テリオス「ANGELIUM〜ときめき LOVE GOD〜」

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155名無したちの午後
>>151
藤木隻本人の説明では↓になってるけど…分かるか?(苦笑

>ミレイ(大原魅麗)
>全編中、最も難解なシナリオだったと思う。
>パラケルススの提唱した霊と魂の理論によれば、
>「夢」とは人間の魂と世界の魂が交信を行ってる状態を指す。
>夢の中の出来事を世界が模倣することで、夢は現実となるのだ。
>主人公の体験した数々の現象は夢の中の出来事であると同時に、
>現実として実体化するエネルギーを秘めている。
>そのエネルギーをシルヴィアーナは、からくり時計に溜められた
>澱みと表現してるのである。
>夢でありながら実体化したもの。
>在るけど無いもの。
>無いけど在るもの。
>これを仏教では「空」と呼ぶ。
>「在る(=色)」と「無い」の中間形態が「空」であり、
>「在る」と「空」を同一のものと見なすこと(=色即是空)が
>仏教の根本教義とされている。
>神秘主義の一部に、仏教思想との共通性が見られるのは興味深い
>テーマなのだが、ここではひとまず置いておこう。
>ミレイシナリオの後半、主人公の体験はまさしくこの「空」の
>状態である。
>魔術空間に捕らえられた状況を、プレイヤーに体験してもらうのが、
>このシナリオの狙いだったが、楽しんでいただけただろうか…