行動しなければ現実は1ミリたりとも動かない。そんなのは当たり前の話。
ただ、行動には理由が要る。
誤った根拠を基に行動しない為には、その行動原理の基となる「考え方」を再確認する必要があるし、
その「考え方」に誤りがあるならば、行動原理の誤りを正すうえで、「考え方」の修正を余儀なくされる。
それを、わたしは「理屈」と呼ぶ。
極力、感情に左右されない行動を選択する為に、理性が求める「理屈」だ。
もちろん、たかだか獣よりちょっと賢い程度の、人間の理性が、恒久的に正しいわけがない。
それでも、あらゆるところで議論をして、正確な知識を再確認、もしくは修正をして、
より正しい何かを考えて行動したほうが、何も考えないで行動するよりは、なんぼかマシだと思う。