>>340 コラム:(インタビュー)刑務所から見えるもの 犯罪学者・浜井浩一さん 2013年1月22日(朝刊15面)
http://www.asahi.com/shimen/articles/TKY201301210502.html (実刑で刑務所に入る人が、高齢者や知的・身体的ハンディキャップを抱えている人たちばかり
増えて累犯化を繰り返し、また刑務所はセーフティーネット化している。この現実に政治の対応は)
00年代の自民党政権は、治安が悪化しているのは日本人のモラルが低下しているからで、
その原因は学校や家庭の教育にあるという『物語』に問題を落とし込みました。モラルの問題
イコール個人の問題であると自己責任論に還元してしまえば、政治は責任を回避できます。
ただ当然のことながら、それでは再犯は防げません。
図書館で別の記事を探していたのに「刑罰には、いわば消費税と同じ逆進性があることです。
同じ罪を犯しても、社会的弱者と強者とでは刑罰の適用され方がまったく違います。」
のくだりに惹かれて、コッチのインタビュー記事を読み耽ってしまったのを思い出したよ
『消費税と同じ逆進性』については、暇を見つけて図書館辺りで記事のパラ見をお勧め
>>147 「学校は――、子供は――、今の世相で――」の読み解き方(『物語』化)で、
体罰を繰り返す教師やいじめる側に回る子供の個人の問題に置き換える今の風潮だと、
10年前の自己責任論の振り出しに戻るだけだと思う