《ハルナ》
・基本的にはNGなし。
主人公以外に男の影もなく、序盤に積極的に接してくる親友キャラに対しても線を引いて接している。
※一部、気になる人がいるかも…の部分があるが、ネタバレを含むため後述とする。
《智枝》
・NGなし。
姉に関しての詳細は、ネタバレを含むため後述。
《アリサ》
・父親がアステリア人(動物耳がない世界の住人)嫌いという設定。
放任がちにみえるが、かなり娘を大切に思っているため、主人公と付き合っていることを知ると
ゲート(異世界への扉)をはさんで主人公と引き離そうとする。
しかし、アリサ本人は主人公と共にいることを常に優先し、本格的に引き離される事は一度もない。
その後も、きちんと父親から許しを貰うので無問題。
《香奈実》
・エステリア(動物耳世界)で人工的に作られたバイオノイドのような存在。
定期的なメンテが必要という事になっているが、これは女性科学者の《アイカ》が面倒を見ている。
男性がメンテ等にたずさわっているか、などの描写はなし。
《ユウキ》
・NGなし……でいいと思うのだが、複雑な世界設定の部分がモロに出ているキャラなので
詳細に関しては後述とする。
※以下は非攻略女性キャラについて
《由佳里》主人公の母親代わり、男の影なし。 《シャール》主人公の担任、男の影なし。
《アイカ》ゲートに携わる科学者、男の影なし。 《雪枝》智枝の姉、ネタバレ含むため後述。
《アカネ》ユウキの母親代わり、男の影なし。 《サラ》ネタバレ含むため後述。
つづく――
※※※物語の核心に触れる重大なネタバレあり
《ハルナ》は、幼い頃にまだ遺跡としての認識しかなかったゲートで記憶喪失の主人公と出会っている。
一人暮らしをしていたハルナは、そのまま自宅に主人公を住まわせ、数年間を共にすごしている。
家族、姉弟としての関係を続けていくうち、互いに両想いだと気づき、ゲートの前で将来を誓い合おうとしていたその時
ゲートの暴走に巻き込まれて二人は引き離される。
後に、アステリアで再開した時には主人公がハルナと過ごした記憶をすべて失っていたため
ハルナは自分と両想い関係であった主人公と、記憶を失っている主人公を同一視できない違和感を抱えているような描写がある。
ルート後半、記憶のない主人公を好きになってもいいのか、といった苦悩も見せる。
記憶を失う前の主人公と、失ってからの主人公を別人とみるかどうかで、判断が分かれるかもしれない。
ただ、ハルナは主人公に対して、記憶を失う前と同じように接してみせたりなど、結局根っこではは同一人物として接しているので
それほど神経質に気にする必要はない、と個人的には思う。
trueエンドで、主人公は失っていた記憶をすべて取り戻す。他ルートでは、ハルナとの記憶を取り戻す事はない。
《智枝》の姉《雪枝》は、調査のためにゲートにはいり、そのまま行方不明になっている。
少々複雑な経緯があって、雪枝は肉体が若返り、記憶を失った状態でエステリアでアリサの父に保護される。
その後、アリサ父と共にすごすことになるのだが、雪枝が成長するにつれ二人は引かれ遭い結婚。
その二人の間に生まれたのがアリサである。つまり、智枝はアリサの叔母にあたる。
アリサを生んで後、すぐに雪枝は原因不明の病気にかかりエステリアで死去している。
つづく――
《ユウキ》は、未来の世界でゲートの暴走に巻き込まれてしまった主人公の妻。
ゲートを通過した影響で、肉体は子供にまで若返り、記憶もすべて失ってしまっている。
ユウキルートでのみ登場する少女《サラ》は、未来の世界で生まれた主人公とユウキの娘。
そのサラの談によると、未来の主人公はサラを過去へ送り出すために記憶を失い、その後病死している。
ルートの後半で、ユウキは失っていた記憶をすべて取り戻すのだが
当然死んでしまった未来の主人公の妻としての想い出+人格を取り戻している。
微妙な点は、物語中の主人公と、未来のユウキの夫だった主人公が同一人物と見られるかどうか、に集約される。
未来の主人公はゲートとタイムマシンを生み出してしまうくらいの天才科学者で、実はゲートを過去に送ったのも主人公自身。
だが、こうなると今の主人公の世界にはすでにゲートが存在しているため、この時点ですでに主人公が未来の主人公と同じ人生を辿らないことは確定している。
おまけに、ゲートが存在しないと、そもそも主人公とユウキが出会うことはなかったはずなのに、未来主人公の世界では二人は普通に結婚している。
この点については、娘のサラが何度も平行世界と時間を行き来して、記憶を取り戻した母と父親の家族三人ですごせる世界をさがしていたと言っているので
ユウキが記憶を失う前にいた世界と、いま主人公がいる世界は別の世界ととらえるのが自然かもしれない。
そうなると、未来主人公といまの主人公は、同じ時間軸に存在しない人物となるのかもしれない。
そこで問題になるのが、ユウキが未来の主人公との記憶をすべて持っている、という部分になるのだが……
これをNGと捕らえるかどうかは、それぞれの判断におまかせ、としかいえない。
ただ、記憶を取り戻したユウキと娘のサラは、現世界の主人公と未来の主人公とを完全に同じ存在として終始接している。
ちと迷いましたが、ひとによっては凄いNG要素になるかもしれないと思い、かなり詳細に書かせてもらいました。
自分自身は比較的なんでもいけるほうなので、プレイしていてストレスは感じなかったけど
プレイした人によって色々と見方がかわりそうな作品でしたので、参考程度に見といてもらえると助かります。
(けっこう流し読みしてたから、重要な部分を見逃してるかもしれない) おわり