エロゲ表現規制対策本部716

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464109 ◆Vm0e9XVoB6Ud
  無論、バグは早急に塞ぐべきではあるが、基本ソフトやアプリケーションのファイルのバグを突いた、
  サイバー犯罪は日常的に起っており、それを開発者が知り、現実的に対処する時間は過去に置いても、
  常に時間との戦いであった。 そしてその事例が教えるところに依れば
  修正パッチにせよ、緊急の物が先にリリースされるのが現状であり、
  本格的にアプリケーション全体を考えて該当部分(モジュールやファイル)を修正したパッチを
  リリースするには時間が掛かる。 何故ならば基本ソフト上で稼働するアプリケーション同士の
  シームレス化が進み、一部のプログラムの記述を、何も考えも無しにその場しのぎで変えると、
  その影響が、自社のアプリケーションのみならず、他のベンダのアプリケーションに及ぶ可能性があるからである。
  
  好例を挙げれば、MS-OfficeとMS-Windowsとの関係、またはWindowsのサービスパックがある。
  なお、サービスパックは、個別に出たパッチの単純な集合体ではない。
  サービスパック(以降SPと記述)を導入したらシステムが起動しなくなったという事例は
  過去多数存在する。 WindowsNT4.xやWindowsNT.4.x+IE4.01との問題もあった。 

  また、そもそも存在したバグや、攻撃者の悪用したファイルやモジュールを塞いだところ、
  また新たなバグが発生する事は、ソフトウェア業界では日常である。
  同時に、その混乱を待ちかまえて、そのパッチを逆利用(意図するパッチを想定し犯罪を行う)する
  サイバー犯罪者がいる事も忘れてはならないからだ。
 (続く)