めいどいんばに〜・その3

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99998年4月『Say a Little Prayer』より
 『パソコンを持っているなら、通信とかインターネットやりましょう、やらなきゃ、ていうか、やらない奴は変』てなことがよく言われている今日この頃、一応パソコンというものを持っている山本も「インターネットやってないんですか?通信も?…なんで??絶対やったほうがいいですよぉ〜、インターネット」と人から言われることがあるんですが、多分これからも、やらないと思います。
 まあ「ホームページに載せたCGがきっかけで仕事もらいました〜」という話がよくあり、そうかそ一いう手もあるんだな、と思うんですが、別段ホームページ作ってもねえ…そ一いうのって1度作ったら、ちょこちょこ細かく更新しなきゃいけないんだろうし、それと一緒にCGのサービスもあれこれしなきゃいけないし、ただ作ってぽんと公開するだけじゃなしに、人様のぺ一ジと「リンク」できるようにする必要があるんでしょう、…めんどくさー…という気持ちばかりが先に立つんですわ。特に「リンク」とかいうやつについては、山本さんって、はっきり言って友達いないんで、一度山本のページを見たら、移動するときにいちいち長ったらしいURLとやらをぺけぺけ入力しなきゃどこにも行けない、孤島HPになること必至ですんで。
 HPともどもまるで万能の如く言われる「電子メール」にしても、んなもな、郵便と電話とFAXで十分事足りるだろ、なんなら電報ってのもあるし、と思います。なんだか「メールアドレス」というやつ、ポケベルと同じ道を辿っているのでは?持ってみたのはいいけれど、ぜんぜんメールが届かなくて、なんだかそんな自分が人間失格みたいな気がして淋しくなって、『じゃ●〜ル』とかに「メール友達募集」を出している人、たくさんいると思うんれすが。どうでしょう。
 また、メールって、「お手軽」な反面、危険だと思うんですよね。手紙なら、書いて出すまでの間に正気に戻ることがあっても、メールは、感情のままキーボードをぱかぱか叩いて直で送りつけられる。画面の上の文字は、プリントアウトでもしないと形に残らないし、それが果たして本当に本人の手元から送られたのか。アドレスというやつは概念でしかないので、「私が本人です」というのを信じるしかない。逆を言えぱ、顔がないのをいいことに、他人になりすまして御意見無用のやりたい放題ができる。…ま、ここらへんは「現実社会」でも一緒なんれすけど。「私は○○(ペンネーム)です」てえことを公に証明してくれるものは、ないんですから。『オレが誰だか証明する物一切合財なくなっちゃってここにいるのがワタシですう〜♪』という歌がありますが、まさにそれですなあ。「私は山本定吉です」って言って、「いや、おまえ違うだろ」って言われたら、ど一すりゃいいのか。教えてくれミッキー。