え……うん」
日向さんはこくんと頷くと、俺の首と腰に回した手足により力を
込めて、俺に密着した。乳房が俺の胸で押し潰されて、その暖かい
感触、胸の鼓動が心地いい。それと日向さんの髪のいい匂い、こそ
ばゆいような感触も。
俺は日向さんを落とすまいと、お尻を掴んでいた手の片方に力を
入れて支えると、もう片方の手でドアノブを探った。何度かがちゃ
がちゃとノブに触れると、押し付けた手でドアが開かれた。そして
そのままドアを開けた方の手で灯りを点けると、日向さんと視線を
交わして、二人して安堵の溜め息を洩らした。
やろうやろうと思っていたのに
実際やってみるとあまり気が乗らない罠
ムリせず気楽に構えるがよろし
161 :
試し書き3:04/12/09 05:30:27 ID:jTJces3T
「着きましたよ……」
「はぁふぅ、はぁ……そう……よかった」
日向さんはもう限界のようだった。色白の肌も今では赤みが差し
て熱っぽく、身体を支える手には汗が滲んで滑り落としてしまいそ
うだ。そして俺の腕の中で目を伏せて、荒くなった呼吸を整えてい
る。
それでこれから風呂に入るわけで、日向さんはお店で制服を脱い
でいるので裸だが、俺はズボンは挿入時に脱いで、こっちに来る際
に置き去りにしてきたものの上半身はそのままだ。……どうする?
「あの、日向さん」
「ふぅ、はあ……なにかしら、夏樹くん」
伏目がちにの顔で、返事をする日向さん。
「……ここで一回しちゃいませんか?」
「えっ、ここで……するの?」
「はい、俺はこのまま中に入るわけにはいかないですから」
「そうね、勿体ない……かしら。それに……」
そう言ってから、日向さんはさっきのようにまた俺の首に腕を巻
きつけて密着し、耳元で囁いた。
「……もう我慢できないの」
その瞬間、顔がかっと熱くなる。
「わ、わかりました……」
俺は辺りを見ると、適当な壁に日向さんの背中を預けた。
「ひゃっ!」
日向さんは、タイル張りの壁の冷たさに身をよじって、微かに鳴
いた。もう、ちょっとしたことでも感じるくらいに敏感になってい
るのかもしれない。
「すぐ終わっちゃったら……ごめんなさい」
「はぁっ……だいじょうぶ、私も……」
日向さんは首に巻きつけた腕を弛めて、俺と、自分との間に持っ
てきた。そして両手を俺の肩にかけると、二人の間に隙間ができる。
ちょうど間近で向かい合える、隙間が。
「もうダメそうなんですね……?」
「……うんっ」
「わかりますよ、さっきから、ずっと締め付けられてますから…
…」
下目遣いで結合部を見る。半ほどまで挿入された分身が、二人の
影の中でもてかてかと光ってみえる。
「だっ、て……夏樹くんのが、気持ち良くて……離したくないの」
「……嬉しいです。それじゃ、いきますね……」
俺は気が早るのを押さえつつ、ゆっくりと腰を前へ押し出す。
>>160 かたじけない
ていうかいいのね、こんなのやってても。
>>162 そのための作品板かと。
エロゲはたくさんプレイしているが、いざ書こうと思っても全然文章が思い浮かばない。
何かコツでもあります?
>162
歓迎する。
>163
↑書いてる人じゃないけど……
とりあえず、キャラを脳内で動かすこと、かな。
その中から台詞と描写に必要な状況を拾って、流れに沿って繋げていく。
文章として読めるものにするのはその後でいい。
>>163 今やってるのは、先に粗筋を書いてそれを膨らませながら…って感じでやってます。
アルコール止められてるので、毎回立ち上がりが悪くてキツイです。
とは言うものの、酒で勢いつけた挙句が
>>84と
>>114なんですけどね…。
166 :
試し書き4:04/12/11 05:28:27 ID:xGDv5FvD
ぐっぷ、と俺の分身が中の隙間を音をたてて埋めていく。日向さん
の蜜が溢れて、俺の分身をつたって床に垂れる。そしていまだ狭い
日向さんの膣洞を押し拡げるようにして、突き進む。
「んっ、あっぁあっ……あっ、あっ……ふ、は」
日向さんは膣壁を擦られる快感を甘受するかのように、はぁ、と
進入に合わせてゆっくりと息を吐く。俺はその吐息に耳を澄ませて、
無理の無いように最奥まで貫き、全てを日向さんの中に飲み込ませ
た。
「ふっ、ぁ……奥までっ……来て、るっ」
「くっ……締め付けが……すごくて、本当にすぐに終わっちゃいそ
う、ですよ……」
俺は蟲動する日向さんの膣内の温かさを味わうと、しばらくその
ままで留まって、引き抜くタイミングを計る。そして抜こうとする
と、収縮する膣壁がきゅうとさらに締まって、俺の分身を本当に離
したくないのだと主張しているかのようだ。俺は一旦雁首まで引き
抜いてから、本格的な前後運動を開始させる。
「ふ、っ……はっ……日向さん、どうですっ、かっ?」
「は、ぁん、い、いきなりっ……はげっ、激しいっ!」
「日向さんのなかっ、どろどろで……す、っごいですよ」
日向さんの蜜が、俺の分身の雁首で掻き出されていく。それは、
さっき出したばかりの自分の白濁液混じりで、白く濁っていた。忍
びないが、仕方が無い!
「あっ、ああ……なつきくん、はやい、よ……はやいっ」
「日向さんっ! 日向さんっ! いつでもっ、いい、ですよっっ」
名前を呼んで、状態を確認する。日向さんの声は切羽詰った感じ
で、いつ絶頂に達してもおかしくないくらいだった。熱い溶液が俺
の分身に浴びせかけられて、まるでどろどろに融かされているみた
いだ。自分の限界も、もうすぐだった。腰砕けになりそうになりな
がらも、力を振り絞って堪える。
「なっ、か、がこすれて、こすれてるの……! はっ、はぁ、っ、
はぁあぁぁ……」
日向さんの身体を腰で壁に押し付け、膣内では奥の壁に先端を擦
りながら突いていく。蠢く日向さんの膣が俺自身を搾り取るように
動き、電気的刺激が腰にぐるぐると渦巻き始めていく。
「ひぁ、ぁっ、あはっ……あっ、あ、あっ、はぁああぁぁあ、っあ
ぁああっ!!」
「ふっ、はっ……はぁっ、はぁ……はっ!?」
きゅきゅきゅぅっ、とさらに膣洞が狭くなる。日向さんはもう少
しで、イってしまう……だけど、俺はまだだ。一緒に、一緒に!
