都条例案での危機下にある、まだ見ぬ皆の衆に。
私は、アニメや漫画やゲームを何れ嗜むであろう、まだ見ぬ皆の衆に対し
論を持って、オタク文化防衛の第一線に立てとは決して申しません。
まだ見ぬ皆の衆に希望することは、かようなオタク文化を飽くまで静かな、
平らかな心を持って接し、将来、益々の発展の基礎を作って頂くことなのです。
そして、心穏やかに見識を広く世界に求め、それを持って想像力豊かに、
また、過去の遺産や負債に囚われることなく、常に新しい発想を持って、
新しい創作物を創り上げ愉しんで下さい。
オタ文化の為と言う狭い愉しみではなく、
誰が為に愉しみ分かち合うと言う広い心を、
どうか育んで頂きたく申し上げます。
2010.05.09