「なつきっ、夏樹くんっ! んふぁ、はっ、あああああっっ!!」
エチーを小出しにするって、改めて考えると悪辣だよなぁと思った。
自分のはえろくないからいいけど、他の人にやられたらきっと怒るだろうな。
(*´Д`)ハアハアモンダイナッシングハアハアツヅキマダー?
ヽ(´ー`)ノ ガンガレ
170 :
試し書き5:04/12/12 06:06:26 ID:WZjgnWtz
「くっ!? はぁぁ、はぁ、ふぅっ……はぁっ、はっ……!」
なんとか絶頂の瞬間を合わせようと、一気にスピードを上げた。
ぎゅっと狭くなった膣内に強引に分身を捻じ込んでいく。その動き
で、まるで尿道を一本の棒で貫いたかのような刺激が一気に訪れる。
「ふぁああああ……んふぅっ」
「んぁっ……くぅ……!」
その瞬間、腰を深く打ちつけて一気に奥まで貫く。下半身が弛緩
してびりびりと分身が痺れて、棒を、吐き出す。日向さんは一瞬仰
け反って、壁に頭をぶつけちゃうんじゃないかと思ったが、そうは
ならなかった。
「ま、た……なかに……出されちゃってる……」
「はぁぁ、はぁ、はっ……ふぅぅ……」
射精感で頭がぼおっとして膝から崩れ落ちそうになるが、日向さん
の存在を思い出して辛うじて堪えるも我慢できずに、ゆっくりと床
に膝を着いた。
「ふぁ……はぁ、はぁ……」
自分が膝を着くのと一緒に、日向さんを床に腰掛けさせる。その
まま壁によっかからせると、一度絶頂に達した意識を揺り戻そうと
するかのように、日向さんは俺の掌に丁度良いサイズの乳房を上下
に揺らしながら、何度も深呼吸した。俺はその間に……ぴくんぴく
んと蠢くも多少緩んだ膣から、おもむろに分身を引き抜く。抜いた
瞬間に、日向さんが「あっ」と小さく声を上げる。そして日向さん
の生赤い肉の重なりから、自分の先端に、蛍光灯の灯りで銀色に光
るたゆんだ糸が紡がれるが、やがてぷっつりと途切れた。
「……どうでしたか?」
俺は日向さんが落ち着いてくるのを見て取ると、声を掛けた。
「あはっ……はぁ、すごく良かった……夏樹くん」
日向さんはそういうと、頬を紅く染めたまま媚笑した。……それ
を見ると、日向さんのために頑張れたんだという気にさせてくれる。
普段、俺がしてあげられることがほとんど無いだけに、日向さんの
言葉は、余計に心に染み入った。
「俺も、すごく良かったですよ、日向さん……」
改めて言うのは照れくさかったが、言っておかなきゃならないと
思った。そして、向かい合ったままだった状態から、日向さんの背
中に手を回して、抱き寄せた。なんとなくそうしたかったから、そ
うしたのだ。
「これからすぐお風呂に入りますか……?」
「……もう少し、このままでいさせて」
「はい……」
そうして俺と日向さんは、完全に落ち着くまでのあいだ、ずっと
お互いの体温を感じあった。
>>168 ジブンデエチィイカドウカワカラナイカラ、ソウイッテモラエルトアリガタイデスヨ
>>169 スクナクトモ、トチュウデナゲダサナイヨウニガンガリマス
>171
ガンガレー チンコ オッタテテ マッテルゾ
おつかれ(・∀・)さまです
発売日に買ったひなたぼっこやっと崩した。記念カキコ。
なんというか、良質の素材をつかって、
しょぼい料理人が調理したって感じだった。
笛はがんばってた。プロットを書いた奴はA級戦犯。
そんな意見は聞き飽きたぜ
喩えの部分が違うくらいでね…
176 :
174:04/12/14 22:41:46 ID:R+VwZS5a
>>175 このスレ最初から呼んでわかったけど、
支店てのがカスなんだね。
やっぱり、みんな思うことなんだね。
でも、まあ糞まではいかなかったよ。凡作だね。
よむに耐えないテキストてわけでもないし。
それなりに萌えれなくもないし。
177 :
試し書き6:04/12/15 05:52:34 ID:CbtIHc8Q
――罐のスイッチを入れて浴槽の蛇口をひねると、浴槽を叩きつ
けるお湯の湯気が、空気の止まったような浴室にわっと立ちこめた。
素っ裸で日向さんが入ってくるのを待つ。日向さんが「先に入っ
てて」と言ったからだ。黙って待っているのも何だか侘しいので、
シャワーの栓を捻り、降る水に手を突っ込んで温かくなっていくの
を確認して時間を潰す。そうしていると、開け放ったままだった浴
室のドアから、日向さんが姿を見せた。
「日向さん何してたんです……か」
俺は日向さんのほうに振り向くと……言い淀んだ。日向さんは、
トレードマークとも言える、大きなヘアピンとリボンを外して……
バスタオルを巻いて、身体を覆い隠していた。それを見て、俺は思
わず自分の股間を両手で覆った。なんだか自分だけ剥き出しのまま
でいるのが、急に恥ずかしく思えてきたから。
「ちょっ……日向さん、ずるいですよ……!」
「だって、仕切り直しみたいになっちゃったから……急に恥ずかし
くなっちゃって……」
「いや、俺なんて何も隠すものが無いんですけど……」
初めて裸を見るわけでもないのに、そう言われるとなんだか気に
なってしまう。俺も初めてのときに比べれば、少しは日向さんの裸
を見るのは慣れてきたと思ってはいるけど、それでもまだまだ有っ
て無いような物だし。それに、バスタオルで中途半端に身体を隠し
た日向さんは、たちまち元気になるほど扇情的で、下半身への血流
を促している。日向さんは、そこのところをわかっていてやってる
のだろうか? ……それはちょっと、疑わしい。
「やっぱり、ずるいな……日向さん」
日向さんの肩を掴んで抱き寄せる。布越しにぴったりくっつくと、
日向さんの太腿に、三回出したとは思えないほど反り返った分身が
押し付けられる。
「あっ……また、元気になってる……」
「……日向さんがエッチだからですよ」
「それは、夏樹くんがえっちだからそう感じるの……あっ」
俺は顔を右肩に寄せると、舌で舐める。その行為に日向さんはか
細い喘ぎ声を上げた。そのまま肩口から鎖骨にかけて舌を這わせて
いくと、日向さんの優しい匂いとともに、微かに汗を思わせる酸っ
ぱいような匂いが鼻をくすぐる。
「は、んっ……夏樹くん、くす、ぐったい……」
ナメクジが這ったようにぬらぬらと光る道を作りながら、徐々に
胸元へ近づいていく。膨らむバスタオルから、少しはみ出た乳房の
斜面を舐めると微かに酸味がする。そして、ほんの少し身体を離す
と、バスタオルで作られた胸の谷間へ鼻を突っ込む。
( ゚∀゚)つ おおっ続きか。乙〜
キタ━━━━(*゚∀゚)=3━━━━!!!
エチ二回目のときの日向さんの髪止め(?)って、フェラのときにはあるのに
それ以外のときには無いね、と見返してたら思った。突然。角度の問題か?
凹の二次創作って無いのかね。
足りない本編を少しでも補いたいよ。
そりゃあもちろん、本家でやってくれるのが一番いいんだけどさ。
>本家でやってくれるのが一番いいんだけどさ。
あの悲劇を繰り返すと言うのか!!
本家なら笛絵が付くじゃないか
でも大いなる前例があるから、期待するのは厳禁だけど
少なくとも自分でやるよりはいいかな。自分でやっても使えないし。
183 :
試し書き7:04/12/16 06:44:43 ID:8OX+y+ju
「はぁぁっ……あむぅ、ふぅ、んんんん」
「あ、んっ」
胸に顔を埋めて息を吐くと、タオル越しに熱い息が日向さんの谷
間に充満した。湿気の高さで結露したのか、それとも汗をかいてる
のか、むわっとした空気が谷間から漏れてくる。
「夏樹くんの息……熱い」
「はぁっ、はぁぁぁっ、ふぅ……日向さんのおっぱい……」
日向さんの胸に顔を押し付けながら横から押し潰すように胸を揉
む。俺は目をつむって、顔に乳房が吸い付いていく感触をじっくり
と堪能する。眼前の肌が紅く染まって、ゆっくりだった日向さんの
吐息が徐々に荒くなっていくのがわかる。
「布越しでもこんなに柔かいですよ……」
「はぁ、ん……ああっ、あふぁ……」
俯いた日向さんの吐息が顔にかかる。その熱さで余計に興奮が煽
られて、自分の呼吸まで荒くなっていく。その二人の呼吸音が、狭
い浴室に響いている。
「はぁっ、ふぅ……はぁ……ふぅぅ……ひなた、さぁん……はぁ、
ふぁぁ」
「んっ……んっ、ふぁ……はぁぁ…………あら、ふふっ」
乳房を揉みしだく感触で喘ぐ日向さんの声に、可笑しそうな声が
混じった。力が入らずに、まるで腑抜けたような甘えた声で呼びか
けてしまったのだ。はっとしたものの、気づいたときにはばつの悪
さで顔が急速に熱くなった。
「あの……日向さん、今のは……」
せっかく日向さんと結ばれたというのに、こんな情けない姿を見
せても平気なんだろうかと不安になりながら、胸から僅かに顔を離
して、日向さんの顔を見上げた。幻滅したんじゃないだろうかと思
っていたが……そんなことはなく、熱っぽい妖艶な微笑みが俺を待
っていた。
「……えっと、その、やっぱり情けないですよね、あんなの……」
「うふふ、夏樹くんの可愛いところ……見ちゃった」
「そんな……」
日向さんは、両手を俺の後頭部に回して、自分の胸に俺の顔を包
むように抱きすくめてきた。熱くなっていた俺の顔は、日向さんの
体温でさらに加熱されて、頭がくらくらしてくる。眩暈がする感覚
に、目をしばたたいて意識を保とうとする。
「私だって、夏樹くんにいろんなところを見られちゃったんだよ…
…? だから夏樹くんも、色々なところを見せてほしいの……
ね?」
「は、はい……」
すばらしいですぞ!
>>183 乙です。
>>182 確かになぁ。ファンディスクとか出さないかなぁ。
…って売れないか。
でも「巫女さん細腕繁盛記えくすとら」みたいに
「Hシーンを12シーンほど入れてみました」
とか言われたら買うかも。
186 :
試し書き8:04/12/17 05:59:34 ID:C8KPiBV1
日向さんの言葉で、胸の中が安堵で満たされる。今は日向さんの
優しさに甘えたかった。それに……俺があんなふうになったのは、
気持ちよさで少し惚けていたのもあると思う。そうさせる魔力みた
いなものが、日向さんの胸にはあった。まるで、柔かい陽射しのよ
うな、優しい温もりが。
「はぁ……はぁ、はぁ、ふぁぁ……」
再び意識が日向さんの胸に向かう。俺は日向さんに抱かれながら、
頬擦りするように顔を動かす。頬でくにくにと反発する胸の感触を
味わう。日向さんは、呼吸を荒くしながらも、後頭部に回した手で
俺の頭を撫でさすった。
「な、つきくん……うふふっ……は、んん……あぁ」
「んぁ……あぁ、ふあ、ひなたさん……はあ、はぁっ」
日向さんの仕種は、甘える子供をなだめるような母親みたいで照
れくさい。けど、その行為も日向さんの愛撫に思えて、背筋がピリ
ピリと細かに震えてくる。
「夏樹くんがこんなに甘えんぼさんだなんて、知らなかったわ…
…」
日向さんのささやきにびっくりして、思わず顔を離す。
「日向さんにしかしませんよ、っていうかできないですよ、こんな
こと……」
「みんなが知ったらきっと驚いちゃうわね、お兄ちゃん?」
「日向さん、勘弁してください……」
「ふふふっ、じょ・う・だ・ん」
……日向さんにからかわれてしまった。甘えたせいで、すっかり
日向さんにペースを握られてしまったみたいだ。日向さんは、ある
意味底なしで……身を委ねれば、あっさりと飲み込まれてしまいそ
うになる。だからエッチのときには、俺が少し積極的になるくらい
が丁度良かった。確かに身を委ねているのも気持ちいいけれど、今
のままでは分身の収まりがつきそうにもない。自分で、先に進まな
ければ。
「あの……そろそろ」
「うん?」
「日向さんの裸が、見たいです」
俺がそう言うと、さっきまでの余裕顔はどこへやら、みるみる顔
を紅潮させていく。そうやって素直に恥ずかしがられると、こっち
まで恥ずかしくなってくる。
「うん……さっきまで私も裸だったんだから、恥ずかしがることは
ないのにね……」
「でもそうやって恥ずかしがってる日向さんも、可愛いです」
「夏樹くんに、そう言って貰えると嬉しいよ……じゃあ夏樹くんが、
>>184 ありがとうございます、励みになります
>>185 とりあえず今のところは、コミケで出るキャラクターCDとやらに期待しよう。
……いや、期待するのはやめておこう。
>>182で書いたことを忘れてはいかん……。
188 :
試し書き9:04/12/18 06:13:46 ID:1rUXI32Q
タオルを取ってね……?」
「……はい、わかりました」
日向さんは胸に当てていた自分の右手を除けて、受け入れ体勢を
取る。
「それじゃあ、取りますね……」
俺は、右手の人差し指を鉤型にすると、日向さんの胸の谷間から
タオルの端に掛けて、手元に引っ張る。僅かな抵抗の後にバスタオ
ルが緩むと濡れた床に、掠れた音を立てて舞い落ちた。
再び日向さんの裸身があらわになる。蛍光灯の明かりに照らされ
て、汗と水蒸気でてかてかと煌く肌が眩しい。秘所の部分はといえ
ば、他の部分とは質の違う鈍い輝きを放っている。恥毛はべっとり
と濡れて張り付き、さっきまでの情事の跡がありありと見える。俺
の視線が日向さんの身体に釘付けになると、日向さんは恥ずかしそ
うに太腿を擦り合わせた。
「このあとは、どうするの……?」
「……もっと、日向さんの身体を味わいたいです」
「うん……私、夏樹くんに食べられちゃうのね……」
日向さんの喩えに吹き出しそうになった。俺が笑いを堪えて見せ
ると、日向さんの恥ずかしさで硬くなった表情がやわらいでいく。
「えーと……それじゃあ、いただきます……」
俺が日向さんのノリに合わせると、今度は日向さんがくすくすと
笑った。ああもう、恥ずかしいなこういうのは。
「さ、さっきの続きからしますね!」
「ふふっ……うん」
日向さんが頷くと、俺は日向さんの身体に手を伸ばす。そして再
び乳房に触れる、今度は、直に。
「はぁ、ぁっあ……」
日向さんが熱い溜め息を漏らす。俺は膨らんで張り詰めた乳首の
上から、胸を押し潰すように手を動かす。そうすると、いまや温か
いというより熱くなった日向さんの体温が伝わってくる。とくん、
とくん、という鼓動も感じられる。その感触に興奮が促されていく。
「あっ……あんっ……ふぁぁ……やぁ」
掌で押し潰すような動作から、今度は揉む動作に切り替える。掌
の形に指が沈んでいくと、心地よい痺れが手の平に感じられる。そ
して僅かな反発力で乳房が元の形に戻ろうとするので、何度も揉み
しだく。そのタイミングで日向さんがシラブルを取るかのように、
狭い浴室の中で、何度も嬌声をあげていく。
「ひぁ……はぁっ……ふうぅん……はぁん」
「ホント、癖になりそうですよ」
そして今度は掌で主張する、硬くしこった乳首に刺激を加える。
掌を回すように動かし、尖った先端をコリコリと掌で擦る。
「日向さん……凄く固くなってます。感じてくれてるんですね、俺
の手で……」
「やぁ……はぁっ、恥ずかしいから言わないでっ」
「日向さんが恥ずかしがると可愛いって言ったじゃないですか…
…。そんなこと言うと、もっと言っちゃいますよ?」
「ふぁぁ……もぉ、夏樹くんのイジワル……あっ、あんっ」
「好きな人には意地悪したくなるんですよ」
人差し指の腹で日向さんの乳首を乳房の中に押し込む。指が乳房
の中央に沈んでいき、そこで捏ねるように動かした。
「そ、んな……んくっ、あっ、あっ、ひぁっ……あぁっ」
日向さんは、支えにするかのように、乳房を揉む俺の手に自分の
手を添えている。もしかしたら、快感で立っているのも大変なのか
もしれない。俺は乳房を揉みながら、少し前進する。
「きゃっ……なつき、くん?」
少し押された日向さんが、驚いた様子で声を上げた。ちょっと足
元がおぼつかないのかもしれない。声を掛けてからやるんだった、
と反省する。
「あの、日向さん大丈夫ですか? 立っていられます?」
「うん……気持ち良過ぎて、少し……」
「じゃあ壁に寄りかかりますか?」
日向さんが頷いたので、転んだりしないようにやんわりと後ろに
押す。そして後ろの浴室の扉に寄りかからせる。中からなら、引か
なければ開かないはずだ。ちょっと背中が冷たいだろうけど、どこ
もそんなに変わらないのだから、仕方がない。
「ふぁっ……あ……」
案の定さっきの脱衣所のときと同じように、日向さんが身体を竦
ませる。そして向き合うかたちになり、日向さんはじれったいよう
な熱い眼差しで、俺を見つめた。
「はぁっ……はぁ……ふぅ……ぁ、もう……しないの?」
日向さんは、自ら俺の行為を求めてきた。俺はといえば、まだま
だ日向さんの乳房への興味は尽きず、次にすることはもう決めてい
た。それに、まだまだ日向さんに甘えたかったのだ。
「いえ、そういうわけじゃないですよ……」
日向さんの期待の視線を浴びながら、俺は日向さんの胸の前まで
頭を下げていく。上目遣いに日向さんの顔を見ると、はっとしたよ
うな表情をした後に、俯いてしまった。これから与えられる刺激を
期待しているのか、それとも、強すぎる刺激を恐がっているのかは
わからないけれど、どちらにせよ日向さんは待ちわびているのに違
いなかった。俺は舌をちろりと出すと、日向さんの乳首に向かう。
ったく、毎度毎度…
(*´Д`)ヤッテクレルゼ!!
まいど乙ですなぁ。
超キモイ
乙
キモイ?
そう言うからにはこのスレ向けのネタはあるんだろね?
>190
まぁ、書くのならば、スレの保守程度と割り切って書くのもお勧めだと思う。
所詮ここは2chなんだから、出過ぎる杭は叩かれるよ。
それに、下手にトバしすぎると息切れするし
>192さんみたいに貴方の18禁SSを嫌ってる人もいるんだから。
下手するとスレの独占って叩かれる要因にもなるし。
誰も他の話題を書かなくなるから もしも貴方が叩かれて消えたら
一気にスレが消滅するかもしれないからね。
漏れも前に別の場所で似たような事して
スレを寂れさせた事有るから一応忠告。
っていってももともと存在価値ないスレだしな
こういう使い方もありだろうよ
むしろFDで加速しないことを祈るよ・・・
超死点先生
>>195 何か言われたらこう返すことに決めていました
四天が全部悪い!
呼吸が当たり、ぴくんと胸を振るわせた。
「あっ……あぁっ……」
小さい悲鳴のような声を上げる日向さん。ピンク色の……いや、
今ではすっかり充血して、赤らんですらいる乳首を目の前にして、
俺は鼻息を荒くした。そして伸ばした舌で、乳首を掬い上げるよう
にして舐める。
「あっ! ふぁぁ……ひゃぁっん!」
そのまま何度も舌を往復させると、唾液にまみれて光を帯びてい
く。そこに息がかかって、より鋭敏な快感をもたらしていく。
「やぁ、はっ……ぁあん……あぁっ、ひぁ……」
舌先で、固くなった乳首を弄りまわす。尖らせた舌を上下左右に
動かし、つつくと、身悶えしながら俺の名前を呼んだ。
「あっ、あぁっ……なつき、くん……ふぁっ、そこばっかり……」
「はぁ……はぁ……だって、日向さんのココ、こんなに固くなって
……舐めて欲しい、触って欲しいって言ってるみたいですよ」
「そんなことないもん……夏樹くんがしてるからぁ、はぁんっ!」
日向さんの可愛い弁明を聞きながら、俺はそのまま乳首に吸い付
く。
「んぁっ……あはぁ……」
「んんっ……ちゅぅっ、ちゅる……」
唇で甘噛みしながら乳輪に舌を這わせ、僅かにへこんだ先端を突
いたり、吸ったりする。俺は目をつむって、夢中になって行為を続
けた。
「はぁっ、はぁ……あむ……ちゅっ、ちゅっ、じゅる、ちゅ……」
「あっ、あっ、やぁ……あんっ、あぁ、ふあぁ……」
「はむ……じゅっ、ちゅっ、はぁ……ちゅぅぅ、ちゅっちゅっ、ふ
ぅ」
夢中になりすぎて、口の端から漏れていた涎を手の甲で拭う。息
を整えながら目の前を見ると、日向さんも乳房を揺らして、同じこ
とをしている真っ最中だった。でも目の前で、淫靡に光る乳首を見
せられたら……どうなるだろうか。今度は日向さんの後ろの壁に手
を着いて、より前のめりになりながら、乳房への愛撫を再開した。
「はぁ、はぁ……あぁっ、夏樹くん、またっ!」
「ちゅっ、じゅるっ、ちゅ……はぁっ、日向さんのおっぱい、美味
しいですからね」
「ふぁ、もう……そんなぁ、っ」
顔で日向さんの乳房を押し潰しながら、行為に没頭する。鼻を日
向さんの柔肉に沈ませながらも、呼吸を忘れない。
「んはっ……んく、ちゅ、じゅる、ちゅっ……あむ、はぁ、ふぅ」
「あぁ、あふぁっ……夏樹くん、なつ、きくぅん……はぁっ」
なんか全然進んでる気がしないな…
>>195 このスレは元々過疎ってたので、そうでなければやりませんよ
まぁ、嫌ってらっしゃる方も、もう少しで終わると思うのでご容赦下さい、としか言えませんね。
遅筆でゴメンね。
俺としてはもっと書いて欲しいんだがな…
漏れとしては、コミケ等に出してほしいんだがな。
「今度はこっちを……」
吸っていた乳首から口を離すと、唾液が僅かに糸を引く。左胸ば
かりに執心していたのに気づき、右にも取り掛かることにする。ま
だ濡れていない乳首に吸い付いて、乳房を引っ張る。
「んぁうっ! ひっぱっちゃいやっ……ぁっあ!!」
「んちゅぅ〜……むぐ、あむ……」
「そ、そんなに吸っても、おっぱいは……まだ出ないのに……」
「ちゅばっ……別に出なくてもいいんですけど……じゃあ出るよう
にしますか……?」
「あっ……まだ、早いよ……結婚もしてないのに……」
ケッコン? ……ああ、結婚か。日向さんってば、そんなことを
言い出すってことは、いつかはしてくれるということなんだろうか。
そういう解釈をすれば思わず小躍りしたくなる。しかしそれとは別
に、何か漠然とした違和感があったけれど、それはわからないまま
快楽の思考に埋もれていった。今は、とにかく日向さんを気持ちよ
くさせてあげたかった。
「……それは、おいおい考えていきましょう。あーん……」
「もっ、もう……! なつきくんっ……ふああ」
言葉の途中で、乳房を可能な限り口に含み、乳首をついばむよう
に引っ張ってから口を放す。ぷるんと乳房が揺れて、日向さんが喘
ぐ。話を途中で途切れさせると、その話をするのはやめたみたいだ
った。
「はぁ……ふぅ……な、なつきくんのほうはどうなの……?」
「え? おわっ」
日向さんの手が、下半身の剛直に触れた。へそまで反り返ってい
たそれは、釘も打てそうなほどと揶揄されそうなほど、がちがちに
なっている。……実際にやったらただでは済まないだろうけど。そ
んな俺の分身が、日向さんに撫で上げられて、びくんと跳ね上がっ
た。
「すごく熱いし……固いよ……。辛く……ない?」
さらにすりすりと日向さんが撫でる。先端に重りを乗せたような
感覚が走り、痛いくらいに力んでしまう。
「ふ、くうっ……日向さんのほうこそ、どうなんです?」
お返しにと、日向さんの秘所に手を這わせる。
「あ、ふあぁ……」
そこにはすでに、お漏らしかと思うくらいの蜜が流れ出していた。
「いい……みたいですね」
「だって、夏樹くんにいっぱいされちゃったもの……」
日向さんは顔を紅潮させたまま、たわやかに微笑む。
「それじゃあ、します……?」
今回のコミケ、凹のサークルカットある?
あるなら行こうと思うんだけど。
>204
アルヨー。
>>205 む、あるのか。懐が寂しいが、行ってみようかね…
夏のときもひとつふたつあったと思ったが、そのときは……ウ、ウボァー
>>199=203
毎度乙〜。
十分、過疎スレの有効活用になってるし、
作品別板の趣旨にも合ってると思うし、
気にせずガンガレ〜。
冬コミ出展更新〜
キャラVoCDか……ビミョーだな。
北都南と一色ヒカルの歌が聴けるなら買いだろ。
とりあえず紅の花rita.ver期待
「……うん」
しかし、日向さんは承諾してくれたものの、少し逡巡していた。
「どうかしました?」
「ええと……ね、今度は私のほうからしてあげたいの……でも」
日向さんが口篭って、俯く。また素直さからの、突拍子のない発
言が飛び出すのだろうかと少しどきどきする。
「笑わないでね? ……その、だから、夏樹くんが、私の中に入る
ばあいは、私はどうすればいいのかなって……」
「つまり……さっき、日向さんが俺を舐めてくれたときみたいに、
俺が日向さんの中に入るときにも、日向さんが何かしたいってこ
とですよね?」
頷く日向さん。日向さんに合わせた歪曲表現がもどかしいが、笑
うだなんてとんでもなかった。むしろ嬉しさがこみ上げる。それに、
日向さんみたいな女性なら、縁がなければ知識もないということだ
ってあり得るだろう。今はそんなところにさえ愛おしさを感じる。
俺は自分の知識を総動員して、なんとか日向さんの希望に添える答
えを出そうとした。
「そうですね……じゃあ俺が横になりますから、日向さんはその上
に乗ってもらえますか?」
「上に乗ってするの……?」
「はい、日向さんのご希望に添えるかどうかはわかりませんけど」
俺はそう言ってから、出しっぱなしだったシャワーを止めて、バ
スマットに仰向けになる。立ち込めた蒸気が雲霞のように俺の身体
を隠すが……それでも、無防備過ぎて恥ずかしい。日向さんの視線
が、恐らく一点に注がれているのだと思うと、なおさらだ。
「それで、腰の両脇あたりに膝をついて座ってみてください」
「こう……かしら?」
日向さんが、俺の言うとおりに座る。太腿に少々の重みを感じて、
長い髪がふわっと広がる。足がこそばゆい。
「そこから膝立ちになって……あとは、わかりますね?」
「自分で入れるのね……はぁっ」
日向さんは艶っぽい溜め息をつくと、膝立ちになり自分の腰と俺
の分身の軸合わせを試みた。しかし入れることは適わず、日向さん
の割れ目と恥毛を何度も擦れてしまう。その度に、秘所から流れ出
る蜜が分身に絡みついていく。
「はぁっ……あん……ふぁ……はぁ……」
「日向さん、あの……あそこを自分で開いてみたらいいんじゃない
ですか?」
「……こう、ね?」
FDですよおまいら。
成長した静馬タンに逢えるのですよハァハァ
シナリオなんて気にしないage
女装した静馬と致せるなら、こんなに嬉しいことはない
女装いうな
日向さんは目をつむって、右手の人差し指と中指を自らの割れ目
に添えて、ゆっくりと開いていく。そうして俺の目に、薄紅色の肉
が晒された。蜜で濡れそぼったそこは、恥じらいからか潤いを止め
ることはなく、その姿に俺は目を奪われた。その中程には小さな穴
があって、そこに自分の分身が入るのだと思うと、不思議な感じさ
えする。
「あぁっ……あまり見ないでっ」
じっとそこを見つめていたのに気づいたらしい。そのことでさら
に分泌された蜜が、日向さんの太腿を伝って流れていく。俺は自分
の分身に手を添えて自分の身体と直角にする。結構な反発力がある
が、こうしなければ日向さんも大変だろうから。
「はぁ……はぁ……んくっ、ふぁっ」
今度はちゃんと日向さんの入り口に分身が宛がわれる。その入り
口で、粘膜同士がくちづけ合い、くちゅくちゅと音を立てた。そう
やって俺の分身を愛液まみれにしながら、穴を探り当てると、ゆっ
くりと腰を落としていく。ヒクヒクと蠢く、その薄紅色の秘所に飲
み込まれていくさまをじっくりと見ながら、深呼吸して待つ。
「はぁっ……夏樹くんが入ってくる……」
「うぁっ、日向さんのなか、もうすごく熱いですよ」
血管の浮いた剛直が飲み込まれていくの見ていると、少し悪戯心
が湧いた。今、日向さんの敏感な所を触ったら、どうなるんだろう
か? 日向さんの剥き出しにされた真珠に、そっと手を伸ばす。
「なつきくん……えっ?」
ぷっくりと膨らんだ日向さんのそれに、人差し指で触れた。
「んぁあっ!! やぁだぁぁっ!!!」
日向さんが迫力のある悲鳴を上げる。その瞬間、こわばっていた
日向さんの身体から、力が抜けた。
「あっ!? あっ、あああああああっ!!!」
ようやく先端まで収まった俺の分身を、日向さんが力なく滑り落
ちていく。
「うああ……っ!?」
俺を一気に飲み込むと、奥を不意に突き上げられた日向さんの膣
が収縮する。きゅっ、きゅっと膣内が俺を搾り取るように蠢いて、
先端に溜まりかけていただけだった射精感を、爆発させられた。
「あっ、あああぁっ」
またもや日向さんの膣に射精する。どくどくと射精する感覚に混
じり、罪悪感が沸きあがってくる。
「はぁ、はぁっ……日向さんっ……ごめんなさい」
「ああっ……ふあぁ……はぁ」
日向さんは、弛緩した身体をなんとか支えようと、俺の胸に両手
を突いて激しく呼吸する。快感の余韻で肩をビクビク震わせながら、
虚ろな目で俺を見下ろした。
「あの、日向さん……?」
「ふぁ……あやまらないで、なつきくん……」
呼吸の継ぎ目に、日向さんが言葉を紡ぎ出す。
「でも次は、私が夏樹くんを良くしてあげたいって、言ったでしょ
う……だから、私にさせて……ね?」
「は、はい……」
「……うふっ……よろしい……」
俺の答えに満足したのか、日向さんは背筋がぞくりとするような
微笑みを返した。そして、手と膝に力を込めて腰を浮かそうとする。
「んっ、ううっぁ……はぁっ」
「くあぁっ……!」
日向さんの艶やかな笑みと、温かい膣内ですっかり元気を取り戻
していた俺の分身が、再び擦り上げられる。まだきついままの日向
さんの膣洞が、分泌される蜜を一緒に掻きだしていく。
「もう、大丈夫なんですか」
「だいじょうぶ……頑張れるから」
「日向さん……」
雁の部分まで引き抜き、そしてまた腰を落としていく。速さを調
整するために負担のかかる太腿が小刻みに震えていた。分身が進入
していくごとに、新たに分泌される蜜を押し出されるように漏れて
いく。
「はぁぁぁ……んふっ……やぁ……あぁふっ」
「うぅっ、ひなた、さん……」
「あっ、あっ……なつきくんの、おっきいの……」
歓喜の声をあげながら、俺への奉仕を続ける日向さん。さっきは
日向さんの為すがままにされることを承諾したけれど、今の緩慢で
熱い刺激をもどかしくも感じていた。確かに陥落するのは時間の問
題だろうけど、もっといい方法はあるのだ。
「……ひ、日向さん、やっぱり俺も動きます」
「ふはぁっ……あっ、ど、どうして?」
「やっぱり一緒に動いたほうがいいと思うんです。それに俺は」
一呼吸置いて、日向さんの顔をじっと見つめる。
「……日向さんと一緒にイきたいです」
「あっ……夏樹くん……そんなこと言われたら、断れない……」
「……じゃあいいんですね? 俺が動いても」
「私も、夏樹くんといっしょがいい……」
日向さんは、なんだか泣きそうな顔で俺を見下ろした。
>>215-216 いやいや結構上手いよ。
「でも次は、私が夏樹くんを良くしてあげたいって、言ったでしょ
う……だから、私にさせて……ね?」
「は、はい……」
「……うふっ……よろしい……」
ってセリフ、シーンが想像できてそそる。
>>217 本編でそんな遣り取りあったような気がする
「日向さん……」
身体だけじゃなく、心まで繋がっていく感覚を覚えて胸がいっぱ
いになった。そして俺は右手を、日向さんは左手を差し出し、手の
平を合わせると指をしばしの間絡めあってから、手を握る。汗ばん
だ手から温かさが伝わってくる。
「ふぅ……はぁ……これでいいよね?
それじゃあ夏樹くん、きてっ……。
いっしょに気持ちよくなりましょう……」
「はいっ、それじゃあいきます」
そう言ってから、俺は腰を揺らし始める。身体を前後に揺らすと、
日向さんの微かな喘ぎ声が聞こえ始めてきた。
「あはっ……あっ、ふっ……あっ……あぁっ」
その焦らすような動きに、日向さんは目をとろんとさせて視線を
空中にさまよわせている。
「はぁ……あっ……あっ……あぁ」
「日向さん、どうです……? やっぱりこっちの方がいいですよ」
「あっ、あっ……うん……だから、私も動くね……」
今度は日向さんが腰を回すように動かす。
「うぅっ!?」
「あっ、夏樹くん、いまのだめだった……?」
「いえ良かったです」
「そう、良かった……じゃあ続けるね?」
日向さんの動きは、俺の分身を掻き混ぜ棒にして膣内の潤滑油を
攪拌しているみたいだ。ぐるぐると根元から回されて、ぬめる膣洞
の壁に先端が擦りつけられる。その度に、隙間の空いた日向さんの
入り口がくちゅりと水音を鳴らす。
「あん……ふぁっ……なつき、くん……」
なんだかどんどん日向さんがエッチになってきてる気がする。元
からエッチだったというか、そういうことには貪欲だったけれど。
今では試行錯誤して、初めてする動作で俺を翻弄しようとすらして
いる。
「くっ、日向さんすごい、すごっ……」
「はぁ、あん、あっ、そ、そうっ? じゃあもっとしてあげる……
んっ!」
俺の身体に跨ったまま、媚笑を浮かべる日向さん。何だかまた主
導権を握られてしまったみたいだ。さっきから俺と日向さんの間を
いったりきたりしてるけど、日向さんが自分から腰を振る痴態が淫
靡でそそられ、自分で動くのをすっかり忘れてしまっていた。そろ
そろ当初の予定を遂行する頃合だろう。
「あっ……日向さん、そろそろまた俺も動きますよ」
「うん、お願いっ……」
俺はまた小刻みに腰を揺らして勢いづけると、一気に力を込めて
腰を跳ね上げる。密着していた結合部が離れ、日向さんの身体が僅
かに浮いた。
「んっ、あっ、あっ!、いきなり激しいっ!」
分身が半分ほど抜けていくが、日向さんが覚えたての膝のばねを
使って、すぐにまたずぶずぶと飲み込んでいく。
「ぐっ! 日向、さんこそっ、締め付けがすごくて……っ!」
日向さん自身で快感を貪り続けていたせいか、膣洞はかなりきつ
く締まっていたが、あふれる潤滑油と引力に助けられてそれほど辛
くはない。
「ひぃあぁっ! なつきくんのまたっ、奥まできてっ……」
再び腰を突き上げる。まるで貪るようなセックス。お互いが、お
互いを求め合って、今にも融けだしそうな熱が篭る。心の底から楽
しい、そう思える。
「ひあっ! んぁああっ、つきあげっ、られちゃってるっ」
ぐちゃぐちゃと膣内を分身が暴れ、掻き回す。結合部が泡立ち、
より粘稠な音を奏でていく。日向さんが、俺の体の上で跳ねるたび
に、腰骨が軋むような感触があるが、喜びと快感でかき消されて苦
にはならない。より安定を求めて、空いた左手で日向さんの太腿を
押さえる。
「ふぁっ、あぁん、あぁっ、ひやぁっ!」
「日向さんっ、日向さんっっ!」
「あっ、あっ、だめに、なっちゃうっ!」
「ふっ……だめに、なってくださいっ、ひなたさん!」
「なつきくんのっ、すごいっ……すごいの……ふぁぁっ」
きゅきゅっと断続的に収縮する膣洞に、何度も何度も腰を突き上
げて、自らの分身を奥へと捻じ込む。その都度日向さんは跳ね上が
り、目の焦点が合わなくなってきている。しどけなく涎を垂れ流し、
意識を保つのも精一杯といった様相だ。握られた手に、意志を離れ
て痛いくらいに力を込められているのがその証拠だ。
「ひゃぁっ……夏樹くんっ、激しい、激しすぎるっ」
「日向さんのなか、気持ち良過ぎてっ、くぅ!」
「おなかが膨らんじゃう……壊れちゃう、よっ、ああっ……」
「そんな、まだまだですよっ」
「あんっ、それじゃ、あっ、もっとっ、もっとっ!」
日向さんの求めに応じて、さらに激しく蠕動させる。俺も日向さ
んの手を握り返し、ほとんど引っ張るように腕を動かす。前後に揺
さぶられる日向さんは、髪を振り乱し、声を震わせながら喘ぐ。
「ふぁっ、やぁっ、ひぁんっ、こんな、こんなのっ……」
日向さんの嬌声が耳に心地よく響く。それが俺の脳の感覚を麻痺
させ、日向さんへの動きも容赦がなくなっていく。
「はぁっ! もう、だめっ……これ以上はもうっ」
「く、ふっ、日向さんっ!」
「だ、め……夏樹くん、いっしょにっ!」
「はいっ、いつでも、どうぞっ!」
先端に溜めた力を跳ね除けようと、腰の奥底から湧き上がってく
る射精感。それを搾り取ろうとする日向さんの中の動きにもう我慢
も限界に近い。
「あっ、ふあああっ、あああああああっ!!」
日向さんが絶叫する。俺はこれで最後とばかりに、日向さんを突
き上げ、高く跳ね上げさせる。それによって起こった収縮が呼び水
となって、俺にも限界が訪れた。
「う、あ、あっ……」
さっき出したばかりだというのに、日向さんを貫かんばかりの勢
いで白濁液を膣内に撒き散らしていく。それが日向さんの収縮のた
びに、びゅくん、びゅくんと出続けた。
「ああっ……夏樹くん……」
すっかり弛緩した日向さんは、仰け反って後ろに倒れそうになる
が、繋いだ手を引っ張ると、そのまま俺の胸に収まった。ひくひく
と余韻で蠢く膣洞が、尿道に残った白濁液を押し出していく。
「はぁっ……日向さん……」
「夏樹くん……またお腹の中に出したのね……」
「だって……日向さんのなか、気持ちいいですから」
「赤ちゃんは……まだだめよ?」
「……わかってます」
日向さんは妙にそこの部分に拘っている。自分もさっき日向さん
があんなことを言い出すまでは、ほとんど意識していなかった。確
かに……まだ早いのかもしれないけれど。俺のそんな心配をよそに、
日向さんは俺の胸に顔を埋めると、うっとりした様子で囁いた。
「いっしょ、だったよね?」
「はい、いっしょでした……」
「またしばらくこうしていようかしら?」
今の今まで忘れていたことがあった。それにたった今気づく。日
向さんに目配せするように、視線を逸らした。
「いえ、どうもそういうわけにもいかないみたいです」
「え……どうして?」
「うーん、なんかどうでもいいことのような気がするんですが」
「気になっちゃうよ……なんでもいいから言ってほしいな」
「いえ、さっきからずっと湯船が溢れてるなーって思って……」
>>217-218 もしかしてやっちゃった?
日向さんの名前を初めて呼ぶあたりに
そんなのがあったかもしれないと思って見返したけど
そこは「よくできました」だったし。
なんか言われると気になる。
次で終わります
ワクワク…
エチー部分は終わっちゃったんだけど
それでもやっていいのかな?
いいとも〜!
いいよいいよ。
どうぞやってください。
あと自分217だけど、セリフが実際に本編で使われてたかどうかは
知らないけど、
本編にあったセリフを少し混ぜてもいいと思うよ。
商業目的のSSじゃないんだから。
本編中のセリフを適度に散りばめることで
キャラが立つなら自分的には無問題。
>>218 「よろしい」しか共通点あるとこなかったぞ
ちなみに日向告白前のところ
故あって、何度も日向さんのエピローグを見てたら鬱……
貴方って呼ばれると、とても近くなったはずなのに、なんだかとても遠い存在に感じられて……
日向さんは俺の母親になってくれたかもしれない女性なんだ('A`)
ナンダヨミンナシテ('A`)
おかげで続きが走り書きのようにしか書けない……
年内に終わらせなければ……
お湯が溢れているのに気づいたあとは、まるで何の憂いもないみ
たいに笑いがこみ上げてきて、日向さんもくすくすと笑っていた。
少し激しくやりすぎて疲れていたせいもあるのか、そうなるともう
セックスをするという感じではなくなってしまった。
それからは、二人でごくごく普通に風呂に入った。背中を流し合
ったり、日向さんが長い髪を洗っているのを湯船の中からぼーっと
眺めていたら、のぼせそうになったり。
風呂を出てからは、日向さんが髪を乾かしに行っている隙に喫茶
店と廊下の情事の跡の後始末を一気にやった。脱ぎ捨ててあった日
向さんの制服と、自分のズボンを拾い上げて脱衣所に畳んでおき、
残り香を逃がすために窓を開け放つ。そして俺と日向さんが作り上
げた水溜りを拭いた。廊下のフローリングにはぽつぽつと水滴の跡
が残ってしまったが、乾けば消えると思う……多分。シミが残って
しまったら日向さんは怒って、今日みたいなことは二度とさせてく
れなくなってしまいそうだ。だから念入りに拭き擦った。
それが終わった後に、ちょうど髪を乾かし終わった日向さんと一
緒に夕飯を作って、二人で食べた。昼のときみたいに、日向さんが
また「あーん」をしてきたので、俺も同じことをやり返したが、日
向さんは俺みたいに照れたりせず、嬉しそうにあむあむと咀嚼して、
なんだか悔しい気がした。
そして今は、リビングのソファーに二人腰掛け、肩を寄せ合って
暗くなった窓の外を眺めていた。音といえばゆっくりとした呼吸の
音だけで、穏やかな時間が流れていく。みんなが帰ってくるまでは、
せめてこうしていようという日向さんの提案だった。でもなかなか
みんなが帰ってこなくて、俺が時計を気にし始めると、日向さんは
おもむろに口を開いた。
「ねえ、夏樹くん……さっきのことなんだけど……」
「さっきのこと、ですか?」
「うん……その、ね、赤ちゃんとか結婚とか……。
さっきは真面目に話を聞いてくれなかったでしょ?」
「それは……だって途中でしたし」
「じゃあ、今度はちゃんと聞いてね?」
「……はい」
「ねえ、夏樹くんは赤ちゃん欲しい?」
「え、あ?
ええと、その、あれはつい事の成り行きで言っちゃったんですけ
ど……」
「じゃあ……いらないの……?」
「そういうわけでもありませんけど……
でも日向さん、結婚してからだって言ったじゃないですか。
そんなこと言うってことは、その……してくれるんですか?」
「そのことなんだけど……条件があるの」
「条件、ですか」
「うん……私は夏樹くんが好きよ。
でも、不安が何もないわけじゃないの。
だからずっといっしょにやっていけるように、夏樹くんに頑張っ
てほしくて……」
「俺にできることだったらいいんですけどね……
それで、なんです? 日向さんの言う、条件って」
「それはね……私が認めるような、小春日和のマスターになってほ
しいなって」
「日向さんが認める小春日和のマスターですか……。
結構抽象的ですね」
「夏樹くんが真面目にやってくれたら、きっとなれるわよ」
「日向さんが基準だとしたら……
いつになるかわからないですよ?」
「ふふっ、私がおばあちゃんになる前にお願いね?」
日向さんが認めるような小春日和のマスターってどうすればいい
んだろうか。貫禄のある立ち居振る舞い? おいしいコーヒーを淹
れられること? お店をやりくりする、経営者としての資格? そ
れとも立派な口髭だったり? ……考える時間はたくさんある。
それに俺だって、不安がないわけじゃないが、それは日向さんの
温もりで塗り潰してしまおう。だから今は、日向さんのために誠実
に、果敢に頑張ろう。だって俺には、そうすることしかできないん
だから。
(おしまい